シルヴィアといっても、あの「ピロー・トーク」の彼女ではなく、北欧スウェーデンの歌姫。ポピュラーソングの領域で活動したこういうシンガーは、なかなか日本には紹介されませんよね。でも有名な「Ciao Ciao Bambina」のカヴァーを是非聞いてほしいのです! 最高の16ビートアレンジで、女性AORディスコとして聞けてしまいます! 起伏に富んだアレンジはジャズ界でも著名なルネ・オファーマン。.
Ciao Ciao Bambina.
Vo Bate Pa Tu.
Yesterday Once More.クライヴ・デイヴィスに才能を見いだされたSSW、ビル・クエイトマンのデビュー作。このアルバムは英国録音で、後年のアルバムに比べ、かなりフォーキーでドリーミーな色合いが強い内容。ちょっとかすみがかかったようなハスキーヴォイスは、どことなくコリン・ブランストーンに似てるかも。カリブ・クエイ、レイ・クーパー、デニー・セイウェル、レスリー・ダンカンらが参加しています。.
My Music.
Only Love.
Too Many Mornings.インプレッションズのソウルヒットを、ジャズピアニスト、ウィントン・ケリーがカヴァー。アルバムの中からこうやって取り出してみると、ジュークボックスから流れるのが似合いそうなソウルインストに思えるから不思議です。B面はカリプソジャズ!.
It’s All Right .
Little Tracy.名盤『イサーン・ラム・プルーン』に続く二度目のビッグバン、アンカナーン・クンチャイ幻の2ndアルバムを正規ライセンスで発売! ポコラ本掲載(五つ星)でサイケ・コレクターにも知られる本アルバム。「イサーン・ラム・プルーン」(1972) 大ヒット後、人気絶頂となったアンカナーンが、自ら組織した楽団で興行した時代の重要作品。自身の楽団でアルバムを作れる歌手は少なく、その点でも大変珍しい。内容は様々なモーラム型をやった1st アルバムを踏襲しつつ、当時最新のルークトゥンを歌ってよりポップス化しているのが特徴で、惚れ惚れする抜群の歌唱力は1st以上。録音は1977-79年頃。こないだの来日公演目撃できた人がうらやましい!.
ラム・トゥーイ ミャンマー.
コーンケンの約束.
みんな、忘れないでね.「ドクター・キルデア」は60年代初めにアメリカNBCで放映されてヒットした医師ドラマ。そのテーマ曲をはじめ、当時の人気TV番組のテーマソングを才人ハリー・ベッツがジャズ化した作品です。シャープなアレンジはどれもかっこいいものばかり! 中盤から怒濤のエキゾ高速ジャズと化す「Adventures In Paradise」やトリッキーなリズムでスウィングする「The Asphalt Jungle」など、アイデアが豊富で驚きます。ベッツはのちにサントラ「Fantastic Plastic Machine」を手掛けます。.
Theme From “Dr. Kildare”.
Theme From “Adventures In Paradise”.
Theme From “The Asphalt Jungle”.ネオアコ風味のモータウンリスペクトソングとしてヒットした「Just Got Lucky」収録! ロンドン出身の彼らのファーストにして唯一のアルバムです。時代がもう少し早ければ「パブロック」と呼ばれていたかも。ワーキングクラスのマインドを刺激する彼らのブルーアイドソウル、また評価されるときが来てほしいです。.
Just Got Lucky.
Boxerbeat.
Curious George.グレン・ミラーのツアーに起用されたことで世に出たコーラスグループ。素晴らしい才能を持ったコーラスアレンジャーのアラン・コープランドが在籍していたことで知られています。50年代からその斬新さは生きています。スピーディーでカラフル。スキャットだけで押し通す「Shiny Stockings」もワザあり! J's・ウィズ・ジェイミーが好きなら聴かなきゃ損ですよ! .
Everything's Coming Up Roses.
Shiny Stockings.
If Dreams Come True.キング・タビーにエクスペリメンタル/インダストリアル成分を注入し発展させたDUBのためのDUBミュージック元祖、リンド保安官1988年名盤『世界を震撼させた十のダブ』2025年エディション。オーストラリアの実験音楽アンサンブル、ループ・オーケストラの一員、アンソニー・メイハーがシェリフ・リンド(リンド保安官)の名で、セヴァードヘッズらの助けを借りて250枚制作した伝説的1stアルバム。非ジャマイカン・ルーツ・ダブの金字塔であり、ジャマイカ由来の手法「DUB」が音楽ジャンルとして自律した以降のDUB作品の原型となる歴史的重要作。.
いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーンの<今>。『S.D.S』はハイプの通用しないプロデュース現場に流れる<空気>のパッケージを試みる。17人のクリエイターと3人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録し、うち8組がフィジカル・リリース経験なし、VINYL版は12人が未経験という、サブスク/DL/YouTubeで音楽体験をしてきた世代の作品集。あらゆる音楽言語が交錯し、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心だ。.
