ジョニー・ダグラス編曲指揮による英国録音。編集企画盤に「Living Strings And Living Voices」名義が用いられる時もありますが、本作はオリジナル作品です。タイトルからは解りにくいかもしれませんが、これはナット・キング・コールのソング・ブック。65年2月のキング・コールの死を受けて制作されたのでしょう。つつましやかな気分だけでなく、ときにはジャジイに弾けていてスインギー。.
【曲目】Valse In C-Sharp / Waltz Of The Flowers / Recuerdos De La Alhambra // Flight Of The Bumble Bee / Minute Waltz / Fugue No. 3 ("From The Well-Tempered Clavier") / Ritual Fire Dance / Fantaisie-Impromptu (C-Sharp Minor, Op. 66)
デビュー作から1年、絶頂期を迎えていたギタリスト&プロデューサー、ジェイ・グレイドンと組んでものにした傑作。マイケル・オーマティアン、 ディーン・パークス、ジェフ・ポーカロら豪華なミュージシャンの顔ぶれなどからAORファンには長く人気の1枚となっています。ちょっと色気を感じるしなやかでビターな歌声、エレピが美しく響くグルーヴが魅力です。「I’m A Camera」でのグレイドンのギターソロも有名です。カナダ出身の彼なので、ある意味地元盤。.
モートン・グールドと言えば、日本では「日曜洋画劇場」のエンディングテーマとして使用されていた「So In Love」が有名ですね。その彼が西部劇と開拓史時代にちなんだ名曲をオーケストラで演奏しているアルバムがあるというのも、なんだか縁めいたものを感じます(「So In Love」は入ってません)。ゆったりと盛り上がる「High Noon」に大きな青空を、「Home On The Range」や「Tennessee Waltz」におごそかに沈む夕日を感じます。.
収録曲・データ
【曲目】High Noon / On Top Of Old Smokey / Wagon Wheels / I’m An Old Cowhand // Riders In The Sky / Tennessee Waltz / Home On The Range / Buckaroo Blues / The Last Roundup
彼らにとっては2枚目のサントラ仕事。前作「What's Up, Tiger Lily?」と違って、こちらでは出演はしていません。インストも含め、ジョン・セバスチャンの音楽性がバンドからソロへと移り変わる狭間期であることがよくわかります。ソロでもリメイクされるタイトル曲(2ヴァージョン収録)や「Darling, Be Home Soon」そしてインスト「エイミーのテーマ」など名曲収録。映画はフランシス・コッポラの初期監督作でした。.
彼女のSSW期の4作目。サード「Music」と並び、カーティス・メイフィールドやダニー・ハサウェイの音楽に惚れ、熱心にニュー・ソウルに肩入れしていた時期でもあり、とても充実した内容です。バックミュージシャンはNYの黒人セッションメンやダニー・クーチらセクションの面々。人気曲「Bitter With The Sweet」収録です、.
ディオンヌと、当時プロデューサーとしても絶頂期にあったビージーズのバリー・ギブの出会い。このアルバムのタイトル曲はアメリカをはじめ各国で大ヒットしました。他の曲も珠玉のメロウソウル連発で、大人の恋の悲しみをしっとりと、そして暖かく伝えてくれます。「Take The Short Way Home」は極上80sダンサー!.
ベートーヴェンの「第九」にひっかけた通算9作目。乗りにに乗っていた時期だということに加え、66年あたりから強まってきた洗練のソフトロック/ボッサ・テイストも充実。ロジャー・ニコルズの「Love So Fine」(おそらくこれが初演)が人気なのはもちろんのこと。「My Heart Belongs To Daddy」も光ってます。ラストは”ティファナ・ブラス・メドレー”の趣。.
