【曲目】Widescreen / Terminal / Second Saxophone / Phantom Of The Opera / Talk / Bagdad // Our National Pastime / Letters The Cross In The Mail / Soap Opera / Psycho Drama
A面は全曲ひとり多重録音による60'sPOPカヴァー集。中でも「Good Vibration」はあまりに有名。でも今の気分はむしろオリジナル曲を集めたB面かも。素直に聞こえるのに変則コード進行使いまくりの名曲「Love Of The Common Man」やリズムが不思議なポップ・ナンバー「When I Pray」もこの頃の彼にしか出来ない素晴らしさ。今回入荷は信頼のRhino盤リイシュー。.
アレッシーの双子の兄弟が在籍していたグループのセカンドにしてラスト。なにしろ最高の70sポップ! アープ・シンセサイザーが颯爽とかけぬけるアコースティック青春ポップの傑作。「Blonde」のとろけるような甘さ、「Can't Live This Way」の疾走感、最高です。かつては”早すぎたネオアコ”と言っていましたが、さらに時代が一回りして、今はもっとしっくりします。最高!.
デビュー作にして大傑作「Records Are Like Life」(1971年)など、知的で凝ったプロダクションでなる個性派SSW。なんとこのアルバムはアリフ・マーディンのプロデュース。その成果はA-3「I Wanna See You Dance」のようにとびきりソウルフルなディスコナンバーに表れます。一筋縄ではいかないポップス感覚ですが、とにかくメロディに対する意識が高く、引き込まれます。.
ロックミュージカル「Jesus Christ Super Star」に出演経験がある俳優兼シンガーなのですが、70年代のソロはどれも知的な香りのするコンセプチュアルなSSW作品。アルゾ的な雰囲気もある「When I'm Yours」やアコースティックスイングな「Someone’s Rocking My Dreamboat」とか意外に驚いていただけるのでは? ブリティッシュ・ポップとか好きな人にもお勧めします。.
豪華なメンバーが参加したイギリス録音。ちょっとひねくれたポップ感覚を漂わせつつ、彼のナイーヴさ、都会っ子的な部分がよく出たアルバムです。B-1「Crying In My Sleep」はナイーヴなシティポップ・バラードでとてもいいです。バックで聴こえるコーラスはジョニ・ミッチェルと、彼の実妹スーザン・ウェッブ。.
収録曲・データ
【曲目】Ocean In His Eyes / Feet In The Sunshine / Cloudman / Lady Fits Her Blue Jeans / Just This One Time // Crying In My Sleep / It's A Sin / Alyce Blue Gown / Land's End/Asleep On The Wind
本国イギリスでは「Alone Again」の大ヒットを出す以前にリリースされたファースト・アルバム。アメリカでのリリースにあたり、一曲を差し替え。もちろん、そこで追加されたのが「Alone Again (Naturally)」。イギリスの下町っ子然としたアートワークから、パリッとした若者らしい写真に差し替えられました。ハリケーン・スミス+ポール・マッカートニーと評することの出来る彼の個性が十二分に発揮された大傑作。.
収録曲・データ
【曲目】Intro / January Git / Bye Bye / Permissive Twit / Matrimony / Independent Air / Nothing Rhymed // Too Much Attention / Alone Again (Naturally) / If I Don't Get You (Back Again) / Thunder And Lightning / Houdini Said / We Will / Outro
このアルバムはマッカートニー・フォロワーによるシティポップ傑作の一枚だと断言できます。シングルヒット「Get Down」だけでなく、とにかく一曲も捨て曲が無い。ダンサブルな展開を垣間見せるB-2「I Have Never Loved You As Musch As I Love You Today」からのメロウ/ブルーアイドソウルな流れなんかマジで最高ですよ。見過ごさないで!.
I Have Never Loved You As Musch As I Love You Today.
トニー・コジネクやブライアン・プロズローなどと並び称されるべきギミカルなポップセンスを持つSSW。彼のファースト「Records Are Like Life」に感動した人には是非オススメの、ひんやりとした知性が前面に出たアルバム。かわいらしいひねくれポップ「Keep The Light Burning」にイチコロなのです。「Sing」もナイス。過小評価はもったいない! .