【曲目】Rhythm Of The Rain / Medicine Man / Good Morning Starshine / Proud Mary / My Little Girl / Hayride // Sugar Coated Candy Love / Back Door Key / 3 Cheers / Orangutan / C. C. Rider / Nothing To Be Ashamed Of
「Latin Ala Lee」に続く、ペギー・リーのラテン・ポップ・アルバム! 前回はギタリスト、ジャック・マーシャルのアレンジでしたが、今回はバックを務めるのはピアニスト、ジョー・ハーネルのグループ。ブラスへのアプローチの違いも見えて面白いですね。リズムも強調されていてかっこいいです。前後をひっくり返したジャケにも拍手!!.
【曲目】Into Space / Nova (Exploding Star) / Lost Souls Of Saturn / Monsters Of Jupiter / Water Creatures Of Astra / Venus // Red Sands Of Mars / Goofy Peepl Of Phobos / Volcanoes Of Mercury / Birth Of A Planet / Frozen Neptune / Moon Rise【Producer】Simon Jackson 【Engineer】Ted Keep 【Cover Design】Garrett-Howard
ソウルフルなタッチのピアノでストレートなモダンジャズからポップソウル路線の作風まで幅広く手掛けてきたレイ・ブライアントのソロピアノアルバム。力強い左手が誘うグルーヴ感が一曲目の自作曲「In Da Back Room」からほとばしってます。ルグラン「What Are You Doing The Rest Of Your Life」ではしっかりと歌心を。.
【曲目】If It Don't Snow / Coal House Woman / Cheap Talk And Lies / Ebony / Le Desole / Aweigh With Words // Rebound Lady / Room At The Top / Sandy / Another Broken Prophet (On The Road) / Campus Glam Opus / Evitez Paris
サイモン&ガーファンクルのリユニオンでNYのセントラルパークでの大コンサートを行う直前にリリースされたスタジオ盤。過去の栄光を追うのではなく、自身の歌声でキャリアを紡いできた彼の自身が、セルフポートレートのようなジャケットにも表れました。タイトル曲などジミー・ウェッブが陰影の深い3曲を提供。ギャラガー&ライルの「A Heart In New York」もすごくいいです。ダンサブルじゃなくても大人の音楽(AOR)は成立するという好例。.
元ブリンズレー・シュウォーツとしてはニック・ロウに続いてのソロデビュー。USでは「Gomm With The Wind」というダジャレなタイトルでしたが、UK盤はジャケもタイトルも家族で休日を楽しむモード。見開きジャケの写真がいい感じ。それにしてもこのファーストはポップないい曲が揃いました(「Hold On」はアメリカでもヒット)。屈託なく、しかし、ひねりはある。ブリンズレー時代の再演「Hooked On Love」そして「That's The Way I Rock'n'roll」名曲!.
バリー・マクガイアが取り上げ全米1位を記録した「明日なき世界」の自演版や日本でヒットした「孤独の世界」など代表曲のほか、自身の名義でのファーストシングル「The Sins Of A Family」などを収録しています。ボブ・ディランに強く影響を受け、サーフロック作家から若くシリアスなフォークロックへ転身した時期の青い情熱がほとばしり出るよう。美しくせつないメロディが、胸の奥を締め付けます。Rhinoリマスターなので音もいいです。ジャケ写もいい!.
収録曲・データ
【曲目】This Precious Time / Eve Of Destruction / The Sins Of A Family / Here's Where You Belong / This Is What I Was Made Fore / What's Exactly The Matter With Me / I Get Out Of Breath // From A Distance / The Man Behind The Red Balloon / What Am I Doin' Here With You / Take Me For What I'm Worth / Lollipop Train (You Never Had It So Good) / When The Wind Changes / Halloween Mary
1963年にBlue Noteでリリースした「Portrait Of Sheila」で知られる女性ジャズシンガー。それから20年を経て、ベーシストのハーヴィー・シュワルツとふたりだけで制作したアルバムです。ルート音を弾くだけでなくかなり自由に動き回るベースを相手に歌うのは、相当ピッチの良さに自信がないとできないこと。いつしか歌だけでなくベースも歌っていたのだと気がつきます。すばらしい緊張感とグルーヴ。.
