イギリスの北ヨークシャー生まれの詩人にしてSSW。大学卒業後に教鞭生活と平行して始めたクラブでの演奏活動が評判を呼び、メディアに登場するように。これがデビュー作。「ジェット時代の吟遊詩人」とジャケで紹介されています。いかにも英国的な発音と豊かなメロディが相反しながら絡み合う不思議な感触。ブリティッシュフォークの世界でも、あまり似た人を知りません。ピアノ、ギター、ベース、ドラムによる小編成のジャジイなコンボに美しいストリングスもあしらわれます。休日の午後、ひとりで街を歩いたり、外の風に吹かれたりしつつ、物思いにふける、そんなレコード。.
The Last Will And Testment Of Jake Thackray.
Country Bus.
Scallywag.フェアポート・コンヴェンションのツアー・サポートを通して注目を集めたことから、メンバーの協力を得て制作されたデビュー作。アメリカ的なホーボーっぽい資質と、イギリス人としてのトラッドへの愛情が垣間見える名作。英国的な“くもり”のかかった端正なヴォーカルは、いつもはるかな景色を見せてくれるのです。.
Sometimes.
Scarlet And Grey.
Nursery Tale.アメリカに憧れすぎてフェアポート・コンヴェンションを脱退。マシューズ・サザン・コンフォートで3枚のアルバムを作り終えて転じたソロ。初期ソロ作2枚には、アメリカ愛だけでなく英国的な陰影が漂うのです。このセカンドこそ、もっともっと評価されるべき名作。ネオアコ的ですらある甘酸っぱく切ない声とメロディ。アカペラコーラスの「Da Doo Ron Ron」にオドロキ! この直後にイアンとプレインソングを結成するアンディ・ロバーツも参加。.
Da Doo Ron Ron.
Tigers Will Survive.
Midnight On The Water.アメリカ音楽への憧憬が募り、フェアポート・コンヴェンションを脱退したイアン・マシューズが結成したグループのファーストアルバム! ずばり、これぞ“イギリスのアメリカ”を最初期に体現したアルバムのひとつ。生まれ持ったナイーヴさはそのままに、アメリカンサウンドに手を伸ばす、その切なさがたまらないのです。.
Colorado Springs Eternal.
A Commercial Proposition.
Fly Pigeon Fly.イアン・マシューズ、サンディ・ロバートンがプロデュースにあたったUK産珠玉のグッドタイム・フォーク・グループ。アメリカのフォーキーたちへの憧れを滲ませつつ、ブリティッシュなくすんだ色合いは隠せない。アコースティックなアンサンブルとハーモニーの美しさは、ヘロンなどの延長線上にあるもの。もっと評価を!.
Silent Emotions.
Don't Turn Out The Lights.
Take A Man.70年代後半以降、アメリカのレーベルとの契約が切れ、フランス、ドイツなどヨーロッパを拠点に細々とリリースを続けていたドノヴァン。このアルバムもレコーディングはウェストコーストですが、発売元はイギリス。アメリカでは翌年のリリースでした。ジェリー・ウェクスラーのプロデュース。ジェフ・ポーカロが一曲ドラムで参加するなどメンバーはとても豪華。「Sunshine Superman」などのセルフカヴァーも不思議なムード。.
I Love You Baby.
Local Boy Chops Wood.
Sunshine Superman.元ペンタングルで夢想的な音楽を持ち味とするジョン・レンボーンと、アメリカンラグタイムやブルースを基調とするステファン・グロスマン、二人のギタリストが共演したライブ盤2LP。二人のデュオで始まり、それぞれソロを挟んで、最後にはまたアルバム片面分のデュオを収録。英米それぞれのルーツ音楽の違いがもたらす味わいの違い、そしてそれがデュオで溶け合うさまなど、ギター音楽ファンのみならず楽しみの多い作品です。二人は共作も多く、息はピッタリ。.
The Shoes Of Fisherman’s Wife.
Lindsey.
Midnight On The Water.カントリー/トラッド的素地を持つイギリスの人気グループ。もともとはリンディスファーンの分家的存在です。彼らの4枚のアルバムはどれも評価が高いですが、このファーストはメロディのいいフォークロックに徹した姿勢が潔い一枚。マディ・プライアとデュエットする「Song Without A Band」の切ない疾走感が最高に素晴らしい。.
Song Without A Band.
Why Can't I Be Satisfied.
Back On The Road Again.ハンブルバムズと言えば、あのジェリー・ラファティが在籍したグループとして知られていますが、実は彼の加入はセカンドから。ファーストではビリー・コノリーとトミー・ハーヴェイのデュオでした。だからと言って、このファーストに魅力がないかと言えば、それは違います。アメリカと違ってヒッピーという文化が無かったイギリスですが、オールドタイミーなフォークを軸にした彼らのスタイルにも、どこかひねたアウトローな気分が濃厚。ポップさではラファティ加入後に譲りますが、人を喰ったUKビートニク感はこっちが上。.
Why Don’t They Come Back To Dunoon.
My Dixie Darling.
Little Blue Lady.イギリスにおけるロックンロールの火付け役となったのはスキッフル。「Rock island Line」の大ヒットでその火付け役となったのがロニー・ドネガン。彼がいなければビートルズも存在しなかったかも、と言われるほどの重要な存在でした。語り口のうまさとグルーヴが味わえる50年代のシングルです。.
Nobody Loves Like An Irishman.
The Grand Coolie Dam.