Feelin’ Love.
angelnumber.
Ray.neco眠るの作曲/サウンドの要を担うBIOMAN(淳太)とCASIOトルコ温泉で異才を発揮するMTG(千紗子)が結成した歌もの男女デュオが、制作中のニュー・アルバムに先駆けてem recordsから初めてリリースする7インチ! シティポップのクリシェを無効化する要素に満ちているのに、こんなにポップで、こんなに胸にぐっとくるなんて。片面シングル1曲勝負で、なおかつ今後のアルバムにも未収録宣言なのです!.
こんなん.植物の視点から我々の身体を包み込む生態系の連鎖を音によって体感させるインスタレーション、『エコロジカル・プラントロン』(1994年)を再検証復刻。今回の復刻ではギャラリーで制作された自主盤音源をリマスターし、CD版には『エコロジカル・プラントロン』以降の二つの展示「マングローブ・プラントロン」(1995年)と「ピアノラ・プラントロン」(1997年)での未発表録音をボーナス・ディスクとして収録。植物と人間環境の往信から生まれた電位変化がMIDI変換され、「MAX」プログラムを通して不定形かつ不規則なYAMAHAのFMシンセ音となって放出される。.
Evening.
Mangrove Plantron.
Pianola Plantron.ヨーロッパで流通したベストアルバムです。ジャケットこそ70年頃のハーブ・アルパートのポートレートですが、収録曲は1963〜64年の初期音源からセレクトされているのが特徴。デビュー・ヒット「The Lonely Bull」など、ほんわかと漂うマリアッチな風味が、いい感じです。.
America.
The Lonely Bull.
Acapulco 1922.ご存じ「大脱走」! テーマ曲はなぜか日本ではCMソングとしてもここのところおなじみになってますね。エルマー・バーンスタインにとっても生涯を代表するサントラ仕事となりました。うわべだけの勇壮さだけでなく、不屈の人間たちのドラマをちゃんとにじませている名スコア。.
Main Title.
Premature Plans.
Finale.スー・レイニーが18歳でリリースしたデビューアルバム! 少女の頃から美貌と歌の才能を見込まれていた彼女がCapitolレコードと契約したのは17歳だったといいますから驚きです! このアルバムでも、ティーンだとはとても思えない表現力! ネルソン・リドルのつつましやかなオーケストレーションを従えて、すばらしい歌声を聴かせます。.
When Your Lover Has Gone.
My Ideal.
Moon Song.タイトルに書かれていることを信じるなら、これはマイク・サムズ・シンガーズあたりと性質を同じくするイギリスのソフトロックでサニーなポップコーラス作品。アメリカのマイナーレーベルからのリリースで、両面合わせて60分以上収録されています。イギリス製とは言え、キラキラとまぶしいサウンドに、アメリカへの憧れがいっぱい詰まってます!.
Let Yourself Go.
A Very Special Love.
It’s Not For Me To Say.デビューjはジャズシンガー。70年代にInvictusに移籍し、ソウルシンガーとして開花(「Band Of Gold」がヒット)。その後も順調にキャリアを重ねた彼女のディスコソウル盤。踊れる曲もいいですし、ミディアム〜スローでは歌のうまさが際立ちます。「Savin’ It」はグレートダンサー!.
Savin’ It.
Something’s Missing.
Can’t Wait.これはいったい何なんだ!?! ヘンリー川原、スリン・パークシリ、サイケアウツと並ぶエム重要アーカイブ・リリース。90年代から00年代初頭にかけ、竹村延和のChildisc等から作品を発表した大阪出身のクリエイター、Hyuの迷宮に秘められた驚異の作品群を解読するコンピレーション。本人による楽しく啓発的な解説も必読。装丁は虚木へずが担当。.
デューク・エリントンの寵愛も受けたディープな声の持ち主。彼がクインシー・ジョーンズのプロデュースによるコンボアレンジ+ジャズコーラス(誰なんでしょ?)で吹き込んだモダンな1枚。バカラックの「Wives And Lovers」をかっこよく吹き込んでいることにもご注目。「Mr. Kicks」「Sweet Georgia Brown」かっこよすぎ。キラーです。.
Mr. Kicks.
Sweet Georgia Brown.
Wives And Lovers.イギリスの戦前音楽趣味趣味集団。活動歴は長く、知識とユーモアを兼ね備えた彼らの存在が、のちにボンゾ・ドッグ・ドゥーダー・バンドの登場にも影響を与えました(メンバーのブライアン・イネスは、ニール・イネスとは血縁無いそうです)。このアルバムは通算5作目。ナレーションを交えながら曲を次々に演奏してゆくスタイルです。楽しく20世紀の戦前を学武べる最良の音楽テキスト!.
China Boy.
Brown Eyes Why Are You Blue?.
