イーディ・ゴーメが数々のミュージカル・ナンバーをドン・コスタのアレンジで歌った一枚。まさにジャケのイメージ通り、大きく腕を広げて前身で歌っているような華やかなナンバー中心で、彼女の歌のうまさと天性の華が光り輝いています。ゴージャスで洒落た「I Don't Care」あたりもいいし、多重録音で彼女自身とハーモニーを重ねる「You're Just In Love」なんかも素敵すぎます!.
収録曲・データ
【曲目】I Don’t Care / You’re Just In Love / My Funny Valentine / You Can’t Get A Man With A Gun / Always True To You In My Fashion / Guys And Dolls // I Can’t Say No / Hello Young Lovers / Thou Swell / I’m Gonna Wash That Man Right Outa My Hair / Baubles, Bangles And Beads / Johnny One Note
【曲目】La Cumparsita / Fandango / Naipe Marcado / Gricel / Vals De La Evocacion / La Tablada // Mimi Pinson / El Irresistible / Bailonga / Tanguera / Tango Rapsodia Parts One And Two
日本ではAORとソウルの両方で人気があったシンガー。サウンドにブラコン的な切れ味が増した83年の作品です。マーヴィン・ゲイも歌った「Ain't That Peculiar」や、ビージーズのギブ兄弟作のナンバーなども取り上げています。気持ちいい伸びやかなビブラートヴォイス、コンテンポラリー且つ嫌みのない色気もナイスです。彼はここでアメリカでのキャリアを断ち、ドイツに移住し、2014年に亡くなるまでその地で活動しました。.
まだまだ現役宣言ともいえるアルバム。ボブ・ゴーディオ、ボブ・クリュー、サンディ・リンツァーら長年のスタッフがプロデュースで参加。しかしノスタルジーにはならず、80sエレポップ的なアレンジのポジティヴなアプローチにびっくり! モノトーンズのドゥーワップ・クラシック「Book Of Love」もデジタル・ダンスナンバーになって二度びっくり!.
モッズ定番「You Can’t Sit Down」収録! フィラデルフィアのブルーアイドソウル・グループ、ザ・ダヴェルズ。そこから独立したレン・バリーが「1-2-3」を全米大ヒットさせたタイミングでリリースされたダヴェルズ時代〜独立直後のソロ曲のベストアルバムです。便乗盤ですが、若き日の彼の足跡を知るには最適な1枚。.
収録曲・データ
【曲目】Hearts Are Trump / Don’t Come Back / Havin’ A Good Time / Lockin’ Up My Heart / Save Me Baby / Miss Daisy De Lite // Little White House / Jim Dandy / Bristol Stomp / You Can’t Sit Down / Betty In Bermudas / 36-22-36
「セサミ・ストリート」の歌のおにいさん。プロデューサーのロバート・アレンのオリジナルソングをボブ・ドロウの音楽パートナーであるスチュワート・シャーフのアレンジで歌います。全篇にチルドレンコーラスがあしらわれてますし、柔らかくて親しみの持てる声で歌われる屈託のない名曲には、子供でなくても心にんまり。B-1「So It Doesn’t Whistle」は手拍子ブレイク。切ったり書いたりして遊ぶ見開きジャケ。.
すぐれたギタリストであり、スウェーデン産AORシンガーとしても近年広く評価されているイングマー・ヨハンソン。おそらくこれがセカンド・アルバム。同時代のブラジル音楽に強い影響を受けていたことがよくわかるアルバムです。高速ボッサな「Vad I All Varlden」シティポップ・ファンクな「En My Vision」珍しく英語詞で歌われるオリジナル「Dead-End Street」もよいです。その歌詞を聴くと、CCM的な作品だったこともわかります。.
「Judy Roberts Band」や「Night In Brazil」といったAORジャズで聴く者をメロメロにしている才女ジュディ・ロバーツのピアノ・トリオ・スタイルでの一枚。ちょいファンキーなブロッサム・ディアリーといった感じの音は悪くないどころか、今の気分としては最高! スキャットも決めた「Afterthoughts」のアップテンポ・ボサもいい! 大ベテラン、レイ・ブラウンがベース、若手のジェフ・ハミルトンがドラムス。.
収録曲・データ
【曲目】Soft Shoe / Late Late Show / I Know You Oh So Well / Afterthoughts / Slow Hot Wind / I Got It Bad And That Ain’t Good // Teach Me Tonight / I Could Have Loved You So / You’d Be So Nice To Come Home To / Watch What Happens / Crazy
その全盛時のライヴでは、花道に彼の汗を浴びるために女性ファンが詰め寄ったという英国きってのダイナマイト・ソウルシンガー。男臭いけどすかっとした、後腐れゼロの歌声の魅力はいまもばっちり伝わります。ここでもタイトル曲や「If I Promise」あたりの男気が“さすが”。なにしろバカラックも「007」も認めた表現力ですから!.
楽しいー! 人気絶頂期の彼らのオンステージを収録したライヴ盤。いわゆるヒット曲大会ではなく、大人のオーディエンスも意識したレパートリーを取り入れたエンタテインメント精神溢れるステージ。丁々発止のやりとりも含め、彼らのキャリアとタフさを感じます。どうやってヒット曲を作るのかを歌にした寸劇風「How Do You Make A Hit Song?」で、数々のヒットもちょっとずつ出てきます。ライヴ・バンドのアレンジはチャーリー・カレロと、ちゃんとクレジットされてます。.
ヒップなビートでアレンジした「男と女」でオープニング。60年代のスタイルを知るポップ・ヴォーカリストを求め、各社からいろんなシンガーがデビューしましたが、彼女はさしずめペギー・リーあたりの後継者? 速いロックビートの「Can't Buy Me Love」がめちゃかっこいいです。ヴォーカルも自然にドラマチックでソウルフル。キュート!.
収録曲・データ
【曲目】A Man And A Woman / Theme From “The Sand Pebbles” / Can’t Buy Me Love / Look For Small Pleasures / On A Clear Day / Born Free // Good Things Are Happening / How Insensitive / Summer Wind / My Heart Sings / What Now My Love
【曲目】America / This Guy’s In Love With You / River Deep, Mountain High / Yellow Bird / Puppet On A String // Do You Know The Way To San Jose / Hey Jude / Mrs. Robinson / Watermelon Man / Sunshine Girl
【曲目】The Man With The Golden Arm / The Man That Got Away / Dragnet / Witchcraft / Harlem Nocturne / There Will Never Be Another You // Peter Gunn / Mack The Knife / Why Don’t You Do Right / Tenderly / Mambo Inn / Undecided
グループ名はコワモテな感じですが、ジャケはかわいい女の子ふたり。内容はそのどちらとも関係があまりない、ドイツ人トランペッターふたりによるラウンジインスト(ティファナブラス風)なのです。いろんな要素がジャケットにありすぎて中身が読めなすぎ! でも楽しい演奏で心もはずみますから音楽に罪はないのです。ラストはギターがやけにかっこいい「Rock Around The Clock」!.