現在もキーボード奏者として裏方で活躍するUKのブルーアイドSSW唯一のソロ。ここに収録されたドゥーワップライクなモダンポップの名曲にしてヒット曲「Eighteen With A Bullet(憧れのヒットチャート)」は、もともとコリン・ブランストーンが歌う予定だったとか。ファルセットを活かしたグッドタイムでメロウなナンバーの目白押し!.
収録曲・データ
【曲目】Eighteen With A Bullet / A Whole Pot Of Jelly (For A Little Slice Of Toast) / Hold Me Closer / Shadow Of A Doubt / Anytime // Please / Lovin' As You Wanna Be / Kangaroo Dip / Number One Priority / Shining Eyes
アルバム半分の曲をアラン・トゥーサン、ミーターズと制作したことで知られるジェス・ローデンのファーストソロ。「Reason To Change」など、鋭角的なビートはかっこいいですが、イギリス制作の残り半数にも魅力あり! テンションコード使いまくりの16ビート「On Broadway」や「I'm On Your Side」なんか、ほろ苦さが気持ちよくて改めて目から鱗です。.
魅力的だとはちょっと言い難いジャケットのせいで損しているアルバムです。70年代に入って彼がさらに惹かれたアメリカのSSWサウンドと、自身のジャズ的なセンスがとてもうまく融合した一枚だと思うのです。ボズ・スキャッグスの「We Were Always Sweethearts」や、マーク・ベノの「Hall St. Jive」などを選び出す着眼がさすが。彼のオリジナル曲も良いですよ。US盤とは選曲違い。.
「憧れのヒットチャート(Eighteen With A Bullet)」というスマッシュヒットを持つイギリス人職人キーボーディストが、今度はチリチリノイズがするレコードをテーマにリリースしたシングル。これはレコードファンにはたまらないテーマです! ニューオリンズ・スタイルのアレンジも最高。シングルのみのリリース。.
ロンドンのカリブ系移民の若者たちが結成した1970年代型スティールバンド。UK盤とは異なり、名門IslandからのリリースとなったUS盤は、同タイトルのファーストと76年のセカンド「Yellow Bird Is Dead」から選曲された全10曲。カリプソというより同時代のファンクやレゲエを意識したヴォーカル&インストゥルメンタル形式。A面に並んだ「Love’s Theme」と「Theme From Shaft」最高です!.
UKブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジェス・ローデンのセカンドにして傑作。伊達男な感じがアルバム全体に漂うメロウAORなアルバムです。幕開けの「Misty Roses」極上カヴァーの美しさ。ホーンが心地良い「In Me Tonight」の洒脱なグルーヴ・チューンにも昇天必至。一時の人気も落ち着いた今、改めて聴くとさらに楽しめるようになりましたね。.