スティングの大ヒット曲ではなく、その数年前に元10ccの才人コンビがリリースしていた名曲です。なんとなくスティングに影響を与えてるような気もしなくはないですが、彼らのヴァージョンは独自のギズモアタッチメントを通したコーラスなど内向的でストレンジな感触も。ヨーロッパを中心に彼らの初ヒットとなりました。.
A Englishman In New York (Strange Apparatus).
Silent Running.US盤。いったん解散した後で、ニール・イネスとヴィヴィアン・スタンシャルの二人で基本的に制作された再結成盤。ボンゾ・ドッグ版「Let It Be」だと感じなくもなく、個々のキャラクターを活かした名曲が多いです。ジョン・レノンに歌わせてみたかったフォーキーポップの超名曲「Fresh Wound」そして、ビートルズ「Don’t Let Me Down」へのアンサーソングとも言われる「Don’t Get Me Wrong」も! ニール・イネスのフェイク・ポップ「King Of Scurf」も忘れられない名曲!.
Don’t Get Me Wrong.
Fresh Wound.
King Of Scurf.ドリーミーなブリティッシュポップを70年代に貫いた名グループ、スタックリッジから、よりモダンポップなユニット、コーギスへの転身。シクスティーズ・オマージュあふれる名曲「If I Had You (とどかぬ想い)」収録のファースト。です。ブリティッシュロックとネオアコの間をつなぐミッシングリンクのひとつとも言えます。.
If I Had You.
I Just Can’t Help It.
Young’N’Russian.70年代を通じてELO、ウィザード、ウィゾー・バンド、そしてソロと孤高の存在ながらもにぎやかなキャリアを貫いた才人。AOR的な要素も感じさせる超名曲「Dancin' At The Rainbow's End」収録。ジョン・ボーナムのドラムが聴けるビーチボーイズ風ポップ「Keep Your Hands On The Wheel」など、ヴァラエティ豊かなロッキン・ポップは今作でも爆発! 実は一番聴きやすいアルバムかも。.
Dancin' At The Rainbow's End.
Keep Your Hands On The Wheel.
( We’re ) On The Road Again.アルバム「Scary Monsters」からのセカンドシングル。ニューウェイブディスコなアレンジで、ファッション界の流行の盲目性やそこから転じての軍国主義へ傾倒する風潮をボウイが冷笑的にロックにしました。ロバート・フリップのゆがみまくったギターも印象的です。.
Fashion.
Scream Like A Baby.ロッドのファーストアルバムに収録されていたリリカルな名曲(作曲は元マンフレッド・マンのマイク・ダボ)。じつはこのシングル、「Maggie May」が全米ナンバーワンになった勢いに便乗して後出しされたもの。でも名曲だからいいじゃないですか。フォーキーなロッドのカップリングです。.
Handbags And Gladrags.
Man Of Constant Sorrow.ボビー・ウーマック、チャーリー・ワッツ、イアン・マクレガン、ニッキー・ホプキンス、カーマイン・アピスら豪華メンバーがバックアップした1981年作。メンフィスソウル+AORな「Fountain Of Love」最高ですね! 傑作セカンド「Now Look」お好きな方はぜひ! ストーンズのメンバーとしても定着した時期ですので、もちろんロックンロールナンバーもバッチリです。.
Fountain Of Love.
Redeyes.
1234.アルバム「Diamond Dogs」からのシングルカット。翌年に見せるソウルスターへの転身を予感させるファンクビートだったんですよね。また、アーティスト表記は「Bowie」のみでした。アメリカではノーヒットだったので、このシングル意外とレアです。.
1984.
Queen Bitch.ロイ・ウッドに敬礼! ポップスに対する敬愛を架空のオールディーズバンドの姿を借り、存分に発揮。ロックンロール+スペクターな内容、メロディ、なんと音質の悪さ(!)にまでこだわり、しかも、彼の仕事と確実にわかるコーラスアレンジと、くすぐられまくりの大傑作! フェイクだからこそ愛をストレートに告白出来るというのが、ひねくれ者の真理! ゴッドフリー・ダニエルやマザーズの「Ruben & The Jets」好きには絶対に推薦!.
You Got Me Runnin’.
Crazy Jeans.
This Is The Story Of My Love (Baby).クリーム解散後のファーストソロ。ジャズロックアルバム「Things We Like」の方が先に録音されていましたが、こちらがファーストとしてリリースされたのは、やはりクリーム・ファンの要望にも応える歌モノだったから? クリス・スペディング、ディック・ヘクトール・スミス、ジョン・ハイズマンらを迎え、ゲストもジョージ・ハリスンなど豪華。作詞にはクリームからの継続でピート・ブラウンが参加。グルーヴィーでエッジの立ったジャンル横断的ブリティッシュロック! 歌もベースプレイもやっぱりすごいです!.
