キッド・クレオールのバックコーラス三人娘のソロ。ブリリアントにスイングする80sガール・カリプソ・ファンクなB-2「Did You Have To Love Me Like You Did?」や「オズの魔法使い」の人気曲B-3「If I Only Had A Brain」の気の抜け具合が最高! サヴァンナバンド・ファミリーによる最後の傑作と呼べる愛嬌豊かなセンスに酔いしれることが出来ます。.
それまでイギリスでのヒットはあったものの本国アメリカで成功できていなかった彼ら。このアルバムでアメリカでも(日本でもCMで)ブレイクしました。バブリーな香りもあるゴージャス・ポップの連発ですが、サヴァンナ・バンドの中核だった実兄ストーニー・ブラウダー・ジュニアが曲作りに参加。すごくいい曲を提供してます。コリー・デイ、ダリル・ホールも顔だしてます。ジミー・ソウル「If You Wanna Be Happy」カヴァーも最高!.
収録曲・データ
【曲目】The Lifeboat Party / Underachiever / If You Wanna Be Happy / Distractions / Survivors / Call Me The Entertainer // There's Something Wrong In Paradise / It's A Wonderful Life / Bongo Eddie's Lament / Broadway Rhythm / Back In The Field Again / The Seven Year Itch
1980年代後半、キャラクターもしっかり確立され、音楽性は安定しますが、チャート面では彼らはやや下降期に入っていきます。このアルバムも曲は充実しているのに当時は意外なくらい底評価でした。ぜひ再評価お願いします。A面が「In Praise Of Older Women」、B面が「Other Crimes」と、二本立てになっている作品でもありました。B-5「You Can’t Keep A Good Man Down」はジッチー・ダンの人気曲カヴァー。.