収録曲・データ
【曲目】A Banda / My Heart Belongs To Daddy / The Trolley Song / The Happening / Bud / Love So Fine // The Love Nest / With A Little Help From My Friends / Flea Bag / Cowboys And Indians / Carmen
【曲目】Lay, Lady Lay / I Got You Babe / Teenage Love / Mr. Tambourine Man / Ballad Of Easy Rider / Yesterday // Like A Rolling Stone / Wedding Bell Blues / Baby Don't Go / For Somebody / You've Lost That Loving Feelin'
彼のソロの中でこれが一番好きという人が多いはず。柔らかみのあるファンキー具合が最高です。「Sitting in Limbo」「Dixie Chicken」など他人の曲をやってもナチュラルに自分の色になってます。エイモス・ギャレット、デヴィッド・グリスマン、ローウェル・ジョージ、ポインター・シスターズなどいろんな人たちが参加。ここまで集まるのは、彼の人徳でしょうね。.
収録曲・データ
【曲目】Sitting In Limbo / Friends Again / Dixie Chicken / Stories We Could Tell / Face Of Appalachia // Wild Wood Flower / Wild About My Lovin' / Singing The Blues / Sportin' Life / Harpoon
マリアンヌ・フェイスフルの現在まで続く音楽的な評価を決定づけた作品。前作「Broken English」で再起のきっかけをつかんだ彼女に、プロデュースのハル・ウィナーは、古く暗いトーチソングやブルースを歌わせ、そこに彼女の実人生を重ね合わさせました。23年振りの「As Tears Go By」を収録。酒とドラッグですっかりかすれてしまった彼女の歌声に宿る真実のソウル。これこそレコードで持っているべき作品です。.
収録曲・データ
【曲目】Stranger Intro / Boulevard Of Broken Dreams / I Ain't Goin' Down To The Well No More / Yesterdays / Sign Of Judgement / Strange Weather // Love Life And Money / I'll Keep It With Mine / Hello Stranger / Penthouse Serenade / As Tears Go By / A Stranger On Earth
クールに燃えるヴィブラフォン奏者テリー・ギブスのソウルフルな側面を才人スティーヴ・アレンが引き出したソウルジャズ盤。 ほとんどR&Bな「Soul Stuff」はブレイクビーツ&モッド&グルーヴィー! ジャイヴなコーラスが入った「Wama Lama Joogie Boogie Shuffle」も楽しい。ジャズファン向けにも「Watermelon Man」「Song For My Father」など選曲もヒップでサービス満点。.
収録曲・データ
【曲目】Song For My Father / Watermelon Man / Let Go, Sloppy, Let Go / Cloudy Monday Blues // Soul Stuff / Boss Groove / Wama Lama Joogie Boogie Shuffle / Scat
【曲目】There's Something On Your Mind / Harpoon Man / Sadie (The Avon Lady) / Mercy Have Pity / When Are We Gonna Get Married / Valley Of Tears // The House On Soul Hill / What I Am Living For / The Wild Side Of Life / Saving My Love For You / Just Because / Promised Land
【曲目】Enlloro (Voodoo Moon) / Dolores, My Own / La comparsa / Frenesi / Andalucia / Maria La-O // Adios / Poinciana / You Belong To My Heart / Green Eyes / Come Closer To Me / Perfidia
オーストラリア編集のベスト盤。「When You Walk In The Room」「Needles And Pins」「What The World Needs Now Is Love」などの大ヒット曲収録は当然ながら、他のセレクトが変わってます。ジミー・ウェッブ作「The Girl’s Song」やバカラック「Come And Get Me」ファンキーな自作「L.A.」などの収録は通好みと言っていいでしょう。両面で23曲のヴォリュームはうれしい! 見開きジャケ内側の詳細な解説&ディスコグラフィー、他人への提供曲リストもうれしい!.
独特の漂泊感をたたえたSSW。60年代のソロ作はアシッドフォークの超人気盤。70年代に入っても厭世的な雰囲気が彼の魅力。本作ではエリア・コード615の職人たちが参加したファンキーなナンバーが評価されたようですが、今なら「So Close」「The Paris Song」などのドリーミーで静謐なサウンドが落ち着きます。味わい深い好盤です。.
