タイトル曲は全米ナンバーワンヒット! この時代のバブルガムポップグループのなかでは、彼らは実体がちゃんとあるバンドでした(中心メンバーのビル・バートレットは70年代にラム・ジャムというバンドでヒットを出します)。「Green Tambourine」以外にもビートルズや同時代のサイケの影響をとりいれたいい曲が多いんですよね。.
Green Tambourine.
Blueberry Blue.
The Shoemaker Of Leatherwear Square.レス・バクスターのエキゾ王としての側面ではなく、ストリングスの魔術師としての面を存分に追求したロマンティックな傑作。どこかで聴いたようで、どこにもない名曲群はすべてバクスターの書き下ろし。アレンジも細かいところまで実に凝っています。耳の休憩を許さないこのサウンド。音楽のすべてを知り尽くしたいという欲望に応える究極のイージーリスニングだと思います。.
Love Is A Fabulous Thing.
Hot Summer Night.
Rush Hour Romance.うわー、こんなふうにふたりで音を重ね合えたらどんなに気持ちいいでしょう! フランス人ピアニストとデンマーク出身のベーシスト。ジャズの世界で独自のキャリアを築いてきたふたりのデュオアルバム。ピアノを引き立てるためのベースではなく、立場は台頭。スタンダードでも自由に、自在に表情を帰る音楽です。.
Bemsha Swing.
The Continental.
Donna Lee.英国のナイスなバンド、マッギネス・フリントから独立したSSWデュオ。彼らの書いた「Breakaway」をアート・ガーファンクルが取り上げたことで知られるようになりますが、これはブレイク以前の四作目です。古い家の居間の暖炉のような彼らの音楽を聴いていると、ほっと暖かい気分になります。彼らの諸作のなかでもひときわノスタルジックでポップなルーツ&グッドタイム名作。.
I'm Amazed.
Keep The Candle Burning.
We.鬼才とバーバンク・サウンドとの出会いと言いますか、完璧に完成されたノスタルジック・フォーク・インスト。過去のようで、何処でもない時代と場所から響く音です。いつものジョン・フェイヒイらしいギターの響きに加え、不思議な温もりがRepriseでの2枚にはあるように感じます。それがバーバンク・サウンドとの交錯ということなんでしょうか。センス良いレパートリー、丁寧で斬新な演奏、バンドの編成、全てが絶妙なバランス。.
Candy Man.
Horses.
Om Shanthi Norris.稀代の名曲「Falling」を収録。レニー・ル・ブランとピート・カーのデュオ。南部アラバマ州マッスルショールズで長年に渡ってスタジオミュージシャンとして活躍してきたピート自身がプロデュース。南部音楽がLAやNYの音楽シーンから注目を集めていた季節に、それに応える作品としてテーブルに載せられた麗しいブルーアイドソウル。ロバート・バーン提供のメロウ名曲「Stronger Love」も、よすぎです!.
Falling.
Stronger Love.
How Does It Feel ( To Be In Love ).映画「Voices(ふたりだけの微笑)」サウンドトラック。2曲を除いてオリジナルソングとスコアをジミー・ウェッブが担当。バートン・カミングスがヴォーカルを担当したテーマ曲「I Will Always Wait For You」は、70年代AORバラードの名曲。「The Children's Song」ではウェッブ自身がヴォーカルを聴かせてくれて、これがまた良い曲です。.
I Will Always Wait For You.
The Children's Song.
On A Stage.LAの大物プロデューサー、スティーヴ・バリがマイケル・オマーティアンと組んだディスコフュージョンプロジェクト。計4枚のアルバムを作りました。これは2作目。メンバーはLAの腕利き達。後のAORシーンで素晴らしい働きを見せるミュージシャンが勢揃いし、ファンキーないい音を出しています。「ロッキーのテーマ」もぐっとくるメロウアレンジ。ジェイ・グレイドンはここから参加。.
Theme From Rocky.
Dance The Night Away.
Part.1 Angry World.マッスルショールズ出身のギタリストがAOR時代に残した極上のブルーアイドソウル作品。当然リズム隊はデヴィッド・フッドとロジャー・ホーキンス。鉄壁のグルーヴです。まずはファルセットも印象的な冒頭「Fill My Life With Love」にKO。真夜中のジゴロを気取った「She's Got Time To Love Me」や「Emily」も◎! 甘く切ないメロディとファンク感覚がしなやかに調和。アメリカでは「Soul」としてこのアルバムを高値設定しているお店も多いです。.
Fill My Life With Love.
She's Got Time To Love Me.
