チャールズ・ウォリネン、シュテファン・ヴォルペ、ユーディ・ワイナー、ジョージ・パールという、いずれも1974年当時の気鋭現代作曲家たちのピアノ曲をとりあげたアルバムです。チャールズ・ウォリネンの「Sonata, 1969」はA面全体を使っての演奏。予見できない展開や即興性などもとりいれつつ、あくまで静謐な演奏で、現代の夏にはぴったりかもしれません。.
Sonata, 1969.
Form And Form IV: Broken Sequences.
Toccata.アメリカの現代作曲家エリック・サルツマンが1969年に発表したミュージックコンクレート作品。声楽コーラスにテープ操作で生まれた電子音をコラージュし、さらに俳優ステーシー・キーチのナレーションも被せつつ、重層的な音空間を作り出します。両面にわたって展開されています。.
A babble; a madrigal with electronic graffiti.
Monologue, fragments, “ruins”.
A babble; a madrigal with electronic graffiti.現代クラシカルにおける最重要な存在といえる弦楽四重奏団クロノス・カルテットによるジミヘンのカヴァー。同じ弦楽器でもギターとは全然違うのに、すごい迫力! めちゃめちゃかっこいいです。.
Purple Haze.アメリカの電子音楽/ミュージックコンクレートの先駆的作曲家。1961年に自主制作した伝説的な作品をFolkwaysがリイシューしたのがこちら。リイシューといってもオリジナルのアナログ盤を市場で見かける機会はほぼありません。ラジオやテープ音源のコラージュにも長けた人で、思いつきがスパークする瞬間があちこちにちりばめられています。.
Band 3: Piece 3.
Band 6: Piece 6.
Band 2: Piece 8.ミルトン・バビットは十二音技法を発展させたセリー技法の先駆者として知られるアメリカの作曲家。彼のピアノ楽曲を当時30代になったばかりの新鋭ロバート・タウブがひとりで弾いた作品です。直感的で定型を持たない楽曲を卓越した技術で弾き抜く緊張感にあふれています。空間をひんやりとさせる音の粒が鳴っています。バビットの業績を紹介するブックレット付。.
Three Compositions (1947-48).
Duet (1956).
Reflections (1974) for piano and synthesized tape.チャールズ・アイヴズに師事し、後半生に入ってからのほうがむしろ注目すべき作曲や活動を行なったことで知られるアメリカの現代作曲家(2012年に103歳で没)。彼の代表的な作曲を片面ずつ収録。ストラヴィンスキーやブーレーズを思わすオーケストラ曲をA面に、B面はハープシコードや即興的なピアノを交えたスリリングなスコアの室内曲です。.
Variations For Orchestra : Introduction; Allegro.
Double Concerto: Introduction; Cadenza for Harpsichord.
Double Concerto: Allegro scherzando; Adagio; Presto; Cadenzas for Piano.A面が、シュテファン・ヴォルペの「Trio」(2パート収録)。緊張感あふれる演奏はほとんど即興ジャズのようですが、これがすべて譜面なのですからすごい。B面はジョージ・クラムの「Eleven Echoes of Autumn, 1965」。プリペアド・ピアノを使った、こちらも息を飲む展開です。.
Trio.
Trio.
Eleven Echoes of Autumn, 1965.フランス人コンポーザー、ミシェル・ピュイグが先鋭的ジャズレーベルに残したアヴァン・クラシックの傑作。チェンバージャズと即興性の両立を目指したかのような自由な着想の譜面を、彼の師にあたるレネ・リーボヴィッツが指揮。両面にわたって予測不能な展開です。.
Scenes 1 a 3.
Scenes 4 a 6.
Scenes 1 a 3.