1964年リリースの「Monk Big Band And Quartet In Concert」からビッグバンドとの共演曲をピックアップしてディスク1に。68年リリースの「Monk’s Blues」全曲をディスク2に。前者はオリヴァー・ネルソンとのライブ、後者はホール・オーヴァートンとのスタジオ録音。ビッグバンドとモンクの付き合い方を2種類楽しめます!.
シンガーズ名義のソフトロックアルバム。選曲もアレンジもよいです。クワイア的なコーラスの厚みが、キャッチーな曲調と相まって、思いがけず素敵な効果を生み出しています。「Up, Up And Away」「Somethin’ Stupid」「Sunday Will Never Be The Same」「Groovin’」など、も春っぽく気持ちよいです。ジャケも良!.
収録曲・データ
【曲目】I Love You And You Love Me / Up-Up And Away / This Is My Song / I Got Rhythm / Somethin’ Stupid // Sunday Will Never Be The Same / Yellow Roses Mean Goodbye / Only I / Groovin’
父のルーファス・トーマスも大人気だったソウル娘。このタイトルは、この前作がオーティス・レディングとのデュエットアルバム「King & Queen」だったから。まさかこの年の暮れにオーティスが亡くなってしまうことは予見していないと思います。ソロとしては3枚目。歌の上手さを活かしたソウルフルなバラードが並んでいますが、かっこいい「I Take It To My Baby」は人気曲。アルバムの幕開けこそバカラック「Any Day Now」に譲りましたが、ソングライターとしてのヘイズ&ポーターの実力が発揮された名曲多し。.
一世一代のメロウディスコ「Sexy Eyes」を収録。いろんなタイプの音楽に手を出しているせいか、シリアスな音楽ファンからはあまり評価の高くない彼ですが、この時期は男泣きのメロウグルーヴ連発で素晴らしいのです。A-1「Better Love Next Time」から、まるでハイサウンドかと思うほどの良さ。実はマッスルショールズ録音というのもポイント。.
収録曲・データ
【曲目】Better Love Next Time / In Over My Head / Sexy Eyes / Oh! Jesse / Years From Now // I Don't Feel Much Like Smilin' / When You're In Love With A Beautiful Woman / What Do You Want? / Love Monster / Mountain Mary / Help Me Mama
ブライトな希望に満ちあふれていたアメリカを象徴するような、溌剌としたコーラスを聴かせる三人姉妹。彼女たちの絶頂期のアルバムです。タイトル曲が聴き手を誘うのは、1920年代や30年代のポピュラー名曲や映画たち(この時代から見た“Good old days”)。さりげなくも完璧なハーモニーで楽しく聴かせてくれます。.
フィリーソウルの風雲児コンビ、ギャンブル&ハフに支える面々(ボビー・マーティン、トム・ベルら)がプロデュースしたというクレジット。かといってR&B色がすごく強いというわけではなく、むしろ美しいストリングスなどで最良にスウィートな効果をあげています。彼女の歌う「(They Long To Be) Close To You」味わいが深くて本当に絶品です。.
収録曲・データ
【曲目】Now I’m A Woman / Joe / (They Long To Be) Close To You / The Long And Winding Road / Bridge Over Troubled Water // Let’s Fall In Kove All Over / Lovely, Lovely / How Many Broken Wings / The Real Me / Make It With You
【曲目】Somrtimes Budda Gets Down / You Make It Easy / You’re A Great Girl / Shuffle // Love The Stuff ~ Ain’t No Mountain High Enough / Duck Soup / The Real McCoy
クリスマスブルースの古典的ナンバーで知られるシンガーが70年代末に吹き込んだおどろきのメロウソウル・アルバム。オトナのセンチメントをしっかりと表現した素晴らしい作品です。ブルースナンバーにもジャジーでメロウな色気を忍ばせ、「So Many Beautiful People」なんかホントにいい曲です。こんなアルバム、奇跡かも。長い間ハイファイのベストセラーです。.
収録曲・データ
【曲目】Be Fair With Me / Music Maestro Please / Hurry Hurry Home / Drifting Along / Why Did You Leave Me // So Many Beautiful People / Love Goes Around / You Wrecked My Life / Lovin' You The Way I Do / Always Be Fair【Executive-Producer】Jules Bihari
スムースなブラコン/AORとして大ヒットした「Turn Your Love Around」のタイミングで編まれた2枚組ベスト。彼の転機となった名曲「Breezin’」も「This Masquerade」ももちろん収録。びっくりするのは、そこからこのベストまで5年しか経っていないこと。しかもそれ以前のColumbiaやCTIでの音源無しで、すでに入れる曲に困るくらいボリューム満点なこと! すごい才能です!.
【曲目】September Song / For Once In My Life / Alone Together / I’m Glad There Is You / I’ll Remember April // Didn’t We / Autumn Leaves / When Your Lover Has Gone / A Cottage For Sale / I See Your Face Before Me
【曲目】Ma Belle Amie / Everything Is Beautiful / When Love Slips Away / For The Love Of Him / Let Me Love You One More Time // Little Green Bag / But For Love / Montego Love Theme (Romeo & Juliet ‘70) / If You Do Believe In Love / Venus
20th Centuryからのファーストがナイーヴなピアノ系SSW名盤として知られる彼のセカンド。こちらも...最高!! 70年代のバリー・マンのような人間味に、洗練された風味が加味されています。ドラマチックな展開で聞かせる「Forward All My Letters」が最高です。少年のような声もまたくすぐられるのです。プロデュースはなんとテディ・ランダッツォ。.
古くはアネット、そしてあのブリトニー・スピアーズも在籍したというディズニーTVのミッキーマウス親衛隊(マウスケティアーズ)の76年キャストが歌う新型ディズニーソング集。時代を反映したソフィスティケイテッドなディスコ感、エレピ感、メロウなコード感がディズニーと合体。ちょっと驚きのチルドレン・ソウルが飛び出してビックリしっぱなしです! ダフト・パンクみたいな「It’s A Small World」のイントロ! ホント参っちゃいました。チルドレン・ソフトロック「Let’s Go Day」もかわいい!.
老いてなお盛ん、なんて定番フレーズがまったく通用しないほど旺盛な活動を生涯続けた名匠グラッペリ。1970年のロンドン録音盤です。オープニングの長尺「I Can’t Believe That You’re In Love With Me」から若手の演奏を堂々と受けて立ちます。オルガン入りのコンボとグラッペリの共演はかなり珍しいパターン。A-3「Darling je Vous Aime Beaucoup」では、あらま珍しい歌声も!.
「West Side Story」がブロードウェイで初演された1957年にマリア役を務めて大当たり。歌唱力も美貌も揃った彼女の快活なスイングアルバム。バド・シャンクらウェストコーストのジャズメンをフィーチャリングしていることはもちろん、切れ味のいいナンバーが揃っているのも人気の秘密です。「I’m Gonna Wear Your Love」や「I Get Along Without You Very Well」のかっこよさ!.
【曲目】La Fiesta / The Song From Moulin Rouge / Something Tender / Romance / Drina / Al-Di-La // From Nashville With Love / English Leather / After The Tears / Stranger On The Shore / Soul Journey / I Love Paris