ニューオーリンズの地元で活動したピアニスト。ローカルな活動がメインなのですが、思い切りの良いタッチで、思わぬ傑作を生み出すので要注意。本作ではシカゴ屈指のアレンジャー、リチャード・エヴァンスがプロデュースし、ストリングスやコーラスで素晴らしい効果を与えています。彼の書き下ろした「Leija」は、マンシーニの映画音楽のよう。コーラスをまぶした「Ode To Billie Joe」も◎。.
ジャズ系AORシンガーの中でも一級の実力者。きらびやかなピアノの間奏で点数アップのタイトル曲や、夜の海岸沿いが似合う「Lynn」など、ほのかな潮の香りが効果的。このうっすらと効いたトロピカル・フレイヴァーが、80'sサウンドにマッチ。NYへの想いを歌に託した「Night In The City」も素敵。よりアーバンメロウ度が増したセカンド。モータウンでデモシンガーをしていた一時期もあるというロックとジャズ、両方を知るヒップなアーティストです。.
70年代後半のマンハッタン・トランスファーに在籍した美女。世界的にブレイクする前に、脱退してしまったのです。再起をかけたこのソロは、色気と才気がビート強めの80s Jazzとして結実した傑作。「Harold's House Of Blues」のスピーディー&キュートさに卒倒です! アカペラのタイトル曲を始め知的なくすぐりも満点。ジャズへの敬意が失われていないのが、時代を超えたスリルを呼んでます!.
収録曲・データ
【曲目】Harold’s House Of Jazz / Theme For Lester Young / Paper Moon / Interlude / Doodlin’ // Alone Together / Body And Soul / Love Is Here To Stay / Gee Baby / We’ll Be Together Again / Four