ハワイで活躍するピアニスト。彼がハワイ経由のエイジアン・メロディを取り上げた1枚。チェレステみたいな可愛い音もときどきあって、とてもよいです。ハワイ曲のほか「浜辺の歌」「ここに幸あり」「アリラン」「真白き富士の嶺」などが収録されているのは、ハワイならではの人種の多様性の反映ですね。ちなみに「別れの磯千鳥」はハワイ生まれの日本語楽曲なんです。.
今も現役で活動するハワイのラウンジ系ピアニスト。マーティン・デニーよりは、ぐっとムード寄りのアプローチです。アルバムはハワイ、米国本土それぞれのレーベルから結構な数をリリースしているのですが、ハワイのレーベルからの作品の方がダウンホームというか、自由なくつろぎ、心に染み入る深みがあるように感じます。「蘇州夜曲 (Tears)」「好いていたのに (Beyond Happiness)」など日本のメロディも含むジェントルなラウンジ盤。.