うわー、ちょっと待って。この人ってあのアネットと共演したりしてたヤングアイドルですよね!? スリリングな4ビート&コーラスで突っ走る「The Music Stopped」なんて、かっこよすぎませんか? 「Lotta Livin To Do」のこの余裕はどう? 「It Started All Over Again」の生々しいコンボ感。こんなにかっこいいヤングジャズ、そうはないですよ! ちなみに、内袋はこのアルバムのために作られた写真満載のもの。さすがはアイドル!.
収録曲・データ
【曲目】The Music Stopped / Our Love Is Here To Stay / Lotta Livin’ To Do / I Wish You Love / Sail A Crooked Ship / It Started All Over Again // The Lonely Bit / The End Of A Love Affair / Can’t You Just See Yourself / What Is This Thing Called Love / Opposites Attract / Standing On The Corner
マーティ・ペイチのアレンジで、ジミー・ロウルズ、バド・シャンクら西海岸の一流ジャズメンが揃った演奏は、素晴らしいのひとこと。なによりも、彼女の表現力豊かなヴォーカルにクラクラです。「Shall We Dance?」の続編的性格を持つかのようなダンスナンバー「Are You With Me」で鮮やかに幕開け。きちんと彼女らしさが作り上げられていることに脱帽のデビュー作。レアなステレオ盤。.
50年代末から60年代初頭にかけてのフィラデルフィアのポップスやソウルのムードをダイレクトに伝えてくれるレーベル、Chancellor。ご当地のパーティーR&Bバンド3組の演奏を集めた踊れるオムニバスです。単独アルバムもあるジョージ・ヤングを筆頭にブロウ・サックスが印象的な曲がいっぱい。タイトルは当時のヒット映画「Walk On The Wild Side(荒野を歩け)」のもじりですね。.