Never Tell Your Mother She’s Out Of Tune.
Weird Of Hermiston.
The Ministry Of Bag.70'sUKポップ大名盤「Second Flight」のUS盤。ヒットシングル「January」をA-1に配置し、ジャケットもUK盤とは異なる異色なイラストに。でもこのUS盤で実現した「Bad To Me」「You're Devotion」「You’re My No.1」と続くB面の流れがいいんですよ! イギリスからしか生まれえない純正UKハーモニー・ポップは一度はまると中毒になりますね。インスト曲「55° North 3° West」も気持ちが高揚します! かっこいいリフと突き抜けるように気持ちよいシンセ・グルーヴ!.
Bad To Me.
January.
55° North 3° West.ご存じイギリスのひねくれ系ロックバンドの名作。ドリーミーなセカンドアルバム「Friendliness」が人気ですが、このサードも良いですよ。パイロット的なポップ性を身につける一方で、南米的メロディが印象的な大名曲「The Road To Venezuela」なんかがあったり。もっと聴き直されるべき!.
Fundamentally Yours.
The Road To Venezuela.
Pinafore Days.アルバム「Heroes」のオープニングを飾った強力なロックナンバー! ロバート・フリップのギターの音色もこの曲の異色を後押しします。最高にかっこいいですが、アメリカではノーヒット。カップリングはアルバムB面からのアンビエントを収録というのもすごい。ドイツ盤ピクチャースリーヴでの入荷です。.
Beauty And The Beast.
Sense Of Doubt.フリートウッド・マックのオリジナルメンバーにして、ピーター・グリーンの影に隠れてほとんど語られることがなかったセカンドギタリスト。そんな彼のファーストソロは、ロック史上に刻まれるべき歌声の驚異的なひ弱さ! 演奏はめちゃめちゃ達者なのに覇気がない、とてもナードなロックンロール。ある意味で、坂本慎太郎的な響き。これは今こそ評価されるべきでしょう。.
Linda.
The Shape I’m In.
Jenny Lee.元クリームのジャック・ブルース。その名前が重たくのしかかりそうなところを、ジャズ志向や幅広い音楽性で活動を広げた才人でした。本作はサードアルバム。クリス・スペディング、ジョン・マーシャルとのトリオで臨み、ギター、ドラム以外のパートは自身の多重録音。ハードでありながら知的。そして繊細な曲での表現の深さにうなります。ブリティッシュロックの”らしさ”を体現した1枚。.
Victoria.
Smiles And Grins.
Folk Song.カート・ベッチャー&ブルース・ジョンストンのプロデュース(カートはエンジニアリングも手掛けています)。ジョージ・カヤナスの相棒であったフィル・ピケットがバンドを離れていた時期に制作されたアルバムということもあって、ふたりの才人の手引きは心強かったでしょう。オーヴァー・プロデュースにならず、セイラーらしさがちゃんとある一枚に。でもコーラス・アレンジやディスコ趣味にはカート・ベッチャーの気配が。USでの発売はありませんでした。.
Stay With Me Now.
Romance.
My Girl (She Knows What To Do).プラスティック・ペニーは1960年代後半のイギリスで活動したフォークロック/ソフトロック・グループ。2枚アルバムを残し、こちらがファースト。第二期マンフレッド・マンや「Village Green」期のキンクスにも通じるフォーキーなサウンドと、重たくうねるサイケデリアが共存。その混ざり合いがイギリスっぽいです。アソシエイションやビートルズ、ディランをまっすぐにカヴァーする若さも好感。.
Everything I Am.
Strawberry Fields Forever.
Mrs. Grundy.ドリーミーさが格別なセカンドアルバム。70年代の英国ポップに慎ましやかに咲いた名バンドです。ビートルズやドノヴァンあたりの影響を英国風味のメロディ+トラッドにも通じるアレンジを交えながら、ハーモニー抜群なソフトコーラスも披露。プログレの範疇でも評価されるスタイルへと変遷を見せつつリリースを重ね、解散後に中心メンバーはコーギスを結成します。.
Anyone For Tennis.
Syracuse The Elephant.
Friendliness Part 1.ハイファイのデータベースに残る過去のコメントを見ていたら、彼らをイギリスのジョー・ママにたとえた文章がありました。それは言い得て妙。多忙な作曲家、セッションシンガーとして引く手あまただった黒人シンガーとスタジオミュージシャンたちの顔ぶれは、UKポップシーンの裏方オールスターズという趣もあります。ヒット曲のない本作は比較的地味な印象ですが、相変わらずのグッドフォーキーポップ。そしてジャケ通りの秋冬向け。.
Count Me In.
Sunday.
John Brown’s Down.ベルリンでレコーディングされた問題作「Low」からのシングルカット。クラウトロック色を交えた力強いロックナンバー。全英では最高57位。アメリカでヒットするはずもなし。B面はアルバム1曲目の、これまたかっこいいあのインストナンバー!.
