美人シンガー、女優として活躍したキャリアのみならず、現在では奇才音楽家レイモンド・スコットの妻として彼を支えたことも大きな関心を以て語られる彼女ドロシー・コリンズ。本作は廉価版レーベルVocalionからのリリースで、彼女がCoralにバーニー・ケッセル・トリオと残した残した人気盤「Songs By Dorothy Collins」からの数曲と、おそらくシングル曲などから編集されたアルバム。彼女の歌う「Only You」など、珍しい録音もありますし、注目はレイモンド・スコット作曲&アレンジの「Where Have You Been Billie Boy」を収録していること!.
収録曲・データ
【曲目】The Lady’s In Love With You / But Not For Me / Moments To Remember / Out Of This World / It Never Entered My Mind / Where Have You Been Billie Boy // Love And Marriage / I See Your Face Before Me / Only You (And You Alone) / Guess I’ll Hang My tears Out To Dry / Mr. Wonderful / Come Rain Or Come Shine
「ローレンス・ウェルク・ショー」のレギュラーとしてTV出演し、1950年代後半から60年代にかけてお茶の間の大変な人気者だった姉妹グループ。清楚でラブリーなコーラスは、アメリカの夢のひとつの理想でもありました。1958年リリースのBrunswick盤「Lawrence Welk Presents The Lennon Sisters」から2曲を差し引いての再リリース盤。.
収録曲・データ
【曲目】Hi-Lili Hi-Lo / You Always Hurt The One You Love / Greensleeves / To Know You Is To Love You / Graduation Dance // Too Marvelous For Words / Scarlet Ribbons / Have You Ever Been Lonely / I Remember Mama / Mister Clarinet Man
アメリカ人の心のおかあさんのようなパッツィ・クラインの張りのある歌声に聴き惚れてください。1963年に31歳の若さで世を去った彼女。残した音源のほとんどがシングルのみだったため、没後に多くの編集盤が作られました。これもそのうちのひとつ。しかし「Yes I Understand」「How Can I Face Tomorrow」にはシングルとは別ミックスのテイクが採用されていることで、ファンにはマストな一枚でもあったそうです。彼女の歌唱はこの世界へのよき入り口です。.
Decca所属時代の1958年にアニタ・カー・シンガーズが白人レリジャス・シンガー、ジミー・デイヴィスのバックを務めたアルバム「Hail Him With A Song」がカントリー・ゴスペルのレア盤として知られています。そこから2曲を差し引いて、さらに疑似ステレオ化をほどこし、タイトル、アートワークをあらためて発売したのがこちらです。.