スムースジャズの先駆けと言えるジャズとAORをクロスオーヴァーした音楽性。90年代のDJ向け復刻盤によって再注目された女性シンガー/キーボーディストです。マイケル・ジャクソン「I Can't Help It」の極上メロウカヴァーで知られる81年作品。ジャズ/フュージョンテイストはそのままに、ブラジル色はより濃厚に。エレピを弾きながら、天を駆けるようなヴォーカル/スキャットを聴かせる彼女の持ち味が存分に発揮された傑作です。.
I Can't Help It.
Country Samba.
Save That Time.ポーランド出身のシンガー、ウルスラ・ドゥジアクの超絶なスキャットをメインにフュージョン志向のサウンドを繰り広げた1枚。圧倒的なヴォーカルテクニックはもちろん、マイケル・ウルバニアック、ジョン・アバークロンビーらが支えるバンドのグルーヴもエッジーで最高。サンプリングソースとして重宝されたのもうなずけます。高速グルーヴ「Shenkansen」や「Kasia's Dance」からぜひ彼女の世界にどうぞ。.
Kasia's Dance.
Shenkansen.
Roxanna.スウェーデン出身のジャズシンガー。ビル・エヴァンスと共演した「Waltz For Debby」のあまりに美しい歌声で知られています。本作はサド&メル・オーケストラをフィンランドに迎えて録音した1枚。ブロッサム・ディアリーの「Long Daddy Green」や同郷のラルス・ガリンの曲を採り上げて、気持ちよく歌っています。アメリカでのリリースは少ないのが残念です。.
Long Daddy Green.
Happy Again.
The Groove Merchant.冒頭を飾る「It Ain't Necessary So」がすごい。ルーファス・リードのよく歌うウッドベースとなまめかしく絡み合うヴォーカルにゾクゾクッ。ほとんどふたりのデュオと言ってもいいくらいのスリリングで静かなグルーヴ。アルバム全体を覆うクールな空気は、彼女のジャズシンガーとしての真価を物語っています。ピアノにディック・カッツ、ギターにジョー・ピューマ、バリトン・サックスにペッパー・アダムス、ドラマーにメル・ルイス。クールなメンバーです。.
It Ain't Necessary So.
I Got Rhythm.
Someone To Watch Over Me.正統派美人ヴォーカリスト、スザンナ・マッコール。彼女がイギリスに招かれてレコーディングしたハリー・ウォーレンのソングブックアルバムです。ピアニスト、キース・インガム率いるカルテットをバックに、心地よくスイングします。もちろん曲が名曲ばかりというのもあるんですが、クールさのなかにきちんと心を込められる彼女の歌声が、やっぱりいいですね。ボッサな「I Only Have Eyes For You」すばらしい!.
Lullaby Of Broadway.
There Will Never Be Another You.
I Only Have Eyes For You.「Over The Rainbow」や「Old Devil Moon」などスタンダードソングの多くを作詞したエドガー・イップ・ハーバーグ。作曲家たちに比べてあまり語り継がれることのない彼の功績に敬意を評したソングブックアルバム。スザンナ・マッコールの歌はここでも素晴らしく、シンプルなピアノトリオでの理想的なジャズスイングを教えてくれます。.
Old Devil Moon.
Ding Dong, The Witch Is Dead.
Thrill Me.かつてDJ向けコンピ「Jazz Juice」にこのアルバムから「So High」が収録されたことで、ヴォイスパフォーマー的側面も強い独自の音楽性が大きく再評価されました。ニューヨークで生まれ育った彼女。若き日にソロでシングルもリリースしていますが、本格的なアルバムデビューは40代になってから。その分たくわえられた音楽イディオムを一気に解き放った本作、今聴いてもまったく古くない。ブロッサム・ディアリー「Sunday Afternoon」カヴァーもかっこいい!.
So High.
Jitterbug Waltz.
Sunday Afternoon.