イギリス人シンガー・ソングライターのギャリー・ファーがマッスルショールズでレコーディングしたアルバム「Addressed to the Censors of Love」からのシングルカット。ほんのりとティファナ風味と放浪感を漂わせた曲で、ソウルフルな歌声が素晴らしいです。モノラルミックスはDJ盤のみ。.
モート・ガーソン、リンカーン・マヨーガ、アニタ・カー、トミー・モーガンをそれぞれアレンジに迎え、自作やジャック・ブレルの曲に英詞を付けた曲を歌います。リンカーン・マヨーガと共作の「Before The Monkeys Came」の不思議なポップさに引きこまれます。知れば知るほどこの人の歌声の深みにはまってゆきそうです。.
収録曲・データ
【曲目】The Hurtin' / You / Before The Monkeys Came / The Summertime Of Days / The Women / Zangra // Down At Mary's Old Time Bar / Meantime / Open The Window And See All The Clowns / I'm Strong, But I Like Roses / The Statue / Ain't You Glad You're Livin', Joe / Loneliness In Crowds
選曲されているのは、ユーロヴィジョン・ソングコンテストの1964年グランプリ、ジリオラ・チンクエッティの「夢見る想い」ほか、同コンテストからの作品を計3曲、ボブ・ディランの「風に吹かれて」、ロス・インディオス・タバハラスの「マリア・エレーナ」など。プウルセル自身が書いた作品も2曲収められています。米盤の「Our Man In Paris」(1966)と同一ジャケですが、選曲は全く違います。.
収録曲・データ
【曲目】Enfants de Tous Pays / Non Ho l'etа / Nice Majorettes / Cala di Volpe / Je t'aime / Maria Elena // La Plus Belle Pour Aller Danser / Ecoute Dans le Vent / Skating Waltz / Sur ton Visage une Larme / Ou sont-elles Passees ? / Le Chant de Mallory
もともとはイギリスで72年にリリースされていたシングルですが、アメリカでは無視。「Laughter In The Rain」の大ヒットを受けて、急遽アメリカでもシングルカットされ、最高27位まで上昇しました。なのでバックは10ccなのです。本国でカムバックを果たしたセダカの心があらためて乗り移ったように響きますね。.
チップ・テイラーがプロデュースとアレンジを担当した東海岸シンガー・ソングライター。優しさを底にはらんだカントリースワンプを展開しています。詩的な情感をたたえたタイトル曲は、そのチップの作品。レナード・コーエン「Bird On A Wire」、ジェシ・ウィンチェスター「Yankee Lady」なども採り上げています。.
スタン・ゲッツとの共演でジャズファンを魅了したファーストに続き、ベテランギタリスト、エディ・デュランを相棒に帯同。さらにトランペッター、トム・ハレルを従えて、本作でも快調ぶりを示しています。スピーディーな「What A Little Moonlight Can Do」ラテンな横揺れも素敵な「Don't Be That Way」と、両面頭からキャッチーです。エディ・デュラン作のボッサ「One By One」も素敵ですね。からだにきちんとジャズが入ったヴォーカルです。.
収録曲・データ
【曲目】What A Little Moonlight Can Do / This Time The Dream’s On Me / One By One / Please / Estate // Don’t Be That Way / All My Tears / Wonder Why / Let’s Fall In Love / Zingaro
【曲目】All Of You / It’s All Right With Me / It Had To Be You / The Party’s Over / Ac-cent-tchu-ate The Positive / Honeysuckle Rose // Some Of These Days / Anything Goes / You’re Nobody ‘Til Somebody Loves You / I’m Gonna Sit Right Down And Cry / Nobody / Ace In The Hole
もともとはZephyrというレーベルから1958年に「Easy Jazz On A Fish Beat Beats」というタイトルでリリースされていたアルバムを、当時(1967年)の耳で聴いて面白いと判断して再リリースが決定したという、不思議な来歴の1枚です。スイングジャズのスタイルなんですが、発想やアレンジは踊れてモダン。知的なくすぐりがどの曲にもあって楽しめます。若きシェリー・マン、ラス・フリーマンらが参加。グリーグ・マクリッチーはテレビ、ラジオでも活躍したアレンジャーです。.
日本ではむか〜しからソウルの名盤として語り継がれてきた一枚。ディープなサザンソウルっぽさとノーザンっぽさがうまい具合に共存しているんですね。A-1「He Don't Love You」はザ・バンドの前身レヴォン&ザ・ホークスのレパートリーで、作曲は当然ジェイミー(ロビー)・ロバートソン! バックは同時期のエルヴィス・プレスリーとほぼ一緒のメンフィス白人達。この演奏がまた至高なのです。.
5年ぶりのセカンドではスティーリー・ダンでおなじみゲイリー・カッツのプロデュース。メリハリの効いたエイティーズ・サウンドですが、アコースティック感覚も絶妙に活かします。「James Dean」や「The Motown Song」など若き日の憧れを描いたようなナンバーが多いのも本作の特徴。波間を漂うようなゆったりしたエンディング曲「Tar On The Roof」がこれまた格別です。.
コーク&ピート・エスコヴェードが率いたファンキー・ラテンロック・グループ、アズテカ。これがファーストです。ニール・ショーン(g)レニー・ホワイト(ds)トム・ハレル(tp)ら要注意な人脈も参加して、サニーで痛快なラテン・ロックを展開。サンタナ影響下にある暑いラテンチューンだけでなく、メロウソウルな「Love Not Then」も最高!.
シカゴの2枚組デビュー・アルバム。激動の時代に伝えたいメッセージをジャズ色の濃いブラスロックで力強く展開しています。のちのどのアルバムよりも硬派。「Does Anybody Know What The Time It Is」「Beginnings」「Questions 67 And 68」など重要曲を収録。とくに「Beginnings」は爽快なアコギのカッティングからスケール大きくグルーヴする人気曲。.
【曲目】Put Your Hand In The Hand / Kiss Her Once With Feeling / Me And My Shadow / In Our Time / Red Sky At Morning Falling Free // Dream Baby / Oh Woman, Oh Why? / Gray Eyes Make Me Blue / Bell Bottoms / Proud Mary / Living Easy
プウルセルの一連の作品のなかでもかなり未来派に振り切ったジャケット! 美女ジャケとしても魅力的なのですが、きちんと同時代のヒットにも対応した選曲もよいですね。古くからのファンが望むレパートリーも揃えつつ、エレピやリズム面などでの新しさもほどよく取り入れています。ラストに配された美しい「Girl Of Skade」は自作曲です。.
収録曲・データ
【曲目】 Star Wars / How Deep Is Your Love / Dans les Yeux d'Emilie / Amor Amor /Take a Chance on Me / My Way // Mull of Kintyre / Tarentelle / Ti Amo / Rencontres du Troisieme Type (Close Encounters of the Third Kind) / Easy Come, Easy Go / Girl of Skade
めちゃくちゃ威勢のいいスティールドラム。とにかく歌モノがイイ! 若くてハツラツ、ブラウンアイド・ソウルっぽい分厚いコーラスも最高です! 「Behold」や「Underneath The Mango Tree」で聴けるハーモニーは、キャッチーな60'sポップスのように都会的でもあるのです。.
収録曲・データ
【曲目】 Limbo Rock / In The Land Of The Sea And Sun / Brazil / Times A Gettin’ Hard / Behold / Maryanne // Anna / Underneath The Mango Tree / What A Difference A Day Made / Yellow Bird / Amor / Matilda