ジャズとAORの中間をゆく極上のフィメール・ヴォーカル。いわゆるスムース・ジャズの逸品です。ロレイン・フェザーとデヴィッド・ベノワが共作したタイトル曲は、アーバンなナイトライフを演出するスピーディーなブラジリアン・チューン。シーウィンドのカヴァー「Follow Your Road」もAORファンにはたまりませんね。隠し球はラスカルズ「Groovin’」の大胆なジャズAOR解釈!.
これが4人だけの声なのか? 超絶技巧派コーラス集団が大所帯ビッグバンドをバックにノリノリに歌いまくる人気盤。A-1「Tangerine」から、もう人間技とは思えないコーラスで圧倒されます。ジョニ・ミッチェル「Chelsea Morning」や、あの有名な「You Are My Sunshine」も斬新な解釈&快演です! 卒倒します!.
収録曲・データ
【曲目】Tangerine / Laura / Lullaby Of The Leaves / You Are My Sunshine / Sophisticated Lady // A Beautiful Friendship / It Might As Well Be Spring / Chelsea Morning / Dindi / Pieces of Dreams
復活作「Back Again」の勢いのまま出された復活第2弾。16ビートを取り入れた、しなやかなAOR/フュージョン風アレンジがなされ、しかもハーモニーが若い! エレピがクレア・フィッシャーでブラジル風味がトッピングされてるのもキモ。ビリー・ジョエル「素顔のままで」やEW&F「After The Love Has Gone」の絶品メロウカヴァーなど、透き通った溶ろけそうな時間が堪能できます。.
収録曲・データ
【曲目】While We're Young / Just The Way You Are / Quiet Nights / Ain’t Doin’Bad Doin’ Nothin’ / Lazy Afternoon // No More Blues / After The Love Has Gone / Everytime We Say Goodbye / The Night We Called A Day / Mr. Blue
「Judy Roberts Band」や「Night In Brazil」といったAORジャズで聴く者をメロメロにしている才女ジュディ・ロバーツのピアノ・トリオ・スタイルでの一枚。ちょいファンキーなブロッサム・ディアリーといった感じの音は悪くないどころか、今の気分としては最高! スキャットも決めた「Afterthoughts」のアップテンポ・ボサもいい! 大ベテラン、レイ・ブラウンがベース、若手のジェフ・ハミルトンがドラムス。.
収録曲・データ
【曲目】Soft Shoe / Late Late Show / I Know You Oh So Well / Afterthoughts / Slow Hot Wind / I Got It Bad And That Ain’t Good // Teach Me Tonight / I Could Have Loved You So / You’d Be So Nice To Come Home To / Watch What Happens / Crazy
「踊るリッツの夜 (Puttin' On The Ritz)」というグループ名でデビューしたグループ! このセカンドから「The Ritz」となりました。女性二人と男性三人で流れるようにコーラス&スキャット! メンバー自身がアレンジして歌唱、そしてピアノ、ベース、ドラムスを演奏するという才人バンド。ライヴで鍛えられたコンビネーションの良さがレコードのミゾにバッチリ。まるでジャズとラテン、ブラジル音楽のヒップさが集約されたようなオリジナル曲「Baile En La Noche」に脱帽です!.
【曲目】Sweet Georgia Brown / When April Comes Again / Just Friends / The Trouble With Hello Is Good-Bye / I Got Rhythm // Don’t Get Around Much Any More / When The Sun Comes Out / Elenoer Rigby / She Was Too Good To Me I’m Gonna Go Fishin’
ニューオーリンズの地元で活動したピアニスト。ローカルな活動がメインなのですが、思い切りの良いタッチで、思わぬ傑作を生み出すので要注意。本作ではシカゴ屈指のアレンジャー、リチャード・エヴァンスがプロデュースし、ストリングスやコーラスで素晴らしい効果を与えています。彼の書き下ろした「Leija」は、マンシーニの映画音楽のよう。コーラスをまぶした「Ode To Billie Joe」も◎。.
70年代後半のマンハッタン・トランスファーに在籍した美女。世界的にブレイクする前に、脱退してしまったのです。再起をかけたこのソロは、色気と才気がビート強めの80s Jazzとして結実した傑作。「Harold's House Of Blues」のスピーディー&キュートさに卒倒です! アカペラのタイトル曲を始め知的なくすぐりも満点。ジャズへの敬意が失われていないのが、時代を超えたスリルを呼んでます!.
収録曲・データ
【曲目】Harold’s House Of Jazz / Theme For Lester Young / Paper Moon / Interlude / Doodlin’ // Alone Together / Body And Soul / Love Is Here To Stay / Gee Baby / We’ll Be Together Again / Four