チカーノ&ちんぴらテイスト全開のテックスメックス・ロッカー。全曲スペイン語(たまに舌たらず英語)に徹したこのアルバム、ジャケでピンときたDJの方、大正解。そのグルーヴ感は今聴いてもめちゃかっこいいポルカ&ダンス&ロールの嵐! ソカな「Banana」やロカ歌謡な「Fuera Yanqui」を推薦しときますが全部最高! いやマジで。.
Banana.
Fuera Yanqui.
Pachuco Hop.ロックンロールやビッグバンド・ジャイヴで踊りたい、という若者を見かけるたびに、こいつに脚光を、という気持ちが募ります。ダサいジャケの暑苦しい黒人ロッカーですが、その切れ味の良さは最高! セカンド「Dig Yourself」もいいですが、このサードもお忘れなく。ワイルドロケンロー! 最高!.
Rockin’ The Mule.
I Don’t Dig Your Noise.
Stop Twistin’ My Arm.強烈! 彼らの存在を世に知らしめた伝説のモントルー公演を収めた傑作ライヴ盤。重戦車のようなスーザフォンと疲れを知らないドラム隊が奏でるずぶずぶとしたセカンドライン・リズムに一度はまると、抜け出すのはまず無理。煮えたぎった鍋の中に放り込まれるのみ。ド定番「Mardi Gras In New Orleans」のライヴ・ヴァージョン愉しさ倍増!.
Mardi Gras In New Orleans.
Who Took The Happiness Out?.
Night Train.70年代半ばにジョン・ミラーらと結成したブルーグラスバンド、カントリー・クッキングでデビューした洒脱なギタリスト。これがファーストソロ。ギタースイングとカリプソをまぜちゃったタイトル曲からしてニヤケちゃいます。よく歌うギターを中心に、テクニック志向なのに気取りのないスイングワールドを展開。ジャズ度の高い新鮮な発想が連続する演奏に胸がときめきます。ジョン・ミラー参加&ライナー執筆。.
Cowboy Calypso.
Suave De Samba.
I Walking With You.アメリカの東海岸ルーツミュージックの殿堂レーベル、Rounderの超初期リリース。SP盤に刻まれていた戦前ストリングバンドの調べに魅了された若者3人組です。ギター、フィドル、バンジョーに見事なハーモニー。スーツで新聞眺めながら自動車電話って、いかにも都会人っぽい格好でこれほどルーラルな音楽をやるってのが、小粋で憎めない最高のトリオ、唯一のアルバムです!.
Cluck Old Hen.
Baldheaded End Of A Broom.
Dill Pickles Rag.ルイジアナの地元クラブでは毎晩のようにこんな演奏が繰り広げられていたし、今もそうなんでしょうね。地元の人気者ネイサンの演奏と全国区のブーズーを片面ずつカップリングしたナイスアルバムです。R&B的な粘り気も味な前者と、勢いがすばらしい後者。もしその場に居合わせたら躍り狂っているでしょう!.
Everybody Calls Me Crazy.
Dog Hill.
Stomp Down Zydeco.プレスリーをはじめ、数々のロックンローラーを送り出したメンフィスのレコーディングスタジオにしてレーベル、Sun。その名声は世界的ですが、そこからデビューした無名のロカビリアンたちにもスポットを、ということで企画されたコンピレーションです。のちのコンウェイ・トゥイッティことハロルド・ジェンキンス「Crazy Dreams」などレア音源も多数。そもそもこれらのシングル盤を今7インチで揃えるのは絶対に無理です!.
Red Hot.
Drinkin’ Wine.
Crazy Dreams.