うわー、こんなふうにふたりで音を重ね合えたらどんなに気持ちいいでしょう! フランス人ピアニストとデンマーク出身のベーシスト。ジャズの世界で独自のキャリアを築いてきたふたりのデュオアルバム。ピアノを引き立てるためのベースではなく、立場は台頭。スタンダードでも自由に、自在に表情を帰る音楽です。.
Bemsha Swing.
The Continental.
Donna Lee.鬼才とバーバンク・サウンドとの出会いと言いますか、完璧に完成されたノスタルジック・フォーク・インスト。過去のようで、何処でもない時代と場所から響く音です。いつものジョン・フェイヒイらしいギターの響きに加え、不思議な温もりがRepriseでの2枚にはあるように感じます。それがバーバンク・サウンドとの交錯ということなんでしょうか。センス良いレパートリー、丁寧で斬新な演奏、バンドの編成、全てが絶妙なバランス。.
Candy Man.
Horses.
Om Shanthi Norris.LAの大物プロデューサー、スティーヴ・バリがマイケル・オマーティアンと組んだディスコフュージョンプロジェクト。計4枚のアルバムを作りました。これは2作目。メンバーはLAの腕利き達。後のAORシーンで素晴らしい働きを見せるミュージシャンが勢揃いし、ファンキーないい音を出しています。「ロッキーのテーマ」もぐっとくるメロウアレンジ。ジェイ・グレイドンはここから参加。.
Theme From Rocky.
Dance The Night Away.
Part.1 Angry World.マッスルショールズ出身のギタリストがAOR時代に残した極上のブルーアイドソウル作品。当然リズム隊はデヴィッド・フッドとロジャー・ホーキンス。鉄壁のグルーヴです。まずはファルセットも印象的な冒頭「Fill My Life With Love」にKO。真夜中のジゴロを気取った「She's Got Time To Love Me」や「Emily」も◎! 甘く切ないメロディとファンク感覚がしなやかに調和。アメリカでは「Soul」としてこのアルバムを高値設定しているお店も多いです。.
Fill My Life With Love.
She's Got Time To Love Me.
Emily.1930年代からビング・クロスビーやベニー・グッドマンの裏方として活動する傍ら、独自の美意識に基づくシンプルかつストレンジな作品をポツリポツリと発表している才人ピアニスト。このAtlantic盤も強力です。カヴァーに交えた自作の放つ不思議な浮游感は未来的。自ら歌う多重録音コーラスの「Ridin’ Thru The Rye」にビックリ仰天。独創的なジャケットデザインははバート・ゴールドブラット。.
Ridin’ Thru The Rye.
Big Ben Bounce.
Bolero.55年公開の映画「情欲の悪魔」のサントラというスタイルですが、事実上、彼女のヴォーカルアルバムです。この映画は戦前の歌姫ルース・エッティングの伝記をもとにしていたこともあり、ここで彼女がレパートリーにしているのはルース嬢の持ち歌でもありました。パーシー・フェイスが伴奏を施しています。.
Everybody Loves My Baby.
It All Depends On You.
Shaking The Blues Away.R&Bデュオ、ミッキー&シルヴィアの相方で、なおかつ凄腕ギタリストとして50年代になくてはならない存在だったミッキー・ベイカーのファーストアルバム! 冒頭の「Third Man Theme」からぶったまげのスピード感とテクニック。黒人音楽を支えながら。レス・ポールの音響芸術も尊敬していたという彼の、素晴らしい指さばきとスタジオエコー、そしてジャズとR&Bを融合させたセンスによる至福の世界です。メロディとコードを行き来しながらひたすらグルーヴしてゆく唯一無二の大傑作!.
Third Man Theme.
Night And Day.
Baker’s Dozen.彼にとって初の全米トップ10ヒット(最高5位)。じっくりと渋い歌を歌う70年代のイメージを裏切る疾走感。ハンドクラップ&コーラス合いの手でどんどん盛り上がります。だってモンキーズ「I’m A Believer」の作者ですもんね。DJユースも可能なグルーヴ!.
Cherry Cherry.
I’ll Come Running.マッスルショールズのスタジオミュージシャンだったコート(コートランド)・ピケットとジョン・ワイラーのデュオが中心となったグッドタイミーなSSWグループ。ピート・カーをはじめ強者たちがバックアップ。バンドサウンド主体な中に現れるドリーミーな「The Dream」が儚く美しいです。タイトル曲は全米12位の大ヒット。いわゆるワンヒット・ワンダーでした。デュオ解消後、コートランド・ピケットはソロを一枚Elektraに残してます。.
Motorcycle Mama.
The Dream.