Alexander’s Record Breaking Band.ソングライターとしてのデイヴ・フリッシュバーグの曲を初めて採り上げたのは彼女なんだそうです。曲は「Peel Me A Grape」。フレッド・カーリンのユニークなビッグバンドアレンジで歌っています。エコーやビブラートを抑えた歌い方が、そのカーリンやピアニストのジョー・サイがアレンジするサウンドと相まって、不思議な魅力となって残ります。.
Peel Me A Grape.
Would’Ja For A Big Red Apple.
Fools Rush In.ボブ・ジェームスのCTIでのセカンドアルバムといえば、サンプリングクラシック「Take Me To The Mardi Gras」収録で有名ですが、パティ・オースティンが歌うこの曲も人気なんです。7インチで存在していることがうれしいフュージョンソウル名曲!.
I Feel A Song (In My Heart).バディ・コレットの軽やかなフルートをフィーチャーしたジャズボッサ盤。Crownは半ば廉価盤レーベルで、低予算でいい加減な作りのレコードも多いのですが、これはいい。音質面などもう少し恵まれていたらと残念に思う部分はありますが、演奏が生々しいです(ミュージシャンは不明)。ジャズとボサノヴァの融合をじかに味わえる好内容。.
The Girl From Ipanema.
Fly Me To The Moon.
Turtle Samba.クラシックス・フォーは、ソングライターチーム、ビューイ&コブの楽曲をシンガー、デニス・ヨストで売り出すプロジェクトであったとも言えるグループ。ほどよく洗練されたブルーアイドソウルが夏の夜にぴったりです。全米19位。.
Everyday With You Girl .
Sentimental Lady.アメリカのジャズ史の中で女性ミュージシャンが果たしてきた功績を、貴重な録音から検証するシリーズ。初期のStashレーベルはジャズやブルースの世界におけるマイノリティに着目したすぐれたリリースを行っています。本作は女性ピアニスト編。もっとも古い1924年のラヴィ・オースティンから1961年の秋吉敏子のエアチェック音源まで、全16曲。トラディショナル〜モダン・ジャズの変化の中での女性ピアニストたちを収録。”Women In Jazz”シリーズの2作目です。.
My Blue Heaven.
The Rocks.
Temps Fugit.ミシガン州出身の女性ジャズシンガー。その後も長くクラブで歌い続けたそうですが、スタジオレコーディングのアルバムはこれ1枚きり。低くハスキーな歌声には強さと色っぽさの両方があって、歌もすごくうまいんですけどね。ジャズヴォーカルものを売る術をおそらく持っていなかったポップスレーベルLaurieからのリリースというのも、うまくいかなかった原因かもしれません。だって歌も演奏もこんなにいいのに! とてもとても魅力的です。.
The Masquerade Is Over.
There Will Never Be Another You.
Deed I Do.ハモンドオルガンの女王エセル・スミスのラブリーなラウンジサウンドが楽しめるナイスアルバム。どれを切っても金太郎飴だろ?という偏見をパーカッシヴなラテンナンバーが、まずは見事に裏切ってみせます。白眉は両面ラスト。ドン・セベスキーがビッグバンドのアレンジで参加した「Ethel Meets The Count」と「Smithtown Special」!.
Ethel Meets The Count.
Smithtown Special.
The Gypsy In My Soul.フェンダーベースがぶいぶいと唸りまくり、エレピがメロウな浮遊感を与え、そこに百戦錬磨の名ドラマーが鋭く“刻み”を入れてゆくのです。ファンクジャズの時代とマッチしたテンション高めの傑作! オーシャンな雰囲気の16ビートが気持ち良い「The Hawk Talks」も最高です! 映画「セッション」で演奏された「Whiplash」に通じる痛快爽快感!.
Sunshine Swing.
The Hawk Talks.
Rich Outing.アラン・アーキン主演の映画「Popi(ふたりの天使)」のサントラ。大の大人がふたりの子供と繰り広げるコメディタッチの映画だったようです。ヴォーカル入り主題歌は、子どもソフトロックの名品です! 「On To Miami」はタイトル通りのヴァカンスナンバーです。ラテンタッチの曲もどこかとぼけてておかしいんですよ。.
Popi.
On To Miami.
Two Boys On A Beach.マカロニウェスタンの大スターとなったクリント・イーストウッドのアメリカ凱旋作「奴らを高く吊るせ」。テーマメロディはブッカー・T&MG’sのカヴァーでもヒットしました。あと、ウーゴ・モンテネグロがカヴァーしたアルバムをよく見かけるのでそっちがサントラと勘違いしている人も少なくないかも。こちらが正調盤です。.
Hang ‘Em High.
Rachel.
I’ll Get ‘Em Myself.ジャズトロンボーンの名手でアイデアマン。トロンボーン4人のセクション+ピアノトリオ編成で臨んだ本作のテーマは、ジャズソングによるアメリカ州巡り。インディアナからオクラホマまで、曲名に州の名が読み込まれている曲でアルバムをつないでいきます。音楽による周遊は、ジャズの名産地をめぐる旅でもあるんだなと実感できます。.
Indiana.
Jersey Bounce.
Stars Fell On Alabama.