Emily.1930年代からビング・クロスビーやベニー・グッドマンの裏方として活動する傍ら、独自の美意識に基づくシンプルかつストレンジな作品をポツリポツリと発表している才人ピアニスト。このAtlantic盤も強力です。カヴァーに交えた自作の放つ不思議な浮游感は未来的。自ら歌う多重録音コーラスの「Ridin’ Thru The Rye」にビックリ仰天。独創的なジャケットデザインははバート・ゴールドブラット。.
Ridin’ Thru The Rye.
Big Ben Bounce.
Bolero.ともにスチールギター入りのストリングバンドスタイル。30年代ジャズの影響の濃いサウンドなんです、特にB面の「Hukilau」はたまりませんね。軽いジャイヴ感覚のメロディ。コーラスも素敵です。カラニ・ブライトはまとまった音源もないのでお見逃しなく!.
Haole Hula.
Hukilau.55年公開の映画「情欲の悪魔」のサントラというスタイルですが、事実上、彼女のヴォーカルアルバムです。この映画は戦前の歌姫ルース・エッティングの伝記をもとにしていたこともあり、ここで彼女がレパートリーにしているのはルース嬢の持ち歌でもありました。パーシー・フェイスが伴奏を施しています。.
Everybody Loves My Baby.
It All Depends On You.
Shaking The Blues Away.R&Bデュオ、ミッキー&シルヴィアの相方で、なおかつ凄腕ギタリストとして50年代になくてはならない存在だったミッキー・ベイカーのファーストアルバム! 冒頭の「Third Man Theme」からぶったまげのスピード感とテクニック。黒人音楽を支えながら。レス・ポールの音響芸術も尊敬していたという彼の、素晴らしい指さばきとスタジオエコー、そしてジャズとR&Bを融合させたセンスによる至福の世界です。メロディとコードを行き来しながらひたすらグルーヴしてゆく唯一無二の大傑作!.
Third Man Theme.
Night And Day.
Baker’s Dozen.彼にとって初の全米トップ10ヒット(最高5位)。じっくりと渋い歌を歌う70年代のイメージを裏切る疾走感。ハンドクラップ&コーラス合いの手でどんどん盛り上がります。だってモンキーズ「I’m A Believer」の作者ですもんね。DJユースも可能なグルーヴ!.
Cherry Cherry.
I’ll Come Running.あのグランジのニルヴァーナではないですよ! 60年代末UKのポップサイケバンドの至宝。区別するために現代では“Nirvana UK”と表記されることも多いです。アルバム「The Story Of Simon Simpath」からのシングルカットです。イギリスでは前年に違うB面でリリースされていますが、アメリカではバロックポップな「We Can Help You」とのカップリング。.
Pentecost Hotel .
We Can Help You.最高のパーティーガールポップがたっぷり! 名ソングライター&プロデュース・コンビのマドラ&ホワイトが手掛けたガールグループの最高峰にして、ガールポップファン垂涎のアルバムです! まさにパーティーをするために生まれてきたようなキャッチーでキュートなガールズコーラスの洪水です! なかなか良いコンディションのものは出てきません(断言)。.
Welcome To The Party.
442 Glenwood Avenue.
Birthday Party.76年発表のサードアルバム。都会の夜をさまようバチェラーのロマンチシズムと孤独を描ききった初期の傑作です。メロウ&ファンキーなA-1「Who, What, When, Where, Why」から、たそがれ気分の「Weekend Lover」への流れるような展開がこのアルバムの何たるかをすべて表現しています。ニヒルなモダンポップ好きには「Annabella」も超名曲!.
Who, What, When, Where, Why.
Weekend Lover.
Annabella.マッスルショールズのスタジオミュージシャンだったコート(コートランド)・ピケットとジョン・ワイラーのデュオが中心となったグッドタイミーなSSWグループ。ピート・カーをはじめ強者たちがバックアップ。バンドサウンド主体な中に現れるドリーミーな「The Dream」が儚く美しいです。タイトル曲は全米12位の大ヒット。いわゆるワンヒット・ワンダーでした。デュオ解消後、コートランド・ピケットはソロを一枚Elektraに残してます。.
Motorcycle Mama.
The Dream.
It’ll Be A Long Long Time.60年代末にWorld Pacificでデビュー。その後はセッション中心に活動し、寡作に甘んじていたギタリストに、ボブ・ジェームスが与えたチャンス。Tappan Zeeからリリースされた2枚目のフュージョン・アルバムです。ロングマイヤー自身がスムースなヴォーカルを聞かせるEW&Fのカヴァー「Love’s Holiday」がもう最高。リチャード・ティーのエレピもろとも夏に溶けていきそうな極上アーバンメロウ!.
Love’s Holiday.
Pleasure Island.
Ragtown.のちのオーケストラ/サントラ仕事につながるショパン作品集。いわゆるポップス作品ではありませんが、エコー感や弦、パーカッションの使い方に「さすが!」と感じる瞬間が随所にあります。この時期はクラシックをポップスの中でアレンジすることが流行もしていました。「Lonely Surfer」のジャケから数年経った若きニッチェの写真もかっこいい! .
