【曲目】The Scavenger / Surf Buggy / Hot Rod Racer / Mag Wheels / Big Black Cad / Ho-Dad Machine // Grudge Run / Motion / 426 - Super Stock / The Wedge / It Will Grow On You / Night Rider
【曲目】Mardi Gras / Valleys Of Valhalla / The Surest Things Can Change / One Night With You / A Song And Dance // Black And Blue / A Pauper In Paradise (In Four Movements)
統一感のあるデザインと極上音質で、センスのいいイージーリスニング系のレコードを数多くリリースしていたTimeレーベル。このアルバムは、ビッグバンド・ジャズ+パーカッション+コーラスといった趣。正装して出かけるきらびやかな夜の街、というイメージです。「Sing Sing Sing」いかす! チカチカ楽しい踊れる1枚でもあります。.
収録曲・データ
【曲目】Perdido / Sing Sing Sing / Softly As In A Morning Sunrise / Chinatown My Chinatown / For You / Shuffle Off To Buffalo // Lullaby Of Birdland / Donkey Serenade / Sometimes I’m Happy / Caravan / Blue Heaven / Love For Sale
これがファーストアルバム。とはいってもアルバム用に録音されたものではなくオーディション用に録音されていた音源をまとめたもの。フィフス・ディメンションの「Up, Up And Away」でグラミーを受賞する以前の彼がここにいます。彼自身はこれは習作(デモ?)で、正式なファーストとしては認めていないようですが、甘酸っぱい若さが濃厚で、つい何度も針を落としてしまいます。.
収録曲・データ
【曲目】I Keep It Hid / You're So Young / I’ll Be Back / Life Is Hard / I Need You // Our Time Is Running Out / I Can Do It On My Own / Then / I’m In Need / Run, Run, Run
シティポップ傑作。あのアンダース&ポンシアのヴィニ・ポンシア制作によるイノセントなポップサウンドとすっきりしたハーモニー。グッドタイム好きには「Dancin’ On Ice」や「Sugarloo」、オーシャン系がお好きなら「Satelite Touchdown」を。ポンシアの旧友ピーター・アンダース提供の「If I Can Just Get Through Tonight」もあり。かつてのハイファイ名物コーナーGreat3片寄セレクションで「なんともまあ情けない面がまえのトリオですが、曲も期待を裏切らず情けない路線まっしぐらでグレイト。いい曲書いているけれどヒットしなそうなところがいいね」とのコメント。.
収録曲・データ
【曲目】Dancing On Ice / Rainy Weather / American Beauty Rose / Satellite Touchdown / Better Wages, Better Days // Empty Room / If I Can Just Get Through Tonight / You Think You're Too Good To Be True / Sugarloo / Would You Believe
いくつになってもドラムは最高! オリジナルよりも歓声アップの「Teen Beat '65」も最高! この時期、サンディが熱心に取り組んでいた長尺エキゾインスト「Beat From Another World」も聴きもの! そして、このアルバムをポップにまとめてみせたプロデュースとアレンジはニック・デカロ! このジャケはヴェンチャーズ「Knock Me Out」と並べてみたいですね。.
収録曲・データ
【曲目】Teen Beat '65 / Raunchy ‘65 / 20 - 75 / Come On, Do The Jerk / Scratchy // Bongo Rock / Honky Tonk ‘65 / Wipe - Out / The Jerk / Beat From Another World
【曲目】 Whispering / The Man I Love / Opus 1/2 / Sweet Georgia Brown / Body And Soul / Oh, Lady Be Good // Dinah / Sweet Sue_Just You / Smiles / Runnin’ Wild / Tiger Rag / Pick-A-Rib
“Dedicated To Emmett Miller And Cliff Edwards (Ukulele Ike)”というクレジットが泣けます。この当時、エメット・ミラーやウクレレ・アイクに言及すること自体、相当な変わり者。だけど、それは愛すべき音楽狂の証しでもあるのです。彼の作品中、もっとも完成度の高いアルバムとして、これを最高傑作にあげる人は多いようです。ハミングによるジェリー・ロール・モートン「If Someone Would Only Love Me」にしびれて下さい! この頃まだ彼は20代でした!.
Yazooカラフル・ピーコック・レーベル(1977年以降に使用されたデザイン。オリジナルリリースは1969年)。音源のノイズはもともとのSP盤に起因するものです。試聴は上から William Moore / Ragtime Millionaire、 Blind Blake / Wabash Rag、 Carl Martin / Farewell To You Baby
トニー・コジネクやブライアン・プロズローなどと並び称されるべきギミカルなポップセンスを持つSSW。彼のファースト「Records Are Like Life」に感動した人には是非オススメの、ひんやりとした知性が前面に出たアルバム。かわいらしいひねくれポップ「Keep The Light Burning」にイチコロなのです。「Sing」もナイス。過小評価はもったいない! .
アーサー・ライマンの今聴くべきアルバムはこれかもしれません。安易な企画物と見間違えそうなアートワークや、選曲のポップさ=チープさという偏見が、この傑作を素通りさせていたんだと思います。A-1「The Windmills Of Your Mind」でのソリッドなリズムに驚くヒマもなく、続く「Talk To The Animals」「Mrs. Robinson」のかっこよさに常識をくつがえされます。ジャズアレンジの「With A Little Help From My Friends」にも口あんぐりです!.
