戦前からジャズ界を生き抜いてきたヴァイオリンのジョー・ヴェヌーティと、東海岸随一のスタイリスト、ズート・シムズの共演盤第一弾。まず、ジョーが老人であるということを一瞬で忘れさせる「I’ve Found A New Baby」の火の出るような演奏にノックアウト! 老いてからの方がむしろ若々しいというジャズ界の不思議な法則を目の当たりにしたような感じです。.
I’ve Found A New Baby.
C Jam Blues.
The Wild Cat.タイトル通り、アイラ&ジョージ・ガーシュインが残した畢生の名曲群をズートがワンホーンでメロディアスに吹いた好盤。バックはオスカー・ピーターソン&ジョー・パス、リズム隊はジョージ・ムラーツ&グラディ・テイト。安定の演奏と最高のメロディに導かれるよう。ガーシュイン兄弟とあえてクレジットしているということは、本来「歌詞あり」の曲なわけで、まさにズートのソロは歌うようです。.
The Man I Love.
I Got Rhythm.
Someone To Watch Over Me.ウェストコーストジャズの流儀を知り抜く名アレンジャー、ビル・ホルマンを迎えて、彼の指揮したアンサンブルで吹きまくった一枚。限られたメンバー数でビッグバンド的なダイナミズムを生み出し、ソロイストにはちゃんと自由なスペースも与えていますね。知性と肉体が合致。「イパネマの娘」のアレンジも意表を突いたかっこよさ。.
The Girl From Ipanema.
Hawthorne Nights.
Only A Rose.ズートと7弦ギターの名手バッキー・ピザレリの双頭アルバム。リズムセクションはミルト・ヒントンと、ゲストスターとしてクレジットされたバディ・リッチ。4者ともに際立った個性の持ち主だということはA-1「Summerset」を聴けばわかります。リラックスした雰囲気ですが、しっかり相手の音を聴いているからこそのグルーヴが、タイトル曲や二人だけで演奏される「Indiana」などに濃厚。.
Summerset.
Nirvana.
Indiana.名手ズート・シムズが挑んだユニークな多重録音ジャズ。コンポーザーでピアニストのジョージ・ハンディが全曲を書き下ろし、アレンジした4管のホーンセクションを、当時最先端の録音技術によりズートひとりで演奏しています。難解な内容ではなく、オリジナル曲はどれもドライブ感があってさっそうとしています。.
Quicker Blues.
Let’s Not Waltz Tonight.
I Await Thee, Love.