Prelude #6 in D, Op. 28.
Revolutionary Etude.
Prelude #3 in G, Op. 28.ヒット曲「Sky High」のイメージから一発屋ポップバンドと思われがちですが、実は素晴らしいブルーアイドソウルAORバンドです。1966年イギリスはコベントリーで結成といいますから、意外とキャリアも長いのです。本作はAORファンの琴線を刺激するナイスなナンバー「Everytime」を収録していますし、思いがけないメロウさにも胸を打たれます。.
Everytime.
Here We Go Again.
You Bring Out The Best In Me.ジャズからビーチ・ボーイズまで、さまざまなアルバムに参加してきた西海岸のセッション・ギタリスト。後期レッキングクルーの一員ですね。変名(フライヤー・タック)で出したアルバムを除けば、これがファーストソロ。一声かけて集まったという感じの超有名セッションメンが参加。音楽をやる喜びに満ちあふれたナイス・スワンプ〜SSWアルバムです。ダニー・クーチのファーストに近いメロウな感触も。昔から人気の高い一枚。.
Letters To My Head.
Humpty Dumpty.
Flutterby.現在93歳でなお存命の、アメリカ電子音楽のパイオニア。自身の名義でリリースした初アルバムです。ここで使用されているのはモーグではなくブックラのシンセサイザー。ブックラのシンセは、メロディ楽器としてのコントロールではなく、はじけるような音とテルミン敵な長音の重なり合いによる複雑なリズムの設計に重用されました。両面を通じて脳波のように不規則で、しかしとても快楽的な音の波に浸かることができます。.
Part I.
Part II.
Part II.12歳でデビューしたキューティソウルシンガー。彼女のサードアルバムは、ヒップホップ黎明期の時代とジャストにリンクしたかわいい+かっこいい内容。だってプロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデンですから! ティーンAOR「Guys Like You」もいいし、アーケードゲーム+ヒップホップな「Attack Of The Name Game」も最高。.
Attack Of The Name Game.
Guys Like You.
Tonight I’m Gonna Make You Mine.小さなジャズクラブでのライブレコーディング。拍手喝采は決して大きなものではないけど、素直に盛り上がっていて気持ちいい。豪華メンバーを揃えるのではなく、気心の知れたレギュラーバンドでの演奏。主役のウィリス・ジャクソンはホンカーとしての本領を発揮してぐいぐいと吹きまくります! これぞ本当の臨場感!.
Blowin’ Like Hell.
Blue Gator.
Gator Tail.60'sガレージ名バンドもABC移籍以降は時代の流れに乗り、黒さをたたえたファンキーロックバンドへと進化します。さらに前作からエリック・カズが加入(若き日の歌声も聴けます)。彼の貢献によってバンドは大きく方向転換。ヒップでグルーヴィーなジャムバンド志向へ。インストもいい! フリーソウルアイテムとして人気だったのもうなづける1枚です。.
Slow Down Sundown.
Gulf Coast Bound.
Tonight The Sky’s About To Cry.「パートリッジ・ファミリー」で世界のアイドルとなったデヴィッド・キャシディ。音楽活動も熱心で、彼のソロ作は単なるアイドルポップでは片付けられないんですよ。このアルバムはブルース・ジョンストンとの共同プロデュースで、自分でも積極的に作曲をやってます。パイロット「January」やウィングス「Tomorrow」カヴァーがバッチリはまってます。.
January.
Tomorrow.
A Fool In Love.ニューヨークのロフトジャズ周辺からファンクへと進んだバンド。ポストパンク期のニューウェイヴファンクとも呼応したサウンドで80年代に存在感を示しました。ファーストとセカンドの狭間にリリースされたシングル。カップリング曲はデビューシングルの再演版。.
The Razor’s Edge.
Strangling Me With Your Love.マルクス兄弟の三男坊にして、メガネとひげと真ん中分けのヘアスタイル、そして言葉遊びを連発する強烈な語り口で中心を務めたグルーチョ(英語圏ではグラウチョ)。彼の歌声を記録したシングルです。決してうまくはないんですが、味わいは満点以上!.
Show Me A Rose.
Lydia, The Tattooed Lady.前作「Objects Of Desire」からトミー・リピューマとの共同制作ともいえた関係から離れ、自身の新たなサウンドパートナーを求めたマイケル・フランクス。ここから3作はロブ・マウンジーがプロデュースを担当します。若干デジタル色も強まってますが、基本的にはマイケル・フランクスとしての美学は一貫。ジャケの彼の写真を見ると、意外とまだまだ現役ジゴロで行きたかったのかも。.
Never Say Die.
Never Satisfied.
Alone At Night.