アーサー・ライマンの今聴くべきアルバムはこれかもしれません。安易な企画物と見間違えそうなアートワークや、選曲のポップさ=チープさという偏見が、この傑作を素通りさせていたんだと思います。A-1「The Windmills Of Your Mind」でのソリッドなリズムに驚くヒマもなく、続く「Talk To The Animals」「Mrs. Robinson」のかっこよさに常識をくつがえされます。ジャズアレンジの「With A Little Help From My Friends」にも口あんぐりです!.
収録曲・データ
【曲目】The Windmills Of Your Mind / Talk To The Animals / Mrs. Robinson / Love Is Blue / Those Were The Days / With A Little Help From My Friends // Camelot / Sunrise Sunset / The Look Of Love / Honey / The Sound Of Silence
ハワイの男性コーラスカルテット。同レーベルより発表したデビュー作「On The Rocks」がハワイのトラッド系作品の代表作だとすると、このセカンドはエキゾ色強めながら正統派ジャズコーラスに。「Breeze And I」「Prefidia」などではハワイアンラウンジ感満点+ジャズハーモニー。緩急の変化を見せるリズムの処理、意表を突いたストリングスなど、アレンジャーアイデアが抜群なのです!.
ジェラルド・ウィギンスの名でも知られるピアニストが、全編オルガンで通したアルバムです。ウィギンスとドラムス、サックス(ハロルド・ランド)という編成。ハモンドの響きも気持ちいいし、オルガントリオ(ベースレスの場合)はドラマーの自由度も楽しめるのですよね。「Night In Tunisia」など構成の緩急も楽しいです!.
ハワイの男性コーラス・カルテット。同レーベルより発表したデビュー作「On The Rocks」がハワイのトラッド系作品の代表作だとすると、エキゾ系コーラスの代表作がこちら。「Breeze And I」「Prefidia」などをハワイアンラウンジ感満点にハモリます。緩急の変化を見せるリズムの処理、意表を突いたストリングスなど、アレンジのホール・ダニエルスのアイデアが抜群なのです! ファーストよりもずっとレアなセカンドアルバム。.