【曲目】La Fiesta / The Song From Moulin Rouge / Something Tender / Romance / Drina / Al-Di-La // From Nashville With Love / English Leather / After The Tears / Stranger On The Shore / Soul Journey / I Love Paris
A面は全曲ひとり多重録音による60'sポップカヴァー集。「Good Vibration」の鬼気迫るほど完璧な再現性はあまりに有名。でも今の気分はむしろオリジナル曲を集めたB面かも。素直なメロディに聴こえるのに変則コード進行使いまくりの名曲「Love Of The Common Man」やリズムが不思議なポップナンバー「When I Pray」もこの頃の彼にしか出来ない素晴らしさ。.
ホノルルのホテル、ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジでライヴ演奏していたウクレレ奏者(2002年没)。めくるめく高速ウクレレ「Holiday For Strings」、ボッサアレンジの「Traces」、ハワイアン「Little Grass Shack」などなど、ショービズ感覚に溢れ、卓抜な腕前で目から鱗のラウンジテイストは一聴の価値大! 音もとても良いです! .
収録曲・データ
【曲目】Malaguena / Nostro Concerto / Holiday For Strings / Next Door To Paradise / South Pacific Medley // Traces / Somewhere My Love (Theme From Dr. Zhivago) / Under The Double Eagle & Stars & Stripes / The Hands I Love / Waiting For The Robert E. Lee & Swanee / Little Grass Shack, Hukilau & Little Brown Gal
チャック・マンジョーネに見出されてデビューしたライトでキュートな黒人女性シンガー。もちろん本作はチャック・マンジョーネのプロデュース。ジャズっぽさに加え、コットン感覚のアコースティックソウルとして楽しめます。「You Are The Sunshine Of My Life」のカヴァーが素晴らしい! 物思いに沈んだ切ないバラードも魅力的。サポートにはドン・ポッターの名前も。.
収録曲・データ
【曲目】Lift Every Voice And Sing / Love Is Stronger Far Than We / Jikele Maweni (The Retreat Song) / Look To The Children / Summertime // Love Music / Just Leave Me Alone / Once I Loved / You Are The Sunshine Of My Life / The Summer Knows / For Once In My Life【Producer】【Arranger】Chuck Mangione【Guitar】Don Potter
スティーヴ・ミラー・バンド在籍のハーモニカ奏者。バンドとはひと味違う都会的なフィーリングと小洒落たスイング感覚あふれるソロ作は長年ハイファイで人気のシンガーソングライター作品です。トロピカルな雰囲気漂う「One Kiss To Goodbye」に惚れ惚れ。この感じ、アラン・トゥーサンに通じます。トロピカルにカリプソを消化した「Rosalie」もいい。ヴァン・ダイク・パークス「Yankee Leaper」にも通じる味ですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Lovin' In The Valley Of The Moon / One Kiss To Say Goodbye / Ghetto Hotel / Nobody Wants Me / Puerto De Azul // Hangin' Tree / Another Day / Rosalie / The Jig Is Up / Eighteen Wheels / Sea Of Key
ブルースとは何なのか。いわゆる黒人霊歌としての起源を持つその音楽というか、音楽にまつわる感情を、いくつかの曲を組曲化して4つのパートで表現した野心作です。こういう大胆なアルバムは、彼女の夫が有能な作曲家でアレンジャーであるポール・ウェストンでなければ実現しなかったでしょう。まるで1曲で1冊の本を読むようです。それぞれの章のタイトルは「The Blues Is An Old, Old Story」「The Blues Is A Tale Of Trouble」「The Blues Is A Traveling Thing」「Times Change And Things Change」。.
邦題は「夏草の誘い」(良いタイトルですね!)。前作「Court And Spark」のシティ路線をさらに突き詰めた75年のアルバム。ラリー・カールトン在籍時のクルセイダーズが全面バックアップ。A-1「In France They Kiss On Main Street(パリの恋人たち)」がヒット曲です。しかし、続く実験的で土俗的な「Jungle Line」で変化の兆しも。ジャケにエンボス加工が施されています。.
