CBS所属となる直前、仏ヴェルサイユに残した逸品です。美しく軽快な響きのストリングスを中心に据えて、瑞々しいオーケスレーションを構築しています。ヴァイヴを用いて軽いジャズ風の匂いを加えたり、控えめなドラムをまぜてダンス音楽としての体を示したりアイデアが豊富です。キリッと端正なサウンドですね。採り上げるのは著名シャンソン。裏ジャケには若き日の本人の写真。表ジャケも含めてなんだか惚れ惚れする逸品です。.
Jous Le Ciel De Paris.
Que Reste-t-il De Nos Amours.
L’ame Des Poetes.マイケル・ランドーらと結成していたマクサスを解散後のアルバム。ソロでは10年振りの2作目となります。TOTO勢、元マクサス勢が全面的にバックアップ。80’s趣味を全面的に押し出しているのは、彼の現役感のリアルタイムでの証明でしょう。中には「Cancun」など、メロウな南国テイストのナンバーが配されていて、今ではこちらに耳がいきます。.
Cancun.
Which one Of Us Is Me.
Atlanta Calling.繊細な歌心が長く支持されている名作ファーストに続くセカンド。近未来を舞台に、いかにも英国人らしいSFコンセプチュアルな感覚を前面に押し出したモダンポップSSW作品。マーク・ワーツが70年代にSSWモードで出したソロアルバムあたりに近い感じもあります。モダンポップ・ファンは注目を。「Under The Boardwalk」カヴァーには驚き。.
Amanda In A Silver World.
Under The Boardwalk.
Solitary Sing Song.武骨なフォークシンガーの異色作。黒人を含む4人の若手ロックグループを従え、いちヴォーカリストとして臨んだ本作は、フォークロックというにはあまりにファンキーで捨て鉢なロックアルバム。ドゥーワップ・クラシック「Alley Woop」の重たいグルーヴとラップみたいな歌はどうだ! 混沌とした時代ならではの問題作。.
Alley Oop.
Head Inspector.
Chelsea Morning.「うちら陽気なイタリア娘」となぜか関西弁を添えたくなってしまう、ハツラツ気分のイタリア系アメリカ人姉妹グループ。イタリア移民たちに向けてのリリースで、英語を交えながら、故郷のメロディに宿る楽しさやせつなさを表現します。。ポルカにも似たリズムで楽しく踊れる曲もあり。ラストは「フニクリフニクラ」!.
When I Hold You In My Arms.
Baciare, Baciare.
Funiculi Funicula.イギリスの誇るラテンイージー王、エドムンド・ロス。洒脱で踊れるアレンジやコンダクト以外にも彼の魅力があります。それはとぼけた味わいの歌声。カリプソは歌詞の持つ風刺的な意味合いやコーラスとの掛け合いも重要なので、このアルバムではロスが存分に歌ってます。オリジナルは1950年代のレコーディングなので、サウンドもショービズ化していないオーセンティックさでよいのです!.
Virgin Islands.
‘Tis Only A Matter Of Mind Over Matter.
Boys And Girls Like Saturday Night.フランス人コンポーザー、ミシェル・ピュイグが先鋭的ジャズレーベルに残したアヴァン・クラシックの傑作。チェンバージャズと即興性の両立を目指したかのような自由な着想の譜面を、彼の師にあたるレネ・リーボヴィッツが指揮。両面にわたって予測不能な展開です。.
Scenes 1 a 3.
Scenes 4 a 6.
Scenes 1 a 3.ファンキーなギターリフからはじまる「Can She Do It Like She Dances」が最高のパシフィック・ファンク。ジミー・ディーはグアム島で活動したシンガーで、あの島のAOR的な世界観をほぼひとりで体現したと言っていいでしょう。リゾートならではの開放的で適度に下世話なムードと70年代から80年代に切り替わるサウンドが絶妙に交錯してます。アルバムは数枚確認されてますが、これがAORファンにはいちばんのおすすめです。.
