裏ジャケに薄く茶シミ。少々チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。ジャケ裏の曲目ではA-5「East Side Drive」とありますが、盤の曲目は「Sweet Juke」を収録。
「Georgia On My Mind」で泣きそうに。
歌心のあるトランペット。スタジオミュージシャンとしての確かな技術もありながら、人間味で心をつかむ人です。このアルバムでもいきなり「Georgia On My Mind」で泣きそうになってしまいました。セルダン・パウエル、デイヴ・ベイリーらメンバーも実力派揃い。奇才ケニヨン・ホプキンスが楽曲提供した「Sweet Juke」なんてストレンジな曲や、ハーモニカをフィーチャリングしたR&Bタッチの「Lilies Of The Field (Amen)」もあり、ふところの広さに感服します。.
収録曲・データ
【曲目】Georgia On My Mind / Free And Oozy / Misty / Sapphire Blue / Sweet Juke // Lillies Of The Field (Amen) / Tread Ye Lightly / Freedom Blues
チャーミングな女性ヴォーカリスト、ドリス・デイが、子供コーラスと録音したしあわせいっぱいでキュートなアルバム。ヴォーカリストと子供という取り合わせは数多くありますが、このアルバムの「Give A Little Whistle」は、その最高峰のひとつだと思います。ジミー・ジョイ・チルドレン・シンガーズは、あのチップマンクスとも共演したことあり。.
収録曲・データ
【曲目】Give A Little Whistle / The Children’s Marching Song / Getting To Know You / Zip-A-Dee-Doo-Dah / The Lilac Tree / High Hopes // Do Re Mi / Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be) / Inchworm / Swinging On A Star / Sleepy Baby / With A Smile And A Song
混血児としてNYに生まれ、苦みばしった名曲を歌い続けるガーランド・ジェフリーズ。ロックンロールポエットのひとりとして、もっともっと評価されてしかるべき人です。本作はソロでのセカンド。スティーヴ・ガッド、デヴィッド・スピノザらの参加を得て、繊細なソウルを描き出しています。「New York Skyline」は彼の魅力が色濃く出た名曲。レゲエの導入にもストリート感覚あり。後にパンクスにも愛されたシングル曲「Wild In The Streets」も収録。.
フラメンコ界に新風を吹かせたフラメンコギターの異端児。1969年にはファーストアルバム「Flamenco Funk」なる、その名の通りフラメンコとファンクを融合させたユニークなアルバムをリリース。本作でもバンド編成で自由闊達なプレイを披露しています。ラヴェルの「ボレロ」をファンク化したり、後半に切れ味鋭いファンクが炸裂する「Davis’ Third Sonata And Funk」など、”フラメンコ × USA(自由の国アメリカ!)”のタイトルに偽り無し!.
Bolero.
Davis’ Third Sonata And Funk.
Theme From The Columbia T.V. Series“Police Woman”.
5年ぶりのセカンドソロ。完全多重録音でスペクターサウンドに挑んだ「Baby I Love You」「Maybe」「Da Doo Ron Ron」「Born To Be With You」のカヴァーを収録。ロックンロールとポップスへの行き過ぎた愛情の見本のような素晴らしいアルバム! この音圧にかけた彼の行き過ぎたポップマニアぶりはアナログじゃないとわかんない。.
RCAオレンジ・レーベル(ミゾあり)。A-3「Waiting To Be」中盤に小傷によるプチノイズが少し。他はEX++〜M--ほどで良好です。
あの「98.6」のキースです。
ソフトロック・アーティスト、「98.6」の本名ジェームズ・バリー・キーファーこと、あのキースです。RCAに移籍してリリースされた彼のサードにしてラスト・アルバム。ソフトロックのニュアンスを残しつつも、ビートルズの影響を感じさせるアシッドな浮遊感の「Waiting To Be」や、ファンキーな「The Problem」など新生面も加味しています。.
収録曲・データ
【曲目】Alone On The Shore / Trixon’s Election / Waiting To Be / Melody / The Problem // Marstrand / Mr. Hide / China Clipper / Elea - Elea / Charley Cinders
80年代以降の彼女のステージに欠かせない曲となっていた「To A Child ...」を収録した84年作。プロデュースも彼女自身(トッド・ラングレンが助力しています)。見落とされがちな一枚ですが、端正でソウルフルな歌声に変わりはありません。天才少女としてデビューし、結婚、出産などを経験してきた彼女の人生がじわりとにじんでいます。.
サイモン&ガーファンクルの二人にとって、世界的に名を広める出世作となった映画「卒業」への音源提供。映画のために書き下ろしたのは「Mrs. Robinson」だけで、あとは既発の「Sound Of Silence」「Scaborough Fair」「April Come She Will」を使用。インスト部分にはデイヴ・グルーシンが美しいインストを提供しています。「Sunporch Cha-Cha-Cha」が名曲!.
収録曲・データ
【曲目】The Sound Of Silence / The Singleman Party Foxtrot / Mrs. Robinson / Sunporch Cha-Cha-Cha / Scarborough Fair - Canticle (Interlude) / On The Strip / April Come She Will / The Folks // Scarborough Fair - Canticle / A Great Effect / The Big Bright Green Pleasure Machine / Whew / Mrs. Robinson / The Sound Of Silence
コードの展開や構成、リズムの積み重ねなどに緻密に工夫を凝らしながらも、密室的でありながらエモーショナル。エキセントリックですが、音楽で遊び過ぎていない。こういう人の作品は、繰り返し聴くのが一番です。トニー・コジネクやマーク・ワーツ(70年代のソロ)にも並ぶ世界観を持つ彼の初期作品。名盤の誉れ高いファースト「Records Are Like Life」に続くセカンドです。.
【曲目】Superwoman / Don’t You Worry ‘Bout A Thing / Seems So Long / Lookin’ For Another Pure Love // Too Shy To Say / Creepin’ / If It’s Magic / Knocks Me Off My Feet【Piano】Pete Jolly【Trumpet】Oscar Brasheax【Guitar】Tommy Tedesco【Recording Studio】Capitol Records Studio
ブライアン・オーガーにとって初のリーダーアルバム。A面は自身の率いるグループ、トリニティでの単独録音。B面では神秘的な女性シンガー、ジュリー・ドリスコールをフィーチャリング。次作「Streetnoise」につながるコラボレーションのスタートでした。まだお互いに荒っぽく手を合わせてる感じが魅力。超かっこいいファンク「Tramp」や「Break It Up」! ブライアンのヴォーカルも吠えまくる「Black Cat」も凄い!.
「憧れのヒットチャート(Eighteen With A Bullet)」というスマッシュヒットを持つイギリス人職人キーボーディストが、今度はチリチリノイズがするレコードをテーマにリリースしたシングル。これはレコードファンにはたまらないテーマです! ニューオリンズ・スタイルのアレンジも最高。シングルのみのリリース。.