ダンスクラシックとして名高い「Don't Leave Me This Way」収録。その曲を提供したギャンブル&ハフのコンビに加え、マイケル・ラブスミス、スティーヴィー・ワンダーら充実した作曲陣による、メロウなディスコ・サウンドの見本のような一枚。かつて、このアルバムをAORファンにも"イケル一枚"と発見したのはGreat3の片寄明人氏でした。.
夭逝の天使タミー・テレル、モータウンの看板娘メリー・ウェルズ、キム・ウェストンと、60年代にマーヴィン・ゲイがデュエットで発表した作品をまとめたベスト・アルバム。相性という意味では、やはりタミーとの曲が一番ですが、他の2人とも、オリジナル・アルバムでは意外と見逃しがちなので、隠れたイイ曲がうれしかったりします。キム・ウェストンとの「I Want You ‘Round」は、まさにそんな一曲でした。甘いイントロでもうメロメロのラブソングです。.
かつてはスティーヴィー・ワンダーの奥様。この時代はあまり注目されませんが、やはりレベルが高い。彼女のシルキーでキュートな歌声がしなやかなグルーヴに乗って、ブラコン特有の麗しい芳香を放ちます。ウィスパリング・ヴォイスがたまらない「Once Love Touches Your Life」にメロメロです。とろけそうな「To Know」も最高。プロデュースはマイケル・ジャクソンの兄、ジャーメイン。ドラムでジェフ・ポーカロも参加しています。.