グラディス・ナイト&ザ・ピップスのヒット曲「夜汽車よジョージアへ」の作者。ポップ・カントリー的なイメージですが、ちゃんと聴き返すとビックリ。ニック・デカロがたいてい弦をアレンジしていますし、デヴィッド・フォスター、マイケル・オマーティアン、ラリー・カールトンらメンバーも最強。さらにA-1「Misty Mississippi Morning」みたいなセンシティヴで最高泣ける曲もいっぱい! 「Living With A Shadow」も素晴らしい。.
【曲目】Love, Don’t Turn Away / Ribbons Down My Back / Everything Beautiful Happens At Night / People / Hello, Dolly / Theme From Golden Boy // I’ve Got You To lean On / A Room Without Windows / The Friendliest Thing / It Only Takes A Moment / Yes I Can / Something To Live For
【曲目】Through A Long And Sleepless Night / This Is All I Ask / Lover / Fly Me To The Moon / Make Someone Happy / I'll Walk A Little Faster // Where Did 20 Go / My Mood Is You / Sittin' Alone And Counting My Tears / Moon River / I Believe In You
ライチャス・ブラザーズをいったん解消してから彼が制作したソロ・アルバムは、熱心なライチャス・ファンの方々にしかあまり聴かれていないというのが実情でしょう。しかし、ハーブ・アルパートのプロデュースで、パリとロスにてレコーディングされたこのA&M盤を聴いて、心から今そのことを後悔しています。彼が歌う「We’ve Only Just Begun」のあまりに奥の深い表現力、ピアノだけをバックに始まる「ふられた気持ち」のドラマチックさ……。これぞMORの極北の表現かもしれません。素晴らしい!.
収録曲・データ
【曲目】A Song For You / Hung On You / Somewhere / We’ve Only Just Begun // You’ve Lost That Lovin’ Feeling / The Long And Winding Road / So Much Love / Damn Good Friend
「Steve Allen Presents」とあります。この時期でアレンの推薦と言えば、マーティン・デニーのジャケを飾る美女として知られるサンディ・ワーナーの唯一のソロもそうでしたね。こちらのキャロル嬢は声にキュートな魅力があって歌がうまいうえにピアノも達者。バックのコンボもシンプルかつユニークなのはアレン仕込みでしょう。「Bell, Rock And Candle」のスピード感にゾクッ! これがセカンド。ミュージシャンとしてのセンスのよさを感じます。.
女性ヴォーカル人気盤「Lazy Afternoon」(1959年リリース)などで日本でも人気の高い彼女。年齢を重ね、みずみずしさを失わないまま落ち着いた表現にさらに磨きをかけていきました。本作はNYの名門Stashからのリリース。20世紀の大作曲家ジェローム・カーン楽曲集です。オールディーズ・ファンにはリンダ・スコットの歌唱でもおなじみ「I’ve Told Every Little Star」から始まります。.
本作のテーマはLAからメキシコへ越境を試みるカントリー・ボーイになりきること。アウトローなカントリー風味と音響的な実験性の融合した世界観は異色。でもあらためて聴き返すと、イクイノックス・プロダクション作品らしい緻密なコーラスやアレンジに耳を奪われます。ちなみにここに収録された「Down In Mexico」はブルース・ジョンストンとの連名でシングルカットもされています。ソロのセカンド作。.
収録曲・データ
【曲目】Fire In A Rainstorm / L. A. To Mexico / High Rollers / Down In Mexico / Take It To Mexico // Freeway Close / Rebecca / Rosarito / So Right Tonight / Card Game
60年代後半、ジュリー・ドリスコールとの共演などでUKジャズロックのシーンを鮮やかに切り開いた彼ら。これがラストアルバムで、ブライアン・オーガーはオブリヴィオン・エクスプレス結成へ向かいます。スライ&ザ・ファミリー・ストーン「I Wanna Take You Higher」でのオープニングに目覚めを感じます。ハービー・ハンコック「Maiden Voyage」の最高かっこいいカヴァーを収録。.