Be My Wife.
Speed Of Life.ザ・ハードは若きピーター・フランプトンが在籍していたバンド。ピーターがハンブル・パイ結成のために脱退し、残ったメンバーが続けた活動のなかでリリースされたシングルオンリー。これがエモーショナルなブルーアイドソウル風味で、すごくいい曲! B面はカントリーロック風で、この時期のイギリス人たちが憧れたアメリカの写し絵のよう。.
You’ve Got Me Hanging From Your Lovin’ Tree.
Don’t Wanna Go To Sleep Again.AORというより、正確にはイギリスに数多く存在したホワイト・ソウル風味のロックグループと言った方がいいでしょうね。ベーシストとして正式メンバーにもクレジットされているトニー・ヴィスコンティのプロデュース。れっきとしたロンドン録音なのに、グループ名はアメリカのネブラスカ州オマハの保安官という意味。そんなちょっとひねったセンスが、ファンキーなサウンドに陰影を与えています。もしノーマークだったら是非!.
Quiet Please.
Me And Bob Seymour.
Show Me The Sunshine.デイヴ&ジョー・アン・ケリーがヴォーカルを務め、ミック・フリートウッドにダニー・カーワンら、名うての凄玉たちがバックを務めた強力ユニットのセカンドアルバム。アーシーでファンキーなブルースや快活なロックンロール大会で、これはまるで最高のパブロック! 有名すぎてパブで演奏する必要がなかったからパブロックと呼ばれなかっただけで、音楽を愛する心は何も変わりがないと信じられます。聴かずに済ますのはもったいない。.
Too Late For That Now .
Put A Record On.
Beggar By Your Side.元アニマルズという肩書きがいらないほど本国イギリスではソロ・パフォーマーとしての名声が定着していたアラン・プライス。ロンドンのロイヤリティシアターで行なったコンサートを2枚組で収録したライヴ盤です。なんとこれ、テレビ中継もされたんだそうですよ。いろいろと名曲は多いんですが、「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」そして「Poor People」が続けて演奏される瞬間にはアドレナリンがあがりました!.
Simon Smith And The Amazing Dancing Bear.
Poor People.
In Times Like These.ポール・マッカートニー直系のポップ・センスと、ジョン・レノン的な繊細さを兼ね備えた才人。70年代後半に大ブレイクしますが、ハンブルバムズとスティーラーズ・ホイールの間に発表されたファースト・ソロは、まさに珠玉という言葉がふさわしいSSWアルバムです。パワーポップとパブロックの隙間に咲いたこの花、けれん味もなく、素敵です。.
Mr. Universe .
Make You, Break You.
New Street Blues.スキャフォルドがヒットさせた「Thank U Very Much」をもうちょっとブリティッシュビート風に寄せてカヴァーしたシングルです。奇しくもビートルズのレーベルと同じ名前だったせいか、これ1枚でキャリアを終えたグループでした。B面なんてナイスなソフトポップなのに。.
Thank U Very Much.
Your Heart Is Free Just Like The Wind.シアトリカルなグラムロックといえば彼ら。あらためて聴くと、グラムというより同時代のキンクスがやっていたようなロックオペラ的世界にも近いんですよね。リーダーのスティーヴ・ハーレイのクセの強いキャラクターも含めて、日本では結構な人気がありました。これがファーストアルバム。邦題は「美しき野獣の群れ」でした。.
Hideaway.
Muriel The Actor.
Crazy Raver.元ハード。そして70年代後半、ライブ盤「Frampton Comes Alive」で全世界を席巻した彼が、事実上のセカンドソロとしてリリースしたアルバム。バンド名義になっています。当時まだフランプトンは23歳。若い情熱を巧みなソングライティングで表現しています。キーボードで参加しているのは、のちにイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズのメンバーになるミッキー・ギャラガー。彼の音色、とてもよいです。.
All Night Long.
Don’t Fade Away.
Do You Feel Like We Do.ロッド・スチュワート「セイリング」のオリジネーターとしても有名な彼らですが、イギリス的なくもりとウェストコースとへの憧れをうまく調和させたサウンドは、どの作品でも安定のよさ。時代を反映してシティポップ感覚を増してきた本作も、とてもいいのです。すごくおしゃれなわけじゃないけど気が利いてて、70年代ポップス好きの琴線に触れるのです。.
Dark Powers.
Something’s Burning.
Slipstream.ジョージ・ハリソンが自らのレーベルDark Horseで送り出した男性デュオ。ジョージがプロデュースし、全面的にバックアップしているのでバックアップメンバーはやたら豪華ですが、内容はギャラガー&ライルなどが好きな人に最適の秋色サウンド。ポップさとスワンプ色の入り交じってほろ酔いです。.
Gravy Train.
China Light.
Elly-May.