【曲目】Hip Hug Her / Reza / Descarga Numero 1000 / South Of The Border / Manteca // Georgy Girl / Llora Timbero / Trumpets Fiesta / A Man And A Woman / Frenesi
オランダで録音されたという話題性だけでなく、リッキー・ファター、ブロンディ・チャップリンらを加え、ツアーに対応した演奏力とハーモニーを強化。内容も非常に落ち着いた雰囲気で深みのあるアルバムです。名曲「Sail On Sailor」は、そのくぐもったムードが今聴くとハマります。デニスの歌う「Only With You」も忘れがたいです。ボーナス7インチも付いてます。.
このアルバムはすごい! 陽気なラテンかしまし娘スタイルでドアーズ「Light My Fire」やバングルス「Walk Like An Egyptian」ビートルズ「Hey Jude」を次々に料理! その解釈はアヴァンギャルドであると同時に“芸能”でもあり! アウトサイダーミュージックの単行本でも彼女たちに一節割かれてます。ジャケをよく見ると、彼女たち「週刊平凡」の表紙にもなってるんです(笑)。.
収録曲・データ
【曲目】Neutron Dance / Light My Fire / These Boots Are Made For Walkin’ / Ding Dong, The Witch is Dead / Besame Mucho / What Have I Done To Deserve This? // Walk Like An Egyptian / El Condor Pasa / Hey Jude / Fever / Golden Earings / Fever
60年代初頭のR&Bシーンで、ハッピーでパワフルなジュークボックスヒットを連発したソウルシンガー。基本はドゥーワップ、そこにカリプソやロックンロールのテイストを存分に投入。体もソウルも気持ちよく動かせる最高のベスト盤です。「New Orleans」「Twist Twist Senora」「Quarter To Three」「Seven Day Weekend」など収録。.
70年代前半も圧倒的なファンク追求で他の追随を許さなかったJBも、このアルバムの頃はちょっと曲がり角と言われていました。ディスコブームを意識した「ハッスル」や「バンプ」といったワードのチョイスには「おや?」と不安になるところもありますが、実はJBファンクの根幹は変わってないのです。「Papa’s Got A Brand New Bag」はリズムや構成を変えたまったくの新ヴァージョン!.
アメリカ出身の二人がカナダで出会い、彼の地で活動を継続。60年代、米国の若者がカナダに逃れた背景には、ベトナム戦争の影が見え隠れします。音楽からは、カナダ暮らしがもたらす北国の寂寥が聴こえるような。アップテンポの「Devil Song」から切ない切ない「There Is A Lady」への流れ、息を呑みます。シンガー・ソングライター名盤としてその筋のファンに知られて来た作品です。カナダ盤はUS盤とは違うアートワーク。.
収録曲・データ
【曲目】Lay Me Down / Willie Boy / Devil Song / There Is A Lady / Take Me Home // Swanee Song / Annalee / Sleeping Gypsy / Sailor Song / Let It Shine
ハレクリシュナ系AORの金字塔グループ、ラサを輩出したGovindaレーベルの1枚。どうやらこの宗教内での生誕劇(誕生から死まで)を主題としたロックミュージカルのアルバムのようです。すこしハード目の曲が続いたあとで、B面に登場する「Learning To Love」「Shyama」がいいですね。ハワイアンコンテンポラリーにも通じる味わい。.
【曲目】Ill Wind / Joey Joey Joey / Make The Man Love Me / How Insensitive / Mountain High Valley Low / Put Your Little Foot Right Out // Lover Man (Oh, Where Can You Be?) / Show Me / Quiet Room / You're My Thrill / What's Wrong With Me? / Days Of Wine And Roses
ファースト・アルバム「Love Will Keep Us Together」のスペイン語盤! 全曲スペイン語です。ダリル・ドラゴンとトニー・テニール夫妻。二人はビーチ・ボーイズのツアーに参加後にグループを結成、発表した自主制作盤が話題を呼んでA&Mと契約。表題曲「愛ある限り」がヒットして一躍スターダムに。これがファーストです。しかし、言葉が違うと、響き方もなんか違って聴こえますね。.
【曲目】I Remember You / Tangerine / Be Careful, It’s My Heart / Nancy (With The Laughing Face) / Long Ago And Far Away / I’ll Get By // There! I’ve Said it Again / Maybe / Symphony / I Had The Craziest Dream / I Don’t Want To Walk Without You / You’d Be So Nice To Come Home To
軽くファンキーにシャッフルする「Make It With You」のためにあるようなアルバム、と言ってしまってかまわないほど、このヴァージョンは素晴らしいと思います。また、それと同時にポップスの黄金律を保ちながら自身を響かせる歌の妙味、モダンなサウンドに目を配りつつ、きちんと貫禄を示す彼女の実力に脱帽します。ポップスやロックまで幅広い選曲の妙も魅力。懐深いおとなのポップスです。.
収録曲・データ
【曲目】One More Ride On The Merry-Go-Round / The Long And Winding Road / That’s What Living’s About / The No-Color Time Of The Day / Let’s Get Lost In Now // Make It With You / Passenger Of The Man / I’ve Never Been So Happy In My Life / You’ll Remember Me / Good-Bye
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。ピンク・マルティーニのファンの人にも聴いてほしいなあ。.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely
この人の成功なくては、ルイス・ジョーダン、スリム・ゲイラード、バブス・ゴンザレスも、ランバート・ヘンドリックス&ロスもジョン・ピザレリもいなかったのは確実。ジャイヴの王様の1930年代から40年代絶頂期の作品を編集した2枚組全20曲。もちろん、ブルース・ブラザースでおなじみ「Minnie The Moocher」も収録。息つくヒマなしのジャンピン・ジャイヴ目白押し! 擬似ステレオでの収録です。.
収録曲・データ
【曲目】Nagasaki / Hoy Hoy / Jumpin Jive / ABI Gezunt / Fifteen Minutes Intermission / A Chicken Ain't Nothing But A Bird / My Gal / St. James Infirnary / I Want To Rock / I'll Be Around / Minnie The Moocher / Honey Dripper / Hey Now - Hey Now / Hi De Ho Man / Oh Grandpa / Jungle King / Two Blocks Down, Turn To The Left / San Fracisco Fan / The Calloway Boogie / Everybody Eats When They Come To My House (Adaptation)
Philadelphia International所属時代のリリースとしてはもっともブルージーな方向に向かった1枚ですが、ポール・デイヴィス「I Go Crazy」の良カヴァーが入っています。これはAORファンも要注意。「ふられた気持ち」のドラマチックなカヴァーもあり。全編を通じて夜更に聴きたいムードです。.