収録曲・データ
【曲目】So Close / A Little Comfort / I Sure Like Her Song / We're All We've Got / Her Song // So Very Far To Go / The Paris Song / I Remember Sunshine / Django & Friend / Population
バド・シャンク・クインテットを従え、ジャズな色気たっぷりの彼女。60年代の作品では、これが群を抜いてジャズっぽいですね。ムーディでスインギーなオトナの遊びって感じの「I've Got You Under My Skin(あなたはしっかり私のもの)」が最高なスイングナンバー。ラストを締める「In The Still Of The Night」も、素敵すぎる高速ジャズ! 全曲コール・ポーター作品です。.
収録曲・データ
【曲目】I’ve Got You Under My Skin / You Do Something To Me / Get Out Of Town / All Through The Night / So In Love // At Long Last Love / Easy To Love / My Heart Belongs To Daddy / Ev’ry Time We Say Goodbye / In The Still Of The Night
アメリカのどこにでもある都市、その日常と喧噪を音で描いたプログレッシヴなビッグバンドアルバム。リリカルなジャズワルツにに子供達の遊ぶ声をあしらった「The Children's Corner」フットボールに熱狂する人々の歓声を音像化した「The Game Of The Year」ラテンコミュニティを音でルポしたような「El Barrio Latino」まで悦楽感満点。サントラのような奥行きの深い1枚です。.
60代後半を迎え、すっかり鬢も白くなってしまってますが、言葉遊びやジャイヴな精神はまったく健在。「How High The Moon」「Everything's OK In The UK」での元気にはびっくりします。「Music Goes Round And Around」には泣けます。サックスでバディ・テイト、ピアノにジェイ・マクシャンが参加。ロンドンでのレコーディングです。.
日本ではファラ・フォーセットの後を継いだ「チャーリーズ・エンジェルズ」出演とCMでブレイク。そのイメージのせいで軽く見られがちですが、彼女の歌手としての実力は本物。だって彼女は、あのジョシー&プッシーキャッツ(アニメ)で歌の吹き替えを担当してたくらいなんですから。デヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドンも参加。作家陣にはバリー・マン&シンシア・ワイルがいたり。みんな彼女の実力はわかってたと思いますよ。ロネッツ「Walking In The Rain」のカヴァーは最高です。.
【曲目】Love Lost / Spring Is Here / I’m A Fool To Want You / I Should Care / I Could Have Told You / If I Ever Love Again // The Gal That Got Away / When Your Lovers Has Gone / I Wish I Didn’t Love You So / I Wish I Knew / I’ll Never Smile Again / Little Girl Blue
それまでイギリスでのヒットはあったものの本国アメリカで成功できていなかった彼ら。このアルバムでアメリカでも(日本でもCMで)ブレイクしました。バブリーな香りもあるゴージャスポップの連発ですが、サヴァンナ・バンドの中核だった実兄ストーニー・ブラウダー・ジュニアが曲作りに参加。すごくいい曲を提供してます。コリー・デイ、ダリル・ホールも顔だしてます。ジミー・ソウル「If You Wanna Be Happy」カヴァーも最高!.
収録曲・データ
【曲目】The Lifeboat Party / Underachiever / If You Wanna Be Happy / Distractions / Survivors / Call Me The Entertainer // There's Something Wrong In Paradise / It's A Wonderful Life / Bongo Eddie's Lament / Broadway Rhythm / Back In The Field Again / The Seven Year Itch
イギリス録音の「雨に微笑みを」の大ヒット後、再びアメリカに腰を据えた時代の傑作。長年の作詞パートナーであるハワード・グリーンフィールドと70年代以降を共に歩んだフィル・コディとのコンビネーションは円熟の領域。しかし、リー・リトナーらが参加したサウンドは若々しいシティポップ。タイトル曲の疾走する16ビートにビックリ! 「Born To Be Bad」もポップス好きにはたまりません。こんなにポップスでいいんだ! うれしい気持ちになります。未配信アルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】All You Need Is The Music / Candy Kisses / Should've Never Let Her Go / Sad, Sad Story / Tillie The Twirler / Love Keeps Getting Stronger Every Day /Born To Be Bad / What A Surprise / You Can Hear The Love / City Boy