70年代に入って自分の矛先を完全にソウルにシフトしたルー・ロウルズ。ダリル・ホール&ジョン・オーツ「She’s Gone」をタイトル曲にしたこのアルバム、モダンソウル隠れた名作といいたい1枚です。「Feel Like Makin’ Love」も最高。ジョー・サンプル、ラリー・カールトン、デヴィッド・T・ウォーカーらメンバーも大事なところが揃ってます。.
【曲目】You Don't Know What Love Is / I Hadn't Anyone Till You / Lover Man (Oh, Where Can You Be?) / I Could Have Told You / You Taught Me To Love Again/ You're Mine, You! // Real Love / Old Maid In April Weather / I Must Have You / When I Go, I Go All The Way / A Stranger In Town / That's All
アラン・ローバーがアレンジ&プロデュースを手掛けた東海岸ソフトロック・グループ。これがサードアルバムです。女性コーラスを交え華やかな「By The Size Of My Shoes」をはじめ、ナイーヴなヴォーカルの味わいが素晴らしい「Me About You」や「May I Look At You」など、シンプルなサウンドと彼らのコーラスのみで構成する曲にたまらない魅力を感じます。時代の変化を反映して、ダルでアーシーな雰囲気をまとっていて、サンシャインポップとは簡単に言い切れない陰影があるのです。.
収録曲・データ
【曲目】By The Size Of My Shoes / Me About You / May I Look At You / To Touch Our Love Again / Lovin' You // Brown Arms In Houston / As They All Fall / I Can Make The Sun Rise / Joyful / Of Enlightenment
ラムゼイ・ルイス・トリオの存在を、ジャズのフィールドからポップの世界に大きく押し拡げた全米5位の大ヒット「The In Crowd」。実はそれはこのライヴ盤からのシングル・カットだったのです。変にポップジャズ化することなく、プレーヤーの自由度の高いグルーヴィーでモッドなノリをちゃんと示しているのが勝因だったのでしょう。ジャズのフランクな楽しさが伝わるアルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】The 'In' Crowd / Since I Fell For You / Tennessee Waltz / You Been Talkin' 'Bout Me Baby // Spartacus (Love Theme From) / Felicidade (Happiness) / Come Sunday【Piano】Ramsey Lewis【Bass】Eldee Young【Drums】Red Holt【Recorded live】 At The Bohemian Caverns in Washington, D.C. on May 13, 14 & 15, 1965.
Columbiaに残した名作「From Eden To Canaan」に先駆けること数年。Warner Bros.に残されていた、もう1枚の絶品ヴォーカルアルバム。アレンジャー、ピアニスト、ヴォーカリスト、プロデューサー…、数々の顔を封印し、ひとりのSSWとして自作に向かい合った静かな大人の一枚です。低く渋い声で、一瞬にして彼の世界に引き込まれます。ホリーズに提供した「兄弟の誓い」や、すでにスタンダード化していた「A Taste Of Honey」のセルフカヴァーも収録。しかし、こんなに渋いのにまだこのとき33歳だったとは…。.
収録曲・データ
【曲目】 Glory, Glory Hallelujah / Willoughby Grove / That’s Where My Brother Sleeps / Allegheny / Interlude / Where Are You Going? // Interlude / He Ain’t Heavy, He’s My Brother / Woman In The Window / I Wish I Could Walk Away / Rivers Of Time / A Taste Of Honey / Interlude
ブギウギ〜スイングビッグバンドの時代を生きたベテラン・トロンボーン奏者とピアニストが、あの時代のジャズのワイルドさをもういっぺんプレゼンしようぜと企画したアルバム。年寄りくさくなんかない、ハツラツとした気概にあふれています。「Beat Me Daddy, Eight To The Bar」で歌うのはバンジョー奏者クランシー・ヘイズ。.