サーフィンブームと期をおなじくして全米を熱くしたホットロッドのブームに乗っかったオムニバス。ゲイリー・アッシャー主導の歌ものグループ、スーパー・ストックス、ビーチボーイズに数々のカーソングの歌詞を提供したロジャー・クリスチャン主導のホット・ロッド・ログ、そしてレッキング・クルーの名サックス奏者スティーヴ・ダグラス主導のシャットダウン・ダグラスの3組が、スピード感いっぱいのホットロッドチューンで競い合ってます! もともとレアですが、さらにレアなステレオ盤!.
Twin Cut Outs.
Hot Rod City.
Night Rod.ドイツ人女性シンガー、アンネ・ハイギスのセカンド・アルバムです。ファーストに続き、サウンド・プロデュースではウォルフガング・ダウナーが全面的に貢献。モダンでソリッドなジャズ・ファンクを作り出しています。ジャズというよりアーバン・ファンク/80sジャズAORとしてとらえるべきサウンドです。この時代のドイツを反映したインダストリアルな展開があるのも刺激的!.
Fingarnails.
Keep Raisin’ Your Love.
Harry’s House - Centerpiece.アーティスト名に“Blues Boy”(つまりB・B)がついていた初期のB・B・キングの若々しい歌と演奏を記録したRPMレーベルのシングル! ジャンプ&ジャイヴなA面が最高ですね。ギタリストとしてだけでなく、シンガーとしても抜群のノリ!.
Jump With You Baby.
Lonely And Blue.ドナルド・フェイゲンが著書「ヒップの極意」で巻頭の章を捧げたのが彼女たち。1930年代初頭、女性ジャズ・コーラスの歴史を切りひらいた三人姉妹。スインギーかつチャーミングに名曲を歌う彼女たちに誰もが夢中でした。モガ(モダンガール)の象徴とも言える彼女たちの颯爽としたハーモニーを全22曲(メドレー含め)収録。もっとも古い1925年録音の「I’m Gonna Cry (Cryin’ Blues)」でピアノを弾いているのは、長女マーサ!.
It’s The Girl.
That’s What I Like About You.
I’m Gonna Cry (Cryin’ Blues).「Mother-In-Law」でおなじみニューオリンズの名シンガー。知恵袋のアラン・トゥーサンが兵役についている時期のシングルですが、A面はセカンドラインビートで彼の人柄が活きてるR&Bです。.
Shirley’s Tuff.
My Love For You.ルイ・プリマと袂を分かってからのキーリー・スミスは、どちらかというとおとなの色香を振りまくムード路線のアルバムが多いのですが、スイングビッグバンドの名人ビリー・メイを迎えた本作は切れ味のいいスイング・ポップ全開! 「ムーラン・ルージュの歌」に英詞を付けた「Where Is Your Heart」みたいな、ふところの深い表現にも惹き込まれますね。.
Where Is Your Heart.
Too Young.
True Love.兄妹による鮮烈なフォークデュオ。スタンダードとフォークブルースをレパートリーにしています。硬派な雰囲気がするのは、シカゴ出身だからかも。ジュディはフォークだけにとどまらない活動を望んでいたと英文ライナーにあり、実際この翌年、ソフトロックグループのシカゴ・ループに参加します。印象的なドブロで客演しているのはドゥエイン・ストーリー。ジャケット写真がすごくクール!.
Babe, I’m Going To Leave You.
Lover’s Bittersweet.
In My Time Of Dying.ラムゼイ・ルイス・トリオの影響下にあるピアノトリオですが、パーカッションをレギュラーメンバーに持つことで、よりダンス志向の強いパーカッシヴなソウルジャズを展開した4人組。音の会話のように盛り上がる「Shangri-La」激しい演奏で燃え上がる「Kubah」など、タイトル通りの高揚感にあふれた1枚。.
Shangri-La.
Kubah.
Fly Me To The Moon (In Other Words).サンフランシスコの名門クラブ、ベイジン・ストリートでのライヴ。冒頭を飾る「The In Crowd」マナーのモッドなアレンジ(ガヤ音とハンドクラップ入り!)でグルーヴする「Dancing In The Street」から最高です。この時期はすでにリズム隊がヤング&ホルトからクリーヴランド・イートンとモーリス・ホワイトに交代していて、要所要所でエグいせめぎ合いにしびれさせられます。ドラムのシンコペーションが効いた「Black Orpheus Medley」もクール!.
Dancing In The Street.
Black Orpheus Medley.
Mood For Mendes.オールディーズ/フレンチポップのファンにはおなじみ60年代イエイエ・シンガー、シェイラが超豪華メンツで残したAOR。グレイドン&フォスター作品のほか、トム・ケリー&ビル・チャンプリン作品など、この時代のLAロックのど真ん中のサウンド。声はキュートながら、グイグイと押すムードがナイス。プロデュースはキース・オルセン。.