It’ll Be A Long Long Time.のちのオーケストラ/サントラ仕事につながるショパン作品集。いわゆるポップス作品ではありませんが、エコー感や弦、パーカッションの使い方に「さすが!」と感じる瞬間が随所にあります。この時期はクラシックをポップスの中でアレンジすることが流行もしていました。「Lonely Surfer」のジャケから数年経った若きニッチェの写真もかっこいい! .
Prelude #6 in D, Op. 28.
Revolutionary Etude.
Prelude #3 in G, Op. 28.ヒット曲「Sky High」のイメージから一発屋ポップバンドと思われがちですが、実は素晴らしいブルーアイドソウルAORバンドです。1966年イギリスはコベントリーで結成といいますから、意外とキャリアも長いのです。本作はAORファンの琴線を刺激するナイスなナンバー「Everytime」を収録していますし、思いがけないメロウさにも胸を打たれます。.
Everytime.
Here We Go Again.
You Bring Out The Best In Me.12歳でデビューしたキューティソウルシンガー。彼女のサードアルバムは、ヒップホップ黎明期の時代とジャストにリンクしたかわいい+かっこいい内容。だってプロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデンですから! ティーンAOR「Guys Like You」もいいし、アーケードゲーム+ヒップホップな「Attack Of The Name Game」も最高。.
Attack Of The Name Game.
Guys Like You.
Tonight I’m Gonna Make You Mine.小さなジャズクラブでのライブレコーディング。拍手喝采は決して大きなものではないけど、素直に盛り上がっていて気持ちいい。豪華メンバーを揃えるのではなく、気心の知れたレギュラーバンドでの演奏。主役のウィリス・ジャクソンはホンカーとしての本領を発揮してぐいぐいと吹きまくります! これぞ本当の臨場感!.
Blowin’ Like Hell.
Blue Gator.
Gator Tail.60'sガレージ名バンドもABC移籍以降は時代の流れに乗り、黒さをたたえたファンキーロックバンドへと進化します。さらに前作からエリック・カズが加入(若き日の歌声も聴けます)。彼の貢献によってバンドは大きく方向転換。ヒップでグルーヴィーなジャムバンド志向へ。インストもいい! フリーソウルアイテムとして人気だったのもうなづける1枚です。.
Slow Down Sundown.
Gulf Coast Bound.
Tonight The Sky’s About To Cry.「パートリッジ・ファミリー」で世界のアイドルとなったデヴィッド・キャシディ。音楽活動も熱心で、彼のソロ作は単なるアイドルポップでは片付けられないんですよ。このアルバムはブルース・ジョンストンとの共同プロデュースで、自分でも積極的に作曲をやってます。パイロット「January」やウィングス「Tomorrow」カヴァーがバッチリはまってます。.
January.
Tomorrow.
A Fool In Love.ニューヨークのロフトジャズ周辺からファンクへと進んだバンド。ポストパンク期のニューウェイヴファンクとも呼応したサウンドで80年代に存在感を示しました。ファーストとセカンドの狭間にリリースされたシングル。カップリング曲はデビューシングルの再演版。.
The Razor’s Edge.
Strangling Me With Your Love.マルクス兄弟の三男坊にして、メガネとひげと真ん中分けのヘアスタイル、そして言葉遊びを連発する強烈な語り口で中心を務めたグルーチョ(英語圏ではグラウチョ)。彼の歌声を記録したシングルです。決してうまくはないんですが、味わいは満点以上!.
Show Me A Rose.
Lydia, The Tattooed Lady.前作「Objects Of Desire」からトミー・リピューマとの共同制作ともいえた関係から離れ、自身の新たなサウンドパートナーを求めたマイケル・フランクス。ここから3作はロブ・マウンジーがプロデュースを担当します。若干デジタル色も強まってますが、基本的にはマイケル・フランクスとしての美学は一貫。ジャケの彼の写真を見ると、意外とまだまだ現役ジゴロで行きたかったのかも。.
Never Say Die.
Never Satisfied.
Alone At Night.かっこいい! サウンダウナーズと言えば、ロジャニコの「Always You」の素晴らしすぎるカヴァーが人気なのでソフトロックとして語られる場合が多いですが、アルバム「Captain Nemo」を聴くとむしろビッグ・スターにも通じるパワーポップセンスが素晴らしいのです。この曲もイントロから痛快! ハーモニーはばっちりソフトロックなのも最高! モノラルミックスはシングルのみ。.
Blue-Green Eyes.
Let It Be Me.UKポップ界の才人マイク・バットがTV番組の着ぐるみ5人組のキャラクター“ウォンブルズ”を使って作り上げた70'sバブルガム・ポップの大傑作。UK制作だけあって、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、グラムロック、この3つのすべての要素が、着ぐるみいっぱいに詰まってます! 「Wombling Summer Party」を次の夏に!.
