アメリカを代表するおしどり夫婦。アルバムが多すぎるのでどれから買うか? 60年代ビッグバンド風なら、「The Honeymoon Is Over」はどうですか? ジャッキー・パリス&アン・マリー・モスのキラーなヴァージョンもおなじみ「I Believe In You」や、「Come Back To Me」など、ビッグバンドの醍醐味を活かしたきらびやかなナンバーが多いのでオススメです。.
収録曲・データ
【曲目】Mame / Sunrise Sunset / Walking Happy / I Believe In You / The Honeymoon Is Over // Cabaret / Old Fashioned Wedding / Come Back To Me / Together Forever / The Curtain Falls
TV「ディーン・マーティン・ショウ」のアシスタントだった女の子たち。3枚のアルバムはどれもガールズ・ソフトロックの名盤で、このRCA盤がラスト作。ジャケット通り、太陽みたいな溌剌とした気分があって素晴らしいです。ローラ・ニーロ「Save The Country」のカヴァーの高揚感。まさにサンシャインポップ・ガールズ! やられました。.
ミネアポリス産レリジャスフォーク・アルバム。作曲家のリチャード・S・ウィルソンのプロジェクトで、彼がさまざまなシンガーを起用し、ビル・バーバーのアレンジャーで自作曲を歌ってもらっています。ジャズ、ロック、カントリー、フォークロックを自らジャンルに掲げているように、楽曲にはほどよくバラエティが。歌詞はキリスト教に準じた敬虔な内容ですが、ブリージーな「Noah Knew」やシンセ使いが印象的な「Simon The Magician」など聴きどころ多数。.
モーメンツ名義でのラストアルバム。当時の最新ヒット「I Could Have Loved You」(超スウィート!)を軸にしつつ、1970年代半ばのシングルなども盛り込んだ1枚。次作から彼らはレイ・グッドマン&ブラウンと改名するので、モーメンツ時代の在庫一掃的な意味合いもあったのかも。とはいえ内容はハイクオリティ。ディスコ時代を横目に見ながら、彼らのスウィートな持ち味をダンサブルに展開した名曲多し。.
冒頭を飾るバカラック「Are You There」! ブロンドのショートカットがとてもうるわしい美女によるガールポップでありながら、この重厚さ! それもそのはず、プロデュースはデヴィッド・アクセルロッド。ジュリー・ロンドンの当たり曲「Cry Me A River」もソウルフルに大胆リメイク。この辺の手腕はアクセルロッドならでは! トニー・ハッチ作「Life And Soul Of The Party」やディオンヌ・ワーウィックのヴァージョンも素晴らしい「You Can Have Him」など、若さあふれる素晴らしいナンバーをゴージャスなアレンジで! ノーザンソウルとしての評価も高まっていて、海外価格高騰中です。.
いわゆる“宗教ソフトロック”に分類される作品の中でも人気なのが本作です。アッパーで爽快。めくるめく展開とソフトロック心全開のコーラス! 「Smiling At Rainstroms」「Bright New World」「The Flower Shoppe」など、サニーなムードが満点です。50年代から活躍する名アレンジャー、ラルフ・カーマイケルが組織し、メンバーは白人・東洋人・黒人の混合。フラワーかつヘアーな雰囲気に祈りが加わった傑作!.
収録曲・データ
【曲目】Our Front Porch / Smiling At Rainstorms / Bright New World / Trust Me Now / Reach Out To Jesus // Dressing Up Jesus / Memories / We're Not Going To Make It Together / The Flower Shoppe / I've Got Confidence
出ました! テディ・タナカ! 現地ハワイでは日系の大スターですが、この初期のアルバムは、あの「さくらさくら」を高速ビッグバンドスイングにしてしまい、誰もが度肝を抜かれます! 「Eso Beso」も洒落てるし「Old MacDonald Had A Farm」を「ハワイのスズキさん」に置き換えた「Suzuki-San’s Farm」の盆踊り感も最高! これぞ60年代のハワイアン和製ヴォーカル・アルバムの最高峰でしょう! こちらは70年代にルックスをリニューアルし、自分のレーベルからリイシューした盤。.
収録曲・データ
【曲目】 Suzuki - San’s Farm / Misty Sea / Fly Me To The Moon / Eso Beso / Days Of Wine And Roses / What Kind Of Fool Am I // Sakura / Surftides / On The Street Where You Live / Summertime / Shima Sodachi / Here Is Happiness
50年代に活躍したアルゼンチンとメキシコのピアニスト/ラテンジャズ・バンドのカップリング盤。音源は50年代のものでしょう。ジェリ・ガリアン面のすさまじいビートと鍵盤さばきよ! チューイ・レイズ面では女の子のキュートな声(ご本人?)入り「Jack Jack Jack」のヒップ&オシャレな感覚には悶絶! パリッとしたラテンビート/エキゾチカ感覚濃厚です。.
これがファースト・アルバム。バカラックのデモテープ・シンガーとして呼ばれた彼女が、あまりにもどんな曲でも歌えてしまうので、デビューをさせたんでしたっけ。バカラック&デヴィッドの曲、彼女の歌声も含め、プロダクション全体が若々しい雰囲気。「Don't Make Me Over」「Wishin’ & Hopin’」「Make It Easy On Yourself」など初期の名曲を収録。一曲目「Empty Place」、これはディオンヌじゃないと歌えないでしょうね。難しいメロディ! でも隠れた名曲!.
収録曲・データ
【曲目】This Empty Place / Wishin’ & Hopin’ / I Cry Alone / Zip - A - Dee - Doo - Dah / Make The Music Play / If You See Bill // Don’t Make Me Over / It’s Love That Really Counts / Unlucky / I Smiled Yesterday / Make It Easy On Yourself / The Love Of A Boy
「Easier Said Than Done」の大ヒットを持つエセックス。ガール・グループというより、女性リード+男性コーラスのワントップ・スタイル。タイトル曲の「A Walkin’ Miracle」をはじめ、「Easier Said Than Done」の二匹目のどじょうみたいな曲が多いですがチャーミングでにくめないのです。アニタ・ヒュームスの歌声が最高にキュート。ルビー&ロマンティックス好きはお聴き逃しなく! ファースト・アルバムよりレアかも!.
RCAはニューヨーク産とナッシュヴィル産で個性がわかれますが、彼女はニューヨーク産のシンガー・ソングライター。チャーリー・カレロやアル・ゴルゴーニのアレンジを得て、どこか不思議な世界を展開しています。マジカルなソフトロック・ナンバーの「Where’d You Go Last Tuesday?」やシティポップ感覚のバラード「Old Memories」を聴いてみてください。冬に聴きたい雪景色ジャケです。.
収録曲・データ
【曲目】Not Comin Home / Where'd You Go Last Tuesday? / Tell Me The Name Of The Story Again / Since My Smile Was Young / Old Memries / Brother Love // Don't Count Tomorrow / The Only Man In My Life / Walkin In The Shadow Of Love / Love This Time / Hello And Happy Birthday