ゴージャスでファンキーなサウンドをまとったトロピカルAORアルバム。気持ちは豪華客船のワンナイトラヴアフェアといったところ。シリータの人気曲「I Love Every Little Thing About You」のカヴァーでは、メル・トーメの息子で本作のプロデューサーでもあるスティーヴ・マーチとデュエット。ノスタルジックディスコなタイトル曲は「Bali Hai」とのメドレーで。メロウな「Easy」も推薦します。.
【曲目】For You, For Me, Forever More / Here I'll Stay / There's A Lull In My Life / It's Delovely / Down In The Depths / The Song Is You // In The Wee Small Hours Of The Morning / Everything I Love / If You Could See Me Now / I'll String Along With You / Ev'rything I've Got / You're Not So Easy To Forge【Arranger】【Directer】Richard Hayman【Guitar】Al Caiola【Piano】Hank Jones【Trombone】 Chauncey Welsch
ポインター・シスターズが74年にホームタウンのサンフランシスコで行ったライヴ盤2LP。まだこの時点でスタジオ盤2枚しか出していなかった彼女たちですが、圧倒的なコーラスワークとジャズセンス、ソウルフルなリズム感が融合したステージは見る者を圧倒する凄さでした。「今この瞬間をパックしておかないと!」という気持ちがリリースさせたライヴ盤だと思います。「Yes We Can Can」最高!.
心優しくせつないAORのひな形のような作品。カーラ・ボノフ・バンドのキーボード&ギタリストだったクリス・モンタンのソロ。何の気なくさらっと歌うちょっと無骨な歌声も含めて、この時代にしか生まれ得なかったと思います。本国より日本のほうが話題になったかも。今も密かに愛し続けているファンも多いはず。「Is This The Way Of Love」でデュエットしているのはカーラではなくローレン・ウッドですが、やっぱりいい曲ですね。.
AORの世界になくてはならない最高のクリエイター。ソロアルバムとしてはこれがセカンド。時代のまっただなかでトップを張っていた人のサウンドですね。自身がサントラを手掛けた「St. Elmos Fire」のテーマ曲のリアレンジ版などインスト中心の内容で、ヴォーカル曲は2曲のみですが、オリヴィア・ニュートン・ジョンとのデュエットでヒットした「The Best Of Me」が際立ちます。.
この時代のワイキキのホテルショーの典型的な楽しさをパッケージしたライブ盤。米本土の観光客と会話をかわしながら、巧みにショーを進めるダニー・カレイキニ。しかし、本土でおなじみのハワイアンよりも、オーセンティックなレパートリーに着目。タヒチの音楽を盛り込んだり、「I Am Hawaii」でソリッドなファンクビートが入ってきたり、実は意欲的なステージ構成でもあります。なお、本作にはウクレレを持つダニーと、レイをしているダニーの二種類のジャケがあります。こちらは前者。.
収録曲・データ
【曲目】Introducing Danny Kaleikini / I Am Hawaii〜Hawaiian Holiday / Malihini Mele / Beautiful Kahana(Danny & Penny Silva) / E Naughty Naughty Mai Nei / Pa'Au'Au Waltz(Penny Silva) / Tahitian Medley : Aparima: Wahine Anamite〜 Tongata Huruhuru(Ielu Sala)〜Otea: Mo'Orea, Utere Utere(Kahala Men) // The Good Life In Hawaii / Ke Kali Nei Au(Danny & Penny Silva) / Mangos ('Bout Love)(Penny Silva) / Waipi'o(Danny & Kahala Men) / Mahalo My Darling(Danny & Penny Silva) / A Hui Hou / Aloha Medley : I Wish〜They Didn't Mean Goodbye(Danny Kaleikini & Company)
はすっぱでジャズでスイングな女性ヴォーカル最高峰。すべてが完璧なCapitol盤三枚の後にDeccaに移籍しての本作。ますます快調です。ファンキーな「Give Me The Simple Life」には完全KO。トリッキーなアレンジにも負けない、艶やかな歌声に惚れてしまいます。この後、結婚して渡英してしまうため、Deccaではこれが唯一のアルバムとなりました。.
