2枚組ライヴアルバム「Alive」に先行して発売された片面12インチのプロモーション盤です。片面に3曲「What A Fool Believes」「Wait A Little While」「Angelique」を収録。アルバムとおなじテイクですが、モノクロのジャケットはかっこよく見えますね。AORファンには最初の2曲は最高の曲としておなじみ。.
「Pet Sounds」前夜、Capitolからライブアルバムを要求されたブライアンが考え出した苦肉の策、それはレコーディングスタジオを開放し、家族や友人たちを招いてホームパーティー形式の“ライブ”を実況録音することでした。ビートルズ・ナンバーが3曲選ばれていたり、ブライアンの意識していた当時の状況が感じ取れる側面もあります。「Barbara Ann」がヒットしましたが、文句無くコーラスが美しいのは「There’s No Other (Like My Baby)」。.
【曲目】Brazil / Spanish Eyes / The Phoenix Love Theme / Begin The Beguine / Brazilian Ukulele / Norwegian Wood // Samba de Orfeu / The Breeze And I / Theme From Spellbound / Out Of This World / Limbo Rock / El Relicario
当時15歳のティーンシンガー、テリー・ブラックのデビューシングル。ビートルズ、フォークロックの台頭をアレンジに取り入れたナイスポップス。ほのかに「From A Distance」の香り。それもそのはず、この曲の作曲とアレンジはP・F・スローン&スティーヴ・バリ。ビートルズ、フォークロックの台頭をスローン&バリは意識してました。Dunhillプロダクションのクレジットも入っています。.
ブライアン・プールを前面に出したブリティッシュR&Bを展開していた時代(65年)のアルバムです。この後、ブライアンが脱退し、残されたメンバーがトレメローズとしてヒットを連発することになります。しかし、その前もガッツあふれるサウンドで最高ですよ。「I Want Candy」「You Can’t Sit Down」などカヴァーもいいし、プールのオリジナルにも「Love Me Baby」など捨てがたい曲あり。ちなみにこのアルバム、65年発売時は「Brian Poole Is Here」というタイトルでしたが、この67年発売盤では「The Tremeloes Are Here」に変更。それも時代の流れですね。.
【Side 1】Petula Clark / Fill The World With Love, Watts 103rd Street Rhythm Band, The / Love Land, Peter, Paul And Mary / The Song Is Love, Ella Fitzgerald / I'll Never Fall In Love Again, Trini Lopez / Love Story, Glenn Yarbrough / Sunshine Fields Of Love, Vogues, The / P.S. I Love You 【Side 2】Theo Bikel / Urge For Goin', Joni Mitchell / Chelsea Morning, Gordon Lightfoot / Pony Man, Miriam Makeba / For What It's Worth, Dion / You Can't Judge A Book By Its Cover, Everly Brothers, The / On My Way Home Again, Arlo Guthrie / Stealin' 【Side 3】Harpers Bizarre / Soft Soundin' Music, Frank Sinatra / Sabia, San Sebastian Strings, The / Body Surfing With The Jet Set, Rod McKuen / Jean, Herbie Hancock / Fat Mama, Association, The / Dubuque Blues, Vince Guaraldi / Alma-Ville, 【Side 4】Neon Philharmonic, The / Cowboy, Fifth Avenue Band, The / Country Time Rhymes, Mason Williams / Cowboy Buckaroo, Mike Post Coalition, The / Big Mouth Harp, Kenny Rogers And The First Edition / Reuben James, Randy Newman / Suzanne, Doug Kershaw / Diggy Diggy Lo
ハワイ音楽界の大ボスとして長年君臨したドン・ホー。彼が自主レーベルで発表していたMOR盤。石原裕次郎的な世界と言ったらいいでしょうか。若作りしたグルーヴには向かわず、穏やかな色気を漂わせたアルバムです。しかし、珠玉のハワイアンメロウ「I Miss You」は聴いていただきたいです。こういう侠気はやはりタフな経験を重ねないと出ないでしょうね。上品なアレンジとプロデュースはドン・コスタ。.
