70年代を通じてELO、ウィザード、ウィゾー・バンド、そしてソロと孤高の存在ながらもにぎやかなキャリアを貫いた才人。AOR的な要素も感じさせる超名曲「Dancin' At The Rainbow's End」収録。ジョン・ボーナムのドラムが聴けるビーチボーイズ風ポップ「Keep Your Hands On The Wheel」など、ヴァラエティ豊かなロッキン・ポップは今作でも爆発! 実は一番聴きやすいアルバムかも。.
UKブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジェス・ローデンのセカンドにして傑作。伊達男な感じがアルバム全体に漂うメロウAORなアルバムです。幕開けの「Misty Roses」極上カヴァーの美しさ。ホーンが心地良い「In Me Tonight」の洒脱なグルーヴ・チューンにも昇天必至。一時の人気も落ち着いた今、改めて聴くとさらに楽しめるようになりましたね。.
アルバム半分の曲をアラン・トゥーサン、ミーターズと制作したことで知られるジェス・ローデンのファーストソロ。「Reason To Change」など、鋭角的なビートはかっこいいですが、イギリス制作の残り半数にも魅力あり! テンションコード使いまくりの16ビート「On Broadway」や「I'm On Your Side」なんか、ほろ苦さが気持ちよくて改めて目から鱗です。.
魅力的だとはちょっと言い難いジャケットのせいで損しているアルバムです。70年代に入って彼がさらに惹かれたアメリカのSSWサウンドと、自身のジャズ的なセンスがとてもうまく融合した一枚だと思うのです。ボズ・スキャッグスの「We Were Always Sweethearts」や、マーク・ベノの「Hall St. Jive」などを選び出す着眼がさすが。彼のオリジナル曲も良いですよ。US盤とは選曲違い。.
「憧れのヒットチャート(Eighteen With A Bullet)」というスマッシュヒットを持つイギリス人職人キーボーディストが、今度はチリチリノイズがするレコードをテーマにリリースしたシングル。これはレコードファンにはたまらないテーマです! ニューオリンズ・スタイルのアレンジも最高。シングルのみのリリース。.