収録曲・データ
【曲目】 Give Me The Simple Life / I’m The Lonesomest Gal In Town / Me And My Shadow / It Makes No Difference / There’s A Time And Place For Everything / Ain’t Nobody’s Business If I Do // What’s New ? / Something I Dreamed Last Night / I Finally Got A Break / Then I’ll Be Tired Of You / Love Is Only Love / I’ll Sing You One Song
ふくよかなヴォーカルが輝きを放つ充実期の一枚。「God Only Knows」に影響を受けて作曲されたと言われるトニー・ハッチ作品「天使のささやき(Don't Sleep In The Subway)」収録で、彼女のこの時代のアルバム中、もっともトータルな完成度の高い作品としても知られています。この曲のみ編曲も彼。完璧なポップスを作るという意志が感動的なほどにじみます。.
収録曲・データ
【曲目】This Is My Song / Groovin' / Lover Man / San Francisco / Eternally / Resist // Don't Sleep In The Subway / Imagine / Love Is Here / How Insensitive / I Will Wait For You / On The Path Of Glory
トムの代表曲と言えば「よくあることさ」と「思い出のグリーングラス」。特に日本では後者を覚えている人も多いはずで、洋楽カラオケには必ずと言っていいほどに収録されてますね。同時期からアメリカ進出を本格的に目指し始めたので、それがこのカントリータッチの作品を選ばせたのかも。「That Old Black Magic」などスタンダードでも快調にスイング!.
ニューエイジ・ミュージック的な作風のDolphins Into The Futureをはじめ、複数の名義で活動しているベルギーの作家、リーヴォン・マーティンス・モアーナが本名で発表するアルバム。この『Three Amazonian Essays』は、スペインの伝説的スタジオ・プロジェクト、フィニス・アフリカエによるアマゾン探検を題材にした名盤『Amazonia』(1990 年) を丸ごと音素材として使用し、別のアマゾンを抽出しようとする試みとのこと。副題に湯浅譲二、武満徹、アイヴスへのデディケーションがあるように、これまでのクラブ寄りの視点からでなく、クラシック 現代音楽と捉えた方がしっくりくる作品といえます。.
古くはアネット、そしてあのブリトニー・スピアーズも在籍したというディズニーTVのミッキーマウス親衛隊(マウスケティアーズ)の76年キャストが歌う新型ディズニーソング集。時代を反映したソフィスティケイテッドなディスコ感、エレピ感、メロウなコード感がディズニーと合体。ちょっと驚きのチルドレン・ソウルが飛び出してビックリしっぱなしです! ダフト・パンクみたいな「It’s A Small World」のイントロ! ホント参っちゃいました。チルドレン・ソフトロック「Let’s Go Day」もかわいい!.
ロックの時代に呼応したレパートリーと編曲による長ーいキャリアのピアノ・デュオの71年作。重くファンキーなリズムに流麗なピアノとオーケストラが絡む「Oh Culcutta」のカヴァーは、インストとしては最高峰のひとつ。彼らの作品では珍しいソフトロックなコーラスの入った「Ballad Of Easy Rider」も◎。大音量で聴くとクラクラしちゃう音の粒だち! .
収録曲・データ
【曲目】The Theme From Z / Something / For Once In My Life / Oh! Culcutta! / A Familiar Concerto // Lay Lady lay / Raindrops Keep Fallin’ On My Head / Good Morning Starshine / Leaving On A Jet Plane / Ballad Of Easy Rider / Colonel Bogie March
ニーナ・シモンが切り開いた黒人女性ジャズシンガーの新しい潮流にいることを感じさせる存在感。自らピアノを弾くところも共通しています。ステージを中心に生きてきた彼女にとって、これが初の全米リリース(厳密にはマイナーレーベルでデビュー作あり)。いきなりホーギー・カーマイケル「Hong Kong Blues」をソウルフルに歌って圧倒。スケールの大きな歌に引き込まれます。.