ピクチャースリーヴ付! アルバム「Today!」の収録なので65年曲というイメージですが、実は快心のナンバーワンヒット「I Get Around」に続いてリリースされた64年8月のシングルなんですね(こちらは全米9位)。「パンチで行こう」なんてお気楽なタイトルが日本でついたのも、その当時の勢いが影響していたかも。B面も「Today!」の中でもファン人気の高い胸キュンなブライアン節。.
自身のレーベルDaffodilからの3枚目。2枚組のリリースでした。盟友デイヴ・フリッシュバーグの「Peel Me A Grape」や、「A Song For You」「Killing Me Softly」といった同時代性に富んだカヴァーに加え、70年代の彼女はジャズSSWとして、充実した自作も聴かせます。エレピの音色がとてもビューティフル。.
収録曲・データ
【曲目】My New Celebrity Is You / There Ought To Be A Moonlight Saving Time / Smiling Feet / Pretty People // The Christmas Card / You'll Never Lose The Love You Give To Me / Killing Me Softly With His Song / Who Knows All The Answers // A Paris / Spring In Manhattan / Unless It's You / Inside A Silent Tear // Long Daddy Green (The Almighty Dollar) / Peel Me A Grape / A Song For You / The Pro Musiqua Antiqua
なんといっても「君の瞳に恋してる」でしょう。マッチョで男臭いジャケを裏切るスウィートでミラクルなアレンジ! 9分47秒に及ぶフロア対応型の素敵なディスコポップ絵巻となりました。レッドボーン「Come Get Your Love」のカヴァーもさりげなく洒落ていて侮れません。自由な気風がなんとも爽快なディスコグループです。.
収録曲・データ
【曲目】Can't Take My Eyes Off You / Come And Get Your Love / Signed, Sealed, Delivered (I'm Yours) // You're The One / Disco Kicks (Remix) / Can't Take My Eyes Off You (Reprise)
彼女はハーピスト。ジャケットに写る彼女が本人です(イージーリスニング盤特有のモデルさん起用ではなく)。女性版ロバート・マックスウェルのようなパリッとしたラウンジポップを奏でてくれます。バックのアレンジもとても洒落ていて「A Walk In The Black Forest」「Skyliner」と、のっけから聴き惚れちゃいます。ロックっぽい「Eleven Thirty Saturday Night」もかっこいいな。全編高レベル!.
収録曲・データ
【曲目】A Walk In The Black Forest / Skyliner / Eleven Thirty Saturday Night / Midnight In Moscow / Summit Ridge Drive / Alley Cat // Hawaii / The Girlfriend / Cast Your Fate To The Wind / Sweetheart Tree / Hot Today / City By The Sea
もともとLibertyで「A Lifetime Of Lonliness」とのカップリングでリリース予定でしたが、急遽Imperialに移籍して、このかたちでのリリースに。その結果、彼女にとって初のトップ10シングルとなりました。カヴァーは数ありますが、バカラック自身がアレンジも担当したこのテイクがまさに公式版にして最大のヒット。.
50年代から活動を続けるR&Bシンガー/ピアニスト。同時代のヤングシンガーたちに比べると年上感はあるんですが、60年代ファンクなリズムと、ラップのようでもあるヴォーカルが独自のかっこよさを生んでいます。「Walk Right In」のソウルカヴァーなども最高ですが、彼のオリジナル曲がまた秀逸! クールなジャケットも相まって、海外人気の高い1枚。.
【曲目】Baby, It’s Cold Outside / Moonlight In Vermont / Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! / By The Fireside / Winter Song / It Happened In Sun Valley // I’ve Got My Love To Keep Me Warm / The Nearness Of You / Winter Wonderland / June In January / The Whiffenpoof Song / Sleigh Ride
バカラック作の、と言うよりサークルが採り上げたことで日本のソフトロックファンに知られる名曲「It Doesn't Matter Anymore」のグルーヴィーなカヴァーを収録しているアルバム。彼はイギリス人のポップシンガー。全曲のアレンジをジョニー・ハリスが手がけていることに注目です。素晴らしいノーザンソウル「I Was A Boy When You Needed A Man」も最高です!.
セッションキーボード奏者として活躍するウィリアム・D・スミスが在籍したファンキーなスワンプソウル。フリーソウルクラシック「What Does It Take」収録で知られる1枚ですが、他の曲もレベルが高いですよ。このファーストではノーザンソウル風味強め。アーシーで熱い曲もまじえつつ、「Help Me Find Peace Of Mind」のやるせない気分に心奪われました。夕暮れ時に聴いて欲しい名曲です。.
ブラジル人シンガーとミシェル・ルグランの素晴らしい出会いの記録! 音楽ディレクションはルグランで、ブラジリアンフィーリングに自身の美学を巧みに注入しています。ルグランはシンガーとしても「How Do You Keep The Music Playing」などでデュエットを披露。「Canto De Ossanha-Berimbau」もコーラスアレンジが大胆すぎ! いい音楽には国境も時代も関係ないことを痛感します!.
何枚もデュオ・アルバムをリリースしているオランダの才人ピアニスト同士。透明な音色が響き合う心地よさは唯一無二で、リズムセクションは参加していないのにゆったりとしたグルーヴが生まれているのも素晴らしいです。このアルバムでは「Waltz For Debby」や「Wave」の静謐なうねりが最高。ブロッサム・ディアリー作「Sweet Georgie Fame」をセレクトしているのもうれしいです。.
デイヴ・エドモンズのバックバンドを担当していたニック・ロウ。お互いの個性を活かし合って発展的にバンド化し、この唯一のアルバムを残しました。ニック・ロウのソングライティングはまさに絶頂期。モータウン+4ビートスイングの傑作「Heart」の他、涙の名曲「When I Write The Book」など、すべてが完璧! これぞロックの魔法が信じられる1枚です。.
アルバム「Turn Back The Hands Of Time」からのシングルカット。アルバム・タイトル曲があまりに有名なので、シングルとしてはその影に隠れた感がありますが、こちらもイントロからばっちり込み上げてくる最高のソウルナンバーになってます。Dakarの7インチは、それにしても音圧バツグン! モノラルミックス。.
米verveでのレコーディングで成功したワルター・ワンダレーの人気を当て込んで、Towerレーベルから発売された便乗盤。しかし、音源はブラジルのオデオン盤「Samba no Esquema de Walter Wanderley」(1963年)からの曲を中心に編集されていて、実は内容はソリッド&ダンサブルで最高! さらに本作は美女ジャケとしても非常に人気の高い作品です。廉価盤を侮るなかれ!.
収録曲・データ
【曲目】Murmurio / The Girl From Ipanema / I Only Dance The Samba / Only Samba / Ze From Conceicao // What I Like About You / Airplane Samba / Samba On The Beach / Melancholy / O Samba Brasileiro