【曲目】Overture / I Stand Alone / Camille / One / Coloured Rain / Soft Landing On The Moon // I Can Love A Woman / Blue Moon Of Kentucky / Toe Hold / Right Now For You / Hey, Western Union Man / Song And Dance, For The Unborn ..
60年代末のリリースで、いつものように落ち着いたスタイルながら、少し若いカルチャーを意識したような雰囲気なんです(たとえばソフトな女性コーラスのあしらいなど)。「Caravan」と「Again」というスタンダードの間に自身のオリジナル曲「Lonely Is The Name」を挟むなど、本作でも自作メロディがふんだんに活かされています。いつも通りにトランペットは名手フレッド・モック。.
1970年から始まる彼女のSSW期のこれが4作目。サード「Music」やこの次の「Fantasy」と並び、カーティス・メイフィールドやダニー・ハサウェイの音楽に惚れ、ニューソウルに肩入れしていた時期でもあり、とても充実した内容です。バックミュージシャンはNYのセッションメンやダニー・クーチらセクションの面々。名曲「Been To Canaan」や隠れファンキー名曲「Bitter With The Sweet」収録です。控えめながら充実作。.
収録曲・データ
【曲目】Come Down Easy / My My She Cries / Peace In The Valley / Feeling Sad Tonight / The First Day In August / Bitter With The Sweet // Goodbye Don't Mean I'm Gone / Stand Behind Me / Gotta Get Through Another Day / I Think I Can Hear You / Ferguson Road / Been To Canaan
シャーリー・エリスみたいなかわいいガールR&Bを探してる人にはオススメ。パンチのある歌声が持ち味。ミッド・テンポのニュー・リズム「マッシュド・ポテト」で人気者になった彼女。軽い身のこなしでロッキンにパーティーを彩るヤング・ガールズ・ソウルです。これはベスト盤第二弾という位置づけのアルバム。「Comin’ Home Baby」がモッドでかっこいい! 軽く踊れるパーティー・ポップ満載! 「Tell Him」のカヴァーも良いね!.
収録曲・データ
【曲目】The Popeye Waddle / Comin’ Home Baby / Don’t Make Me Over / Zip-A-Dee Doo-Dah / Limbo Rock / Wiggle Wobble // Ride / You Are My Sunshine / Tell Him / First Star / The Push And Kick / Don’t Hang Up
LAをベースにしたラテンロック・バンド、エル・チカーノの通算4作目。初期はインスト主体だった彼らも、この頃にはヴォーカルナンバーでぐぐっと耳を惹きつけるチカーノソウル・テイストになっています。バトゥー「Tell Her She's Lovely」で幕開けする展開は90年代のリスナーを釘付けにしてました。ラストの「We've Only Just Begun」インストも甘くて最高。そしてかっこよすぎる「What’s Going On」!.
ヒット曲「Stay With Me」を収録したサード・アルバム。とにかくこの時代のロッドの歌は完璧。これでバンドが酒に身を持ち崩してなければ、ストーンズ級になれたはずなんですが……。でも、そのだらしなさも含めて愛されていました。ロニー・レインの名曲「Debris」がアルバムの中にイギリスの田園を広げます。.
元ジェイ&アメリカンズの才人が産んだNYならではの大名盤! ドゥーワップ〜オールディーズを、アコースティックなSSW的なサウンド手法で回顧します。もう戻れない幼少期への甘酸っぱい思いを歌う「Looking For An Echo」はもちろん、「What A Wonderful World」で泣けます。スティーリー・ダンのデビューに関わった人物でもあり、ここにも「Parker’s Band」「Dirty Work」のカヴァーを収録。32歳の記念アルバムなので、A面B面ではなく、「Two」面「Three」面です! 実は豪華なゲストが参加していたということがわかるインナースリーヴ付。.
収録曲・データ
【曲目】Carnival Montage / I'm So Happy / Rainy Day Friend / My True Story / Blue Because Of You / Parker's Band // In Each Other's Arms (Detail) / Honeymoon In Cuba / Dirty Work / (What A) Wonderful World / Looking For An Echo / Carnival Montage II / Looking For An Echo (Reprise)
60年代〜80年代にかけてLAポップの数多くの作品で、とても暖かいアレンジを提供したニック・デカロ。編曲家アルバムとしてのデビュー作。選曲の鋭さ、仕上がりの軽さ、そして穏やかな優しさがとてもうれしくて。「I'm Gonna Make You Love Me」「Caroline, No」などで聴ける繊細な歌声も素敵です。現在の視点で彼を60年代屈指のポップクリエイターとして評価するなら、このアルバムの方こそ、しっかり聴いておかないと。.
収録曲・データ
【曲目】Happy Heart / Lullaby From Rosemary's Baby / Hey Jude / I'll Forget You (Chall-Ha-Dichal) / Love Is All / Quiet Sunday // Ob-La-Di, Ob-La-Da / I'm Gonna Make You Love Me / Amy's Theme / Caroline, No / If I Only Had Time (Je N'Aurai Pas Le Temps)【Musician】Earl Palmer, Jerry Vinci, Hal Blaine, Harry Bluestone, Jules Chaikin, Lyle Ritz, Ron Elliott, Tom Tedesco【Producer】Nick De Caro, Tommy Li Puma
カリプソとSSWが幸福な出逢いをした奇跡の名曲「Sun Comes In The Morning」は、このアルバムに収録です! タフで小洒落たハーモニカ・プレイヤー。スティーヴ・ミラー・バンドに起用されて一躍有名に。カントリーの香りを湛えつつ、ソロ作はどれもムチャクチャにポップ。そして知的。歌もいい。ハイファイのロングセラー商品です。.
1968年に「Will You Be Staying After Sunday」のスマッシュ・ヒットを出している彼ら。このシングルはさらにファンキーさが増したナイス・ナンバー! B面は思いがけずドラマチックな展開のソフトサイケ! 両面ともに69年発表のアルバム「Will You Be Staying After Sunday」に収録されました。.
【曲目】Que Reste-T-Il? / Les Plaisirs Demodes (The Old Fashioned Way) / Theme From "Summer Of '42" / Le Gars De Rochechouart / Cent Mille Chansons / Mourir Au Soleil / La Mer / La Chanson Des Vieux Amants / Moulins De Mon Coeur (The Windmills Of Your Mind)
【曲目】Bucking Bronco / Fourth of July / Babies / Girls of Constant Sorrow / Two Sisters / Rock Salt And Nails / The Unknown Grave / Find a wife // Willie And John / No One Knows Me / Rags To My Back / Awful, O Wow Awful / The Female highwayman / The Haunted Hunter / Mormon Sunday School
マイアミ産のソリッドなディスコ・ファンクでならしたグループ。Capitol移籍後、ぐっと洗練されたサウンドに移行し、全国的な人気グループになります。ベタなメロディながらぐっときてしまう「Spinnin’」は、AORファンの琴線に触れるメロウな一曲。シャープなファンクのエッセンスは、タイトル曲や「We’ve Got A Good Thing」あたりで堪能出来ます。.
いかにも山下達郎さんが好きそうな男の情感あふれるグルーヴィー・ソウル。低音の魅力。ぎりぎりソウル、ぎりぎりAOR。テディ・ランダッツォが提供した「Between Hello And Goodbye」の、アーバンなシティソウル感覚に脱帽です。「You Can Do It」はイーヴィ・サンズが提供した泣きのファンキーAOR。このメロウさ、AOR好きの人もイチコロでしょう。タイトなNYサウンドで固めた隠れ名盤です。.