It’s Only Make Believe.
I’m Still Believin’.
Little Darlin'.ギター2本に生ベースと生ピアノというタキシード姿の4人組。おや、良く見るとベースを弾いているのは女性ですね。で、レコードに針を乗せるとこりゃイカしたアコースティックスイング! レパートリーは1920年代からを中心に50年代作品でノスタルジック。なのに古くさい感じがしませんね。不思議に思えるほど可愛くてキュートですよ。.
Everybody Loves My Baby.
Wacky Dust.
Boom-Boom.ソウルファンには古くから知られる70年代NYコーラス・ソウルの一大傑作。ストリート・ドゥーワップと70年代東海岸の凄腕ミュージシャンたちが実現した夢見心地のアルバムです。アカペラなのに疾走感ありまくりの「I’m Not Ready」も最高だし、イーグルスのカヴァー「Best Of My Love」は原曲を超えたかも。とにかく歌とハーモニーの心地よさに酔わされっぱなしです!.
I’m Not Ready.
Best Of My Love.
Someone Sweet As You.作曲家でValiantの主宰でもあったバリー・デヴォーゾンが、自身のポップス愛、ホワイトドゥーワップ愛をぶつけた最高のグループ。このシングルも、明るく晴れやかなのになぜか胸がキュウンと苦しくせつなくなる名曲です。.
Roberta.
Butterfly.「Summertime」「Sittin’ In The Park」などのヒット曲を持つシカゴのソウルシンガー。巨体からくりだす情感豊かな歌声はジャンルを超えたさまざまな歌を包み込みむような愛くるしさを持っていました。この曲は彼が62年にはなったファーストヒット(R&Bチャート18位)。すでに憎めないキャラクターと魅力はできあがってます。.
Reap What You Sow.
Fat Boy.トーケンズ人脈の才人にして怪人、またはAppleレーベル随一のレア盤となっている欠番シングルを録音した男として知られる彼。Columbiaでのデビューアルバムはジョン・サイモンのプロデュースによる“タガがはずれた”名盤ですが、このシングルはアルバム未収録。もちろんサイモンのプロデュースです。B面はアルバムからのカット。クレイジー・ロックンロール!.
Toys for Tots.
Brute's Party.とにかく何回聴いても色あせることのない名刺代わりの大ヒット「Give Me Jut A Little More Time(邦題:時をかけてよ)」をひっさげて、颯爽と現れた70sノーザンソウルの騎手たち。問答無用の傑作ファーストアルバムです。ジェネラル・ジョンソンとダニー・ウッズのダブルリードが、ソウルファンの胸を熱く焦がしました!.
Give Me Just A Little More Time.
You’ve Got Me Dangling On A String.
Since The Days Of Pigtails & Fairytales.のちにロジャー・クック&ロジャー・グリーナウェイ名義でソングライターとして英米で大活躍するふたりが組んでいたピーター&ゴードンのフォロワー的なデュオ。アルバム未収録のシングルです。ブリティッシュビート感を保ちつつ、コーラスの見事さはさすがハーモニーポップの生みの親! 音圧すごいです!.
The Magic Book.
Time.A面1曲目「The Magic Is You」イントロの一瞬で、ニック・デカロがすばらしい仕事をしていることがわかります。往年のA&Mテイストと珠玉の女性AORの出会い。愛すべき1枚です。彼女は「プレイボーイ」誌でのモデル経験もあるカナダ人女性で、このアルバムのプロデューサー、デヴィッド・チョーカーの奥方だったのだとか。穏やかな歌声でデヴィッド・ポメランツやランバート&ポッターの作品を聴かせます。この何気なさが素敵です。穏やかさがにじむ名作。.
The Magic Is You.
Give The Little Girl A Chance.
Yesterday Can’t Hurt Me.モッズクラシック。ちょっとマリアッチな気分を取り入れたスマッシュヒット。イギリスではこの曲、チャートのナンバーワンになってます。ヒットしたのが66年の7月。60年前の夏に向けてのヒットだったんですね。B面はラテンで人気のインスト曲です。クール! 音のぶっといUSモノラル7インチ!.
Get Away.
El Banido.「その男ゾルバ」などで知られるギリシャの超有名女優。映画出演のキャリアは半世紀に及びました。その彼女が50代を超えてシンガーとしてリリースしたアルバムが、いわゆる女優の歌ものとしては超異色の内容! あのヴァンゲリスのプロデュースで大胆なシンセサイザーサウンドを交えたプログレッシヴなアレンジに! 彼女の歌も神秘的!.
Les 40 Braves.
Menousis.
