名前に“Groove”とつけるほどのりのり。ソウルジャズ・ファンにはこの人の存在はおなじみですね。「The Madison Time」のかっこよさにビックリ。「The Odd Couple」「Sunday Morning」「98.6」なんて60sポップのヒップなところをぐいぐいと攻め込んできます。ここではインストの「Oklahoma Toad」(デイヴ・フリッシュバーグの名曲)ですが、次作「Workin' On A Groovy Thing」ではあらためて歌入りヴァージョンに挑戦してます。.
ビリー・ラーキン&デリゲーツ名義で、60年代半ばからソウルフルなR&B/ジャズ・オルガン・アルバムをリリースし続けた彼の、ソロ名義に転じてのリリース。JBカヴァーのタイトル曲、ヤング・ホルト・アンリミテッドの大ヒットを自分流にリアレンジしての「Soulful Strut」など、聴きどころ多数! 「Born To Be Wild」などロックナンバーのカヴァーもかっこいいですし、ゲイリー・マクファーランド作「13th Death March」もクール!.
ビートルズ・ナンバーのジャズカヴァーは数あれど「Happiness Is A Warm Gun」をやっている(しかも、かっこよく)のはこの人だけ? ファンク的な熱気を帯びたスケールの大きなジャズグルーヴ。多くのミュージシャンを揃えた緻密なアレンジが、ブラックミュージックという根と同居しています。それが、とても感動的に響くのです。タイトル曲もかっこいいです。.
チェンバージャズの金字塔といえる大傑作「Chico Hamilton Quintet」(1955年、Pacific Jazz)をジャケットとタイトルを新装してリイシューした盤です。68年当時の彼をイラストにしているので、内容とはまったくイメージが違います。フレッド・カッツのチェロがすごい迫力。映画「ブギーナイツ」に使用された「The Sage」収録。擬似ステレオミックス。.
67年のモンタレー・ジャズフェスで全米デビューを飾ったヨーロッパ出身の天才ジャズ・ヴァイオリニスト。ザッパと交流し、70年代にはフュージョン界のスターになります。ジョージ・グランツ、ドラマー、ダニエル・ユメールらヨーロッパ組と録音した本作の。ブレントン・ウッド「Gimme Little Sign」では、あのグッドタイミーなソウルナンバーを異種格闘技ばりの手腕でポップジャズ化。「With A Little Help From My Friends」のアレンジも凄い!.
収録曲・データ
【曲目】With A Little Help From My Friends / 3 + 2 = 1 / California / Gimme Little Sign // Pata Pata / Pebble Beach Walk / Pacific Drove / Fort Ord Canon