R&B/ジャズの両面で60年代からのキャリアを誇るベテランシンガーのルー・ロウルズのフィリー詣。ギャンブル&ハフ作の「You’ll Never Find Another Love Like Mine」が全米2位の大ヒットとなり、見事にこの路線は成功しました。踊りまくるファンキーさとはまた違った大人の表現がたまりません。.
You’ll Never Find Another Love Like Mine.
From Now On.
This Song Will Last Forever.フィリーソウルのサウンドを支えた職人ミュージシャンたちのユニット、MFSBの通算5作目。4作目まではフィリーソウルが世界を平和にする的なメッセージとユニバーサルな愛を掲げていましたが、ここでは夏をテーマにメロウディスコ主体に。女性コーラスもさらに効果的に使われています。陽炎が立ちそうなほど暑い日にもOKな音像!.
Picnic In The Park.
Plenty Good Lovin’.
Summertime And I’m Feelin’ Mellow.あのディー・ディー・シャープです。フィリーソウルの立役者コンビギャンブル&ハフのケニー・ギャンブルと結婚したことにより、この長い名前になりました。この名義でもリリースを重ねた彼女ですが、本作では旦那さんの色はやや後退。ジェリー・バトラー、デクスター・ワンゼルらが主要プロデューサーとなり、よりコンテンポラリーな方向性になっていますが、フィリーの伝統はしっかり意識されています。.
Let’s Get This Party Started.
Everyday Affair.
See You Later.フィリーの重鎮として円熟の境地に差し掛かりかけた時期ですが、ここからもちゃんと全米4位のメジャー・ヒット「Used To Be My Girl」が生まれています。しっとりとした聴かせどころと、ディスコ対応もバッチリの現役生。70年代後半にも彼らの黄金時代があったこと覚えておいてほしいです。.
Use To Be My Girl.
This Time Baby.
Cry Together.フィリーソウルの大名盤と評価されている彼らのファースト・アルバム「The Ebonys」からのシングルカット。アルバムの終盤に登場したスケールの大きなバラードです。彼らの大得意なスタイルでした。.
I Believe.1972年の大ヒット「Me And Mrs. Jones」の大ヒットでよくもわるくもバラード歌手のイメージがありますが、実際の彼はジャズのセンスもあり、ファンクナンバーも自在にこなします。彼の魅力をフィリーソウルのフォーマットでもっともよく体現しているのは、じつはこのあたりのアルバムではないでしょうか。ギャンブル&ハフのプロデュース。.
July, July, July, July.
Be Truthful To Me.
When It’s Your Time To Go.「Tighten Up」のアーチー・ベル&ザ・ドレルズも、すっかり成熟した70sフィリーソウルに。A-1「Let's Groove」のイントロでは、懐かしの「Tighten Up」調の煽りMCが登場。気分を盛り上げてくれます。サヴァンナ・バンド風のメロウ・ノスタルジアが効いた「I Could Dance All Night」が火照った体に染み渡ります。.
Let's Groove.
I Could Dance All Night.
The Soul City Walk.Philadelphia International所属時代のリリースとしてはもっともブルージーな方向に向かった1枚ですが、ポール・デイヴィス「I Go Crazy」の良カヴァーが入っています。これはAORファンも要注意。「ふられた気持ち」のドラマチックなカヴァーもあり。全編を通じて夜更に聴きたいムードです。.
I Go Crazy.
Cottage For Sale.
You’ve Lost That Lovin’ Feelin’.フィリーソウルの屋台骨を半世紀以上にわたって支え続け、2019年にキャリアを終了したオージェイズ。70年代は彼らの絶頂期。フィリーのしゃれたサウンドに身を任せていても歌から気骨が伝わってくるのが彼らのよさです。盟友ギャンブル&ハフ、新世代の才能マクファーデン&ホワイトヘッド、そして彼ら自身のプロデュース。「We’re All In This Thing Together」はサヴァンナ・バンドのフィールもあってすごくいいです。.
Travelin’ At The Speed Of Thought.
We’re All In This Thing Together.
Work On Me.