The Wombling Song.
Banana Rock.
Wombling Summer Party.問題作。53年に亡くなる二ヶ月前に録音されたギターソロのテープをもとに、フランス人ワークショップのギターズ・アンリミテッドが68年にバックの演奏を加えたというもの。これが現実にはあり得ないギミカルでモダンなサウンドを実現しています。熱心なファンには怒られるかもしれないけどこれは最高。「Brazil」なんかありえないグルーヴ感! これはもうリミックスの領域です! 音源は疑似ステレオ加工してあります。.
Brazil.
夜も昼も.
Gypsy With A Song.71年のトニー・ハッチプロデュース作も人気の巣慇懃ロンドンガール。TVタレントとしてデビューした彼女が12歳で録音したデビューアルバムがこちら。チャイルドライクながら、とにかく歌がオトナ顔負けの上手さ。ゲイリー・ナイトが書いた「New Hope」「Georgie Porgie」「Follow Your Dream」の3曲が質の高いガールポップです。.
Georgie Porgie.
Follow Your Dream.
New Hope.Mercury時代からの代表曲「Peaceful」の再演や、彼の個性のすべてが詰まっているセンチメンタルなメジャー7th名曲「Stringman」など、今なお魅力的な作品の数々を収録したサード・アルバム。後々になってブラジル音楽に深く傾斜する彼の未来を予見しているようなサウンドです。なにしろソフトでしゃれたガットギターと優しい声。深夜にどうぞ。.
Stringman.
Peaceful.
Sometimes.70年代前半のソウルシーンに見事な足跡を残した彼らのファーストヒット!(全米3位) ショービズっぽい下世話さを手放さずにきちんとかっこよさまで短い時間で持っていく、それってヒット曲の秘訣みたいなものです。初期ディスコ人気曲。シングルはモノラルミックス!.
Treat Her Like A Lady.
Over At My Place.「Reach Out I'll Be There」「Standing In The Shadows Of Love」という二大ヒットを収録した絶頂期のオリジナル・アルバム。音の粒立ちが良くてビックリです。モンキーズの「Last Train To Clarksville」や、アソシエーションの「Cherish」なんかをやってるのが意外。悲しい恋の歌のはずなのに「I'll Turn To Stone」の切なさを含んだふっきれ具合が最高!.
Cherish.
I'll Turn To Stone.
Reach Out I’ll Be There.アメリカの人気サスペンスドラマで、のちに映画化もされた「逃亡者」。そのオリジナルシリーズ(1963年放映)のテーマ曲をイギリスでカヴァーした7インチです。ジョン・シュローダーはモッドなアルバムの人気作もありますし、とにかくリズムのセンスがものすご。原曲よりもかっこよくないですか! B面なんてめちゃめちゃ爆裂ドラム!.
The Fugitive Theme.
Don’t Break The Heart Of Rumble.ヴィブラフォンが「サタデーナイトフィーバー」で絶頂を極めていたビージーズのディスコな名曲で光りまくり。さえないジャケの企画モノとなめてかかるとえらい目に遭います。アレンジ、プロデュースはテオ・マセロ(サックスでも参加)。ファンキーなバンドサウンドを浮遊するヴァイブの音色が“食べ頃”を告げています。本当に最高!.
How Deep Is Your Love.
More Than A Woman.
Stayin’ Alive.黒人女性ヴォーカリスト、メイヴィス・リヴァースのスインギーでバネのある魅力をダイナミックに引き出したナイス・アルバム! エラ・フィッツジェラルドを小生意気にしたような歌唱にはとてもキュートな味があります。メリハリの効いたビッグバンド・アレンジと、ショーティ・ロジャースのウォームなトランペットの取り合わせも良し。隠れスイング・ヴォーカル逸品!.
I’ve Got You Under My Skin.
Slightly Out Of Tune ( Desafinado ).
My Shining Hour.剛腕ギタリストとお色気美女。「Love Is Strange」の大ヒットで一世を風靡した名コンビです。大ヒットを継承した“Love”路線のシングルです。いつものように仲睦まじいおしどり夫婦ぶりをごりっとしたR&Bサウンドで披露してくれてます。B面にはストリングスも入ってたりする意外性も。.
Love Lesson.
Love Is The Only Thing.トリニダード・トバゴでは、今も国中で無数のスティールバンドが競い合うコンテストが開催されているそうです。60年代、エッソ・スティールバンドの世界周遊演奏などで、この楽器への注目が高まっていった時期の現地録音盤。2つの人気バンドの演奏が片面ずつ収録されています。同じ曲「Melda」を両方ともやっているので聴き比べも一興!.
My Brother Your Sister.
Melda.
Orpheus In Hades.