ロッド・マキューンが音楽に全面的に関わったビートニクなガールもの映画のサントラ。ジャズ味と文学的ムードを効かしたサウンドが昔から人気です。オーケストラ・アレンジはマッケン専属のアーサー・グリーンスレイド。華やかながら切ないワルツ「Run To Me, Fly To Me」が今の気分。主役のジニヴィエーヴ・ウェイトは70年代にロリロリなソロ・アルバムを出してるあの娘です。.
多作で知られる彼のサード・アルバム。Decca移籍後の一作目です。フランク・レッサー作のタイトル曲、「Sixteen Tons」のような他人のヒット曲、テリー・ギルキソンやリー・ヘイズの書いたフォークソング、そして自作「Jump Up (In A Field Of Clover)」を歌っています。ジャンルをこんなに横断した選曲なのに世界にはいつも彼ひとりだけ。つくづく不思議なムードの孤独をまとった才人。ハープが効果的にアレンジに使用されています。.
モート・ガーソン、リンカーン・マヨーガ、アニタ・カー、トミー・モーガンをそれぞれアレンジに迎え、自作やジャック・ブレルの曲に英詞を付けた曲を歌います。リンカーン・マヨーガと共作の「Before The Monkeys Came」の不思議なポップさに引きこまれます。知れば知るほどこの人の歌声の深みにはまってゆきそうです。.
収録曲・データ
【曲目】The Hurtin' / You / Before The Monkeys Came / The Summertime Of Days / The Women / Zangra // Down At Mary's Old Time Bar / Meantime / Open The Window And See All The Clowns / I'm Strong, But I Like Roses / The Statue / Ain't You Glad You're Livin', Joe / Loneliness In Crowds