収録曲・データ
【曲目】The Windmills Of Your Mind / Talk To The Animals / Mrs. Robinson / Love Is Blue / Those Were The Days / With A Little Help From My Friends // Camelot / Sunrise Sunset / The Look Of Love / Honey / The Sound Of Silence
アイドル的な美貌を持った3人の男性ソングライターによるカラッとしたパワーポップ/シティ派グループ。コーラスはハーモニー・ポップ寄りと言ってよく、実際、そのサウンドは同時代のUK勢とも通じる良さがあります。「A Game Called We're In Love」なんかはクリス・レインボウやパイロットみたい。ストリングスアレンジはニック・デカロ。.
前作「Minute By Minute」の大ヒットで完全にAORサウンドにシフト。マイケル・マクドナルドが事実上のリーダーとなってしまったようなサウンドで、本作も最高のシティ・サウンドなのですが、結局そっちに行きすぎてしまったのか彼らは解散を決意します。しかし、本当にハイクオリティで気持ちいいアルバム。.
【曲目】I May Be Wrong / Talking Is A Woman / Sh-h The Old Man's Sleeping / Don't Forget To Say "No" Baby / Casanova Cricket / A Man Could Be A Wonderful Thing / Put Yourself In My Place / A Tune For Humming // That's A Plenty / Gonna Get A Girl / For Everyman There's A Woman / Ten To One It's Tennessee / Coney Island Washboard / Some Days There Ain't No Fish / The Monkey Song / Rogue River Valley
タイトル曲のイントロ、90年代にはよく聴きました。サバービア周辺でロックが紹介され始めた頃に採り上げられた一枚です。めぐりめぐって今聴くと、また新鮮な気がしません? カナダはトロント出身のファンキーなブラスロック・バンド。A-1「Love Of A Woman」のイントロもかっこいいです。時代をひとまわりしてもういっぺんトライしてみましょう。.
80sノイズ/インダストリアル・ミュージック黄金期のリスナーから昨今のエクスペリメンタル・テクノ・フリークまで魅了すること間違いナシ! ルーマニア出身で現在はLAを拠点とする彼女は、東西冷戦時代に一世を風靡した建築様式「ブルータリズム」にインスパイアされた音楽「リズミック・ブルータリズム」を提唱。ヴィンテージなシンセサイザーや高額な機材を一切使わず、フリーウェアを駆使して正に剥き出しのコンクリートのごときビートを放出。自主盤アルバムを彼女自身がリワークし、EM Records Editionとした新編集の『リズミック・ブルータリズム 第1集』。.
「Mas Que Nada」最高! ヴォーグスよりもソフトロックな感じで、ハプニングスより弾けてる。オジサン風ルックスでありながら、この溌剌さ。本作はタイトル曲が有名ですが、ブラジル・ナンバーの強力さにも一票を。バックのアレンジがしっかりしていて、サウンドも若々しい! “アーバーズでまず一枚”なら本作です。「Just Let It Happen」や「Dreamer Girl」にはポップスファンもため息。モノラル!.
収録曲・データ
【曲目】Just Let It Happen / When I Fall In Love / A Symphony For Susan / Mas Que Nada / A Day In The Life Of A Fool / You Are The Girl // Dreamer Girl / Open A New Window / My Foolish Heart / Love Is The Light / So Nice
ボブ・ドロウとベーシスト、ビル・タカスのデュオがお届けする飾らない雰囲気のライヴ。カリフォルニアの名クラブ「コンサート・バイ・ザ・シー」での録音です。最近まで彼がNYで毎週日曜日のブランチタイムでやっていたライヴもこんな感じだったんでしょうね。一曲目が「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」というだけで、もう大拍手。盟友スチュアート・シャーフと設立したスモールレーベルからのリリース。.
収録曲・データ
【曲目】Simon Smith And The Dancing Bear / Better Than Anything / I'm Beginning To See The Light / A Hundred Years From Today / I'm Hip // Nothing Like You / Small Day Tomorrow / Norwegian Wood / Because We're Kids / I've Got Just About Everything
元ヴィネガー・ジョー。ネッド・ドヒニーの名曲カヴァー「Learn To Love」を含む名盤。UK出身の彼女。ソウルフルな歌声で人気があります。スティーヴィー・ワンダー「As」や、晴れやかにリメイクされたニール・ヤング「Only Love Can Break Your Heart」も素晴らしい。エリオット・ランドール、ジェリー・ナイト、 アンディ・ニューマークらNY勢のバックアップ。.
カルロス・サンタナの弟ホルヘ・サンタナや、ソウルフルなヴォーカリスト、アルセリオ・ガルシア・ジュニアらで結成された究極のラテンロック・バンド。これは1974年発表の4作目。イーストLA出身の実力派シンガー、ウィリー・Gが参加! チカーノソウルの傑作「Love Will Survive」を収録。名打楽器奏者フランシスコ・アグアベージャもアーシーな歌声を披露。ハートフルな傑作です。.
【曲目】Southern Comfort / I've Been Loving You Too Long / Hey, Jude / Nashville 9 - New York 1 / Lady Madonna / Ruby / Medley:Crazy Arms〜Get Back / Why Ask Why? / Lil' Maggie / Classical Gas / Just Like A Woman