Can She Do It Like She Dances.
Good-Bye Yesterday’s Heartaches.
Stay The Night.1964年に公開され、それまでタブーとされていたようなサディズム的描写などをハリウッドに持ち込んだ問題作「大いなる野望」のサウンドトラックです。エルマー・バーンスタインのスコアはクールなジャズ基調。不安や緊張を巧みにスコアに織り込んでいるとも感じます。.
The Carpetbaggers.
Love Theme From The Carpetbaggers.
The Carpetbagger Blues.楽器や歌の練習のためにレコードに合わせて演奏する、その目的に特化して、あるパートをマイナスして制作されたのがアメリカのMusic Minus Oneシリーズ。60年代からさまざまな用途で無数のレコードが作られていますが、こちらはビートルズ4人のソロ作品で歌いたい人のため。片チャンネルにリードヴォーカル、片チャンネルにコーラスを割り振って、両方の目的に使えます。4人のソロ曲を歌い演奏しているミュージシャンたちはまったく不明!.
Listen To What The Man Said.
Jet.
Whatever Gets You Thru The Night.ハワイの男性コーラス・カルテットの名門。60年代Decca時代の作品は、ラウンジ/ポピュラー的な趣味が絶妙にミックスされた今風の佇まいになっています。なめらかなハーモニーが素晴らしい。フラノーヴァ編曲の「I'll Remember You」(クイ・リーの名曲!)「Dahil Sa Yo ( Your Love Is Mine)」にウットリ。アップテンポ「Minoi Minoi」、ハワイアン・ジャパニーズな「Sayonara」なども絶品です。.
Minoi Minoi.
I'll Remember You.
Sayonara.今なおスウェーデンの人気歌手として活躍するリル・リンドフォルシュのデビュー・アルバム。甘い歌謡曲スタイルが主流だった時代の北欧に、ジャズやボサノヴァの要素を積極的に持ち込んだ才女でした。スウェーデン語で彼女が歌うボッサ・ナンバーはコンピレーションでも重宝されていましたね。彼女の大成功のきっかけとなったタイトル曲は「禁じられた遊び」のテーマ曲に歌詞をつけたもの。それはそれで風格があるのですが、試聴はやはりラヴリーなボッサを中心にしました。.
Hor Min Samba ( Mas Que Nada ).
Flickan I Havanna.
Alltid Nat Som Far Mej Att Minnas ( Always Something There To Remind Me ).ミュージシャンとして多彩なキャリアを誇る才女、大谷由美子が、意を決して、大股開き&乙女の熱情をスリーピースのグラムでパワーでガーリーな最高のロックンロールとして結実させたバンド、それがAmerico! 待望のファースト・フルアルバムをハイファイでも取り扱いさせていただくことになりました。安田謙一、湯浅学という東西の曲者をうならせ、当店松永良平を魅了したキラーチューン満載。最近かっこいいロックを聴いてないなーと思っている人にこそ大推薦です。.
だめだよ.
ミスター・ドーナツ.日本の邦題「アメリカン・モーニング」こと「Just Wehn I Needed You Most」が思わぬ大ヒット。ことに日本では繰り返しTV CMなどに使用されるエバーグリーンな1曲に。やわかくてほんのりとした味わいのポップスがふんだんに盛り込まれた作品。少年っぽさの残った透明な歌声にも魅力が。突然聴きたくなることがあるのですね、このメロディを。.
Just When I Needed You Most.
Call Me.
Losing Out On Love.1958年にリリースされたクラシック・アルバム「Valses Viennoises No.1」に収録された3曲が収められたシングルEP。すべてヨハン・シュトラウス二世の楽曲です。コンパクトなEPで聴くクラシック。細やかなアレンジにプウルセルらしい気品を感じます。.
Reve De Printemps.
Sang Viennois.