La Danse Du Feu.ディジー・ガレスピー楽団でヴォーカリストとして活動していたバップ・スキャット第一世代のツワモノ。1950年代リリースのEpic盤もスンバラシーのですが、こちらはバックにグラント・グリーン(g)も参加、ゴキゲンなギターを弾きまくってますし、ソウルフルなオルガンも冴えまくる編成で、タイヘンにシャバダバなのであります。「Route 66」までひとっとび!.
Route 66.
I Got Rhythm.
Oo-Shoo-Be-Doo-Be.この2年前にスタジオ盤で顔を合わせたばかりの名手同士がのライブでも共演。ジョー・ヴェヌーティの若々しすぎるプレイに胸が熱くなります。ジョージ・バーンズもそれに刺激されてか、己の中にずぶずぶと没入するような素晴らしいギターで応酬します。「Satin Doll」から始まるB面のエリントン・トリビュートも圧巻! あと特筆すべきは録音の良さ!.
Satin Doll.
Take The "A" Train.
What Are You Doing The Rest Of Your Life?.ここから「Chuck E.'s In Love(恋するチャック)」が大ヒット(全米4位)したファーストアルバム。みんな彼女に恋したんですよ。ラス・タイトルマン、レニー・ワロンカーの薫陶を受けデビューした彼女の永遠に色あせることのない1枚です。見とれてしまうジャケットです。.
Chuck E.'s In Love.
Young Blood.
Danny’s All-Star Joint.サラ・ヴォーン、ビートルズを歌う。すでに60年代に実現していたとしてもおかしくない企画ですが、81年リリースとなったことで新しい要素が加わりました。それはマーティ・ペイチと息子デヴィッド・ペイチ(TOTO)の共同プロデュース。当然ながら演奏にもジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイトらTOTO組が参加。アダルトコンテンポラリーなアレンジで円熟期のサラ・ヴォーンが心地よくビートル・スイングするのです。「And I Love Her」「The Fool On The Hill」などぜひ!.
And I Love Her.
Fool On The Hill.
Something.元キャッツ&フィドルのギタリスト! フランスの名門ジャズ・レーベルBlack & Blueに残した傑作ソロで、これが同レーベルでの2作目と思います。ジェイ・マクシャンのピアノ以外はすべてフランス人。さすが引き締まった演奏です。ひたすら弾きまくる「Food For Thought」に撃沈。ぐっと前のめりになったり、問いかけてくるようだったり。全曲彼の自作曲。ほんと、豊かなニュアンスです。ジャイヴ界の宝!.
Food For Thought.
Morgantini With Mime No.1.
Frankie And Johnnie Boogie.マイケル・ボールドウィン&リチャード・レプス。ヴァイオリニストとフォークシンガーのデュオというと、コンプトン&バトゥーを思い浮かべる方も多いでしょうが、焼け付くような漂白感という意味ではこちらに軍配を。時代を背景にした問題意識の強さやアシッドですらあるフォーキーなナンバーの出来の良さで古くから知られる一枚。アメリカではアナログで再発もされ、再評価の高い作品に。.
Calamandantine Brown.
New York Town.
Blues For The City.ミュンヘンのディスコプロジェクト。最高に疾走感あるタイトル曲は15分超え! 現場を高揚させることだけを目的としたサウンドは、下世話と洗練が絶妙に交錯していて、サヴァンナ・バンド好きにもアピールしますよ。「Back Street Baby」は女性ヴォーカルが魅力的! US盤はマイナーレーベルからのリリースで、あまり見かけません。.
Cafe.
She’s Not A Disco Lady.
Back Street Baby.かつて「真夏の夜のジャズ」で見た雄々しい姿や、映画「サマー・オブ・ソウル」での最晩年の胸を打つ歌唱で、このゴスペルの女王の真価に触れた人は多いと思います。彼女のアルバムは数多いですが、本作はストリングスを交えた美しい曲やクワイアコーラスとともに盛り上がる曲など、彼女の表現の幅広さもとらえた内容です。.
Garden Of Prayer.
I’ll Never Turn Back.
I Will Say Of The Lord.グレン・ミラーが十八番にしていた名曲を斬新なジャズコーラスアレンジで歌った傑作。陰のリーダーとしてコーラスをアレンジしていた才人アラン・コープランドの才能がついに爆発した時期で、本作の勢いは格別です。「Caribbean Cripper」はビックリの鮮烈ビート。他の曲も洒落ててとっぽい最高のコーラスです!.
Caribbean Cripper.
Stardust.
Tuxedo Junction.AOR+パワーポップな雰囲気がたまらないシングルです。なんと本名は「マイケル・ジャクソン」。混同が起きないように、ファーストネームだけの表記になっていたようです。デビューシングルですが残念ながらラストシングルにもなってしまいました。でも、やっぱりいい曲。.
Stay.
Neon Dreams.