いいジャケです。知られざる名作。CSN&Yやアメリカのようなコーラスが秋冬に染みいるのです。アメリカへの無垢な憧れをジェントルに表現した愛おしい一枚です。片割れのドワイト・ドゥルイックはカナダ出身で、イギリスでデュオ活動した後、本国カナダでもAOR人気盤をリリースしますね。B-2「I'd Be Lying」続くB-3「Lady Marielle」もエレピとアコギで淡い季節の陽光を描き出したような名曲です。.
後年の編集盤であるには違わないのですが、レジェンダリーなファースト・アルバム(1959年)以降にリリースされた曲ばかりを収録していますし、コレクターズ・アイテムとしての価値は十分。軽やかでソウルフルなコーラスはまさにドゥーワップの至宝! 隠れクリスマス名曲「Hey Santa Clause」にもご注目を。.
【曲目】Igor Beaver / If You Could See Me Now / Yardbird Suite / Impressionism / Walking Shoes / Theme For Alto // Our Waltz / Spring Is Here / Polytonal Blues / Collaboration / Interlude【Alto Saxophone】Bud Shank【Tenor Saxophone】Dave Pell【Baritone Saxophone】Chuck Gentry【Guitar】Barney Kessel【Oboe】Bob Cooper【Piano】Andre Previn【Recording Supervisor】Pete Rugolo
ボブ・フローレンスがビッグバンド&ストリングス・アレンジした、かなりジャズモードのアルバムです。スイートなバラードやミッドテンポのスタンダードに良い味の出る彼女ですが、本作について言えば、アップテンポの「Ac-cent-tchu-ate The Positive」がかなりゴージャス。ワルツで華やかに盛り上がる「Hey Look Me Over」には、ホントに彼女が彩り豊かに飾られた感じがします。.
収録曲・データ
【曲目】Bye Bye Blackbird / May I Come In? / Quiet Night / I Wonder / I’ve Got Your Number / Ac-cent-tchu-ate The Positive // San Francisco / Moanin’ / Look Again / How Does The Wine Taste? / Somewhere In The Night / Hey, Look Me Over
【曲目】Rhythm Of The Rain / Medicine Man / Good Morning Starshine / Proud Mary / My Little Girl / Hayride // Sugar Coated Candy Love / Back Door Key / 3 Cheers / Orangutan / C. C. Rider / Nothing To Be Ashamed Of
「Latin Ala Lee」に続く、ペギー・リーのラテン・ポップ・アルバム! 前回はギタリスト、ジャック・マーシャルのアレンジでしたが、今回はバックを務めるのはピアニスト、ジョー・ハーネルのグループ。ブラスへのアプローチの違いも見えて面白いですね。リズムも強調されていてかっこいいです。前後をひっくり返したジャケにも拍手!!.
【曲目】Into Space / Nova (Exploding Star) / Lost Souls Of Saturn / Monsters Of Jupiter / Water Creatures Of Astra / Venus // Red Sands Of Mars / Goofy Peepl Of Phobos / Volcanoes Of Mercury / Birth Of A Planet / Frozen Neptune / Moon Rise【Producer】Simon Jackson 【Engineer】Ted Keep 【Cover Design】Garrett-Howard
ソウルフルなタッチのピアノでストレートなモダンジャズからポップソウル路線の作風まで幅広く手掛けてきたレイ・ブライアントのソロピアノアルバム。力強い左手が誘うグルーヴ感が一曲目の自作曲「In Da Back Room」からほとばしってます。ルグラン「What Are You Doing The Rest Of Your Life」ではしっかりと歌心を。.
【曲目】If It Don't Snow / Coal House Woman / Cheap Talk And Lies / Ebony / Le Desole / Aweigh With Words // Rebound Lady / Room At The Top / Sandy / Another Broken Prophet (On The Road) / Campus Glam Opus / Evitez Paris
サイモン&ガーファンクルのリユニオンでNYのセントラルパークでの大コンサートを行う直前にリリースされたスタジオ盤。過去の栄光を追うのではなく、自身の歌声でキャリアを紡いできた彼の自身が、セルフポートレートのようなジャケットにも表れました。タイトル曲などジミー・ウェッブが陰影の深い3曲を提供。ギャラガー&ライルの「A Heart In New York」もすごくいいです。ダンサブルじゃなくても大人の音楽(AOR)は成立するという好例。.