Legende De La Foret Viennoise.LAロックの中心地的存在だったライブハウス「ウィスキー・ア・ゴーゴー」でのライブ盤。片面1曲ずつの長いインプロヴィゼーション主体ですが、リフはファンク/ソウル仕様なのがとにかくかっこいいです。この時期の彼のバンドはロイ・エアーズ、ソニー・シャーロック、スティーヴ・マーカス、ミロスラフ・ヴィトゥスが参加したすごいメンバー!.
Ooh baby.
Philly Dog.
Philly Dog.彼女にとっては2枚目のブロードウェイ名曲集。60年代半ばのヒット・ミュージカルからの楽曲を多く収めています。レーベルメイト(?)のビートルズを意識したようなビート・アレンジの「He Loves Me」など、この時代ならではのかっこいいアレンジ多数。さっそうとスイングする「This Dream」「I Had A Ball」など、かっこいいだけでなく歌の上手さが際立ってます。.
He Loves Me.
This Dream.
Hello, Dolly.レッキングクルーのサックス奏者としてビーチ・ボーイズのセッションでも活躍するスティーヴ・ダグラス。自身のバンドを率いてのセカンドアルバムです。サックスだけでなく歌も果敢にトライしていて好感。当時最新流行のニューリズム「ポパイ」を取り入れたツイスト指南盤です。レア!.
They Did The Popeye.
Surfers Twist.
I Can’t Believe It’s True.ポコに加入するポール・コットン、ウッドストックに移住しファビュラス・ラインストーンズを結成するギタリスト、カル・デヴィッドを中心に結成されたイリノイ・スピード・プレス。ファースト・アルバム(1968年)には、まだサイケデリックな要素が垣間見えましたが、このセカンドにしてラスト作ではフォーキーなグルーヴにより深みが加わりました。バッファロー・スプリングフィールドが進みたかった方向の後継かなと。ファーストより数段レア。.
Sadly Out Of Place.
Dearly.
The Life.舞台で鍛えた張りのある歌声と表現力で長く人気を誇った黒人女性シンガー、パール・ベイリー。人気ドラマー、ルイ・ベルソンと結婚し、しかも生涯を添い遂げたんですよね。誘惑や浮き沈みの多い音楽の世界でそれを貫けたのは彼女の意志の強さ、そして才能の大きさゆえでしょうか。本作は、世界各国のリズムとメロディを歌ったアルバム。歌で世界を旅させてくれます。「Mambo, Tango, Samba, Calypso, Rhumba, Blues」は曲名も曲調もすごい!.
Mambo, Tango, Samba, Calypso, Rhumba Blues.
C’Est Magnifique.
There’s A Boat Dat’s Leavin’ Soon For New York.AORアーティストとして日本では知られるスティーヴ・キプナーが若き日に組んでいたソフトロック/フォーキー・ロック・トリオ。初期ビージーズやクロスビー・スティルス&ナッシュ的なスタイルですが、ハーモニーや曲構成はとても頭脳的。クレジットを見ていたらビージーズのモーリス・ギブがエグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされていました。なるほどね!.
Astral Taxi.
Tag Around.
Set Sail For England.ロックオペラ「Jesus Christ Superstar」などに出演していた女性シンガーで、華のある容姿とソウルフルな歌唱で成功したディスコ・クイーンだった彼女。これがセカンド・アルバム。時流に乗っただけの軽薄さとは一線を画した本格派のプロダクションと歌唱力ですから、今聴くとむしろ発見が多いはずです。仕掛人はNYディスコの裏職人ウォーレン・シャッツ。彼女自身もコーラスや一部の曲のリズム・アレンジを手掛けてるのです。才女ディスコ!.
Don’t Try To Win Me Back Again.
Freeway Song.
Half And Half.アニー・ロス在籍寺のラストアルバム「High Flying」のリイシュー盤。テクニカルでチャーミングな三人の魅力が詰まった名盤。楽曲的にも一番ユーモアが効いてるし、ヴァラエティに富んでます。このアルバムがいちばん好き!という方、結構いらっしゃるはず。「Popity Pop」や「Mr. P.C.」など後半の流れにはテクニック、クールさともに脱帽です!.
