A-1「One Last Look」の中盤に小傷によるプチノイズが4回ほど入ります。他は概ね良好です。
AORとの地続き感も出たサード・アルバム。
自身のソウルフルな資質をリトル・フィートの面々や、ジェフ・ポーカロ、チャック・レイニーらLAのセッションメンと共に、ニューオリンズ、カリブ海方面まで敷居を広げて追求したサード・アルバム。。ビル・ペインが提供した「One Last Look」やローウェル・ジョージ作「Spanish Moon」での真夜中っぽいグルーヴ感はAORと地続きでもあります。.
アルバム半分の曲をアラン・トゥーサン、ミーターズと制作したことで知られるジェス・ローデンのファーストソロ。「Reason To Change」など、鋭角的なビートはかっこいいですが、イギリス制作の残り半数にも魅力あり! テンションコード使いまくりの16ビート「On Broadway」や「I'm On Your Side」なんか、ほろ苦さが気持ちよくて改めて目から鱗です。.
70年代を通じてELO、ウィザード、ウィゾー・バンド、そしてソロと孤高の存在ながらもにぎやかなキャリアを貫いた才人。AOR的な要素も感じさせる超名曲「Dancin' At The Rainbow's End」収録。ジョン・ボーナムのドラムが聴けるビーチボーイズ風ポップ「Keep Your Hands On The Wheel」など、ヴァラエティ豊かなロッキン・ポップは今作でも爆発! 実は一番聴きやすいアルバムかも。.
UKブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジェス・ローデンのセカンドにして傑作。伊達男な感じがアルバム全体に漂うメロウAORなアルバムです。幕開けの「Misty Roses」極上カヴァーの美しさ。ホーンが心地良い「In Me Tonight」の洒脱なグルーヴ・チューンにも昇天必至。一時の人気も落ち着いた今、改めて聴くとさらに楽しめるようになりましたね。.