The New A B C.
Popity Pop.
Mr. P.C..ソウルや同時代のポップヒットを歌うことも多かったナンシー・ウィルソン。このアルバムはハンク・ジョーンズ・カルテットを従えたストレートなジャズヴォーカルアルバムです。愛するスタンダードを歌っています。ロン・カーターの深いところでグルーヴするベースが最高。.
Happiness Is A Thing Called Joe.
Oh! Look At Me Now.
Do It Again.ヴェトナム戦争中に米軍がおこした最大の愚行とされるソンミ村虐殺事件(1968年3月)。全米にも大きな衝撃を与えたこの事件は、反戦機運の高まりの大きな一因となりました。その慄然とする経緯を詩人ピート・ハミルが作品化。そのポエトリーをロスコが朗読し、ロン・カーターとジェームス・スポールディングが演奏をつけたアルバムです。落ち着いた静かなトーンと言葉が突きつける反戦の意思にしばしのめりこんでしまいます。内ジャケにナット・ヘントフが長いコメンタリーを寄せています。.
The War Crimes.
The Deserters.
In Memoriam.西海岸オールディーズの重要レーベルDel-Fi。その社主ボブ・キーンは、もともとジャズ志向のクラリネット奏者で、Del-Fi設立前後にもこうしたジャズアルバムを数枚残しています。その中でも、コンボで演奏した本作は本格派の一枚。シェリー・マン(ds)レッド・ミッチェル(b)ポール・モアー(p)レッド・ノーヴォ(vib)ら実力者が参加。自らのクラリネットとトロンボーン、バリトン・サックスという三管編成もユニークです。.
I Won’t Dance.
There’ll Never Be Another You.
I Hear Music.英Charlyが80年代初頭に企画したこのコンピレーション・シリーズは、実はすごく画期的。アメリカのソウルシーンの充実に欠かせない南部のスモール・レーベルを、同じオーナーごとにセレクト/編集したのです。当時は小さいレーベルを同一オーナーが掛け持ちしたり、次々に新設することは普通でした。この盤はシェルビー・シングルトンというオーナーが主宰したSSSやSilver Fox、Minaretなどに残された極上サザンソウル集。.
Cryin’ In The Streets.
The Game Of Love.
Baby, You Got It.1963年の全米ナンバーワン「Sugar Shack」の大ヒットでポップス史に名を残すグループ。ワンヒットワンダー的なイメージですが、67年にこのアルバムのタイトル曲でもある「Bottle Of Wine」が全米9位に。活動歴も1950年代末からで意外と長いのです。ブルーアイドソウルとソフトロックの狭間にある立ち位置。いい曲多くてびっくりです。.
Bottle Of Wine.
Where Can Tomorrow Be Friend?.
Goin’ Away.60年代にスリーズ・ア・クラウドというフォークロック・グループでデビュー。その後、カナダで実力を賞賛されながらようやくリリースしたソロ・デビュー作がこれです。彼はすでに30代半ばを超えていました。アシッド的ともいえる不思議な奥行きなど、その経験と年齢でしか出せない味わいが作品全体からにじみ出ています。静かな曲では初期のブルース・コバーンに近い味わいも。.
Sing High, Sing Low.
Daydream.
Full Moon In Pisces.キャリア初期にベルギーのブリュッセルで録音した音源がカラベリに成功への道筋を付けたことから、その後もずっと彼はベルギーで彼の地のミュージシャンと共に録音を続けて来ました。ただし70年代に入ってフランス、パリとブリュッセルのスタジオ設備の差が激しくなり、録音をパリに変更せざるを得なくなったといいます。本作はパリ録音とクレジットがあります。エンジニアのギ・ポンスの名前も記されました。同時代のヒットを中心とした選曲。自作曲は「2000年の世界」。これは再録ヴァージョンのようです。.
Le Monde De L'an 2000.
Too Much Heaven.
Sandy.