スペクター・セッションでピアニストとして重用された西海岸のジャズマン。ジャズピアニストとしての自分を開放する機会を自由に満喫したライブ盤です。コンポーザーとしても優れたセンス全開。「Tahitian Lullaby」でのエキゾチックなエッセンスのまぎれこませ方も秀逸。クリスマスソングでもある「God Rest Ye Merry, Gentleman」も美しい!.
Tahitian Lullaby.
God Rest Ye Merry, Gentleman.
Lori Ellen.ラウンジ・オルガン奏者エセル・スミスが、ラテンをモチーフに制作した作品。冒頭から「Tico Tico」の爆発するようなリズムで瞬間沸騰したかと思うと、「Toca Tu Samba」のキレたようなパーカッション、愉快なリズムに彩られた「Cose, Cose, Cose」など、とにかく元気闊達。様々に工夫が凝らされ、一筋縄ではいかないラテンオルガンです!.
Toca Tu Samba.
Cose, Cose, Cose.
Tico Tico.60年代も秀作を発表していたにも関わらず、何となく過去のアーティストになろうとしていた彼らが放った起死回生のヒット曲「Bowling Green」をリードトラックに発表された67年のアルバム。よりディープなバーバンク色に染まったアルバム「Roots」の前年。彼らなりのブルーアイドソウル表現を追求した「A Voice Within」みたいな隠れ名曲もありますし、「A Whiter Shade Of Pale」「Mercy, Mercy, Mercy」などカヴァーも充実!.
Bowling Green.
A Voice Within.
Mercy, Mercy, Mercy, .かわいい石像ジャケ! アメリカの多幸感を象徴する姉妹、キング・シスターズのコーラスでお送りするラブソングメドレー盤。両面で25曲を次々と歌い継ぎます。こうした形式はこの時代には演奏ものでは珍しくないですが、歌ということになると相当な技術と歌を知る知識が必要。彼女たちはまさにそれを兼ね備えていました。.
Do You Ever Think Of Me.
My Blue Heaven.
Street Of Dreams.強烈に印象に残るジャケです。マイケル・ケイン主演のクライムサスペンス「恐怖の落し穴」サントラ盤です。ジョン・バリーとケインといえば「さらばベルリンの灯」の組み合わせも思い出しますね。バリーと主題歌「My Love Has Two Faces」を歌うシャーリー・バッシーは「007」でもおなじみ。スペインが舞台なのでそんなエッセンスも。B面の大曲「Romance For Guitar And Orchestra」には女性スパニッシュギタリスト、レナータ・タラゴがフィーチャリングされています。.
My Love Has Two Faces.
Statue Dance.
Romance For Guitar And Orchestra.シカゴを代表するセッションギタリスト/ベーシスト。のちには自らフュージョン界のスターとなる彼が残した2枚組アルバムのタイトル曲。原曲はヤングブラッズ。マイナーコードでグルーヴしてゆくオリジナルの雰囲気に、ラーガ/ファンクな要素も加えています。ホーンアレンジはニック・デカロ。.
Darkness, Darkness (Part 1).
Darkness, Darkness (Part 2).若きクインシーの野心爆発な世界漫遊エキゾ盤。オープニングの日本エキゾ「Hot Sake」での情け容赦の無い和グルーヴでとりあえず仰天。豪奢なミュージシャン(ドン・エリオット、フィル・ウッズなど)と、最高品質の録音設備で次々とビッグバンドマジックが放り投げられます。やかましいくらいの奇想天外アレンジの連発。アメリカでは「Around The World」のタイトル。そのアルバムのジャケ違いUK盤です!.
Hot Sake.
Baia.
Mack The Knife.メロウ&セクシーソウルの女王シルヴィアの決定的名曲を7インチで! カップリングは、かつて彼女がモーメンツに提供したこれまた名曲のセルフカヴァー。A面はアルバムよりもアタック強めに感じる7インチの音圧です。B面はモーメンツに提供した曲。これも、いかにもシルヴィア仕事らしいですね。.
Pillow Talk.
My Thing.これがファーストアルバムのように見えますが、実はセカンド。いかにもワーナーらしいフォーキーな作風+ストリングス(アレンジはアル・ゴルゴーニ)に凛とした美しさを感じます。ソングライターであるより、シンガーとしての意識が強かったと思われる彼。自作曲以外にもゴードン・ライトフットやディランの曲を取りあげています。独特の甘くけだるいムードが印象的です。60年代後半以降のディオン、フレッド・ニール、ヤングブラッズに通じる匂い。.
But Came The Down, And Then.
Maybe I Can Change My Mind.
One Too Many Mornings.念願叶って名門Blue Noteからのリリース。相変わらずの超絶スキャット&ヴォイスパフォーマンス。ハービー・ハンコック、マンハッタン・トランスファー、ウェイン・ショーター、そして心の師と呼べるジョン・ヘンドリックスらを要所でゲストに迎えています。ビートルズ「From Me To You」カヴァーも!.
From Me To You.
Another Night In Tunisia.
Turtle Shoes.混血児としてNYに生まれ、苦みばしった名曲を歌い続けるガーランド・ジェフリーズ。ロックンロールポエットのひとりとして、もっともっと評価されてしかるべき人です。本作はソロでのセカンド。スティーヴ・ガッド、デヴィッド・スピノザらの参加を得て、繊細なソウルを描き出しています。「New York Skyline」は彼の魅力が色濃く出た名曲。レゲエの導入にもストリート感覚あり。後にパンクスにも愛されたシングル曲「Wild In The Streets」も収録。.
New York Skyline.
I May Not Be Your Kind.
Wild In The Streets.ジャズ以外のシーンにクロスオーバーするきっかけとなった傑作「Memphis Underground」のアイデアをロンドンのロックミュージシャンとのセッションに持ち込んだ意欲作。アルバート・リー、ミック・テイラーらが参加。いきなりローリング・ストーンズ「Bitch」カヴァーしてますし、ロック・ナンバーの選曲にびっくり! そして若いバンドマンたちに混ざって御大ステファン・グラッペリもいてさらにびっくり!(「Mellow Yellow」に参加)。.
Bitch.
Mellow Yellow.
Layla.「ABC」「I Want You Back」に比べ、一般的な知名度はやや低いですが、ジャクソン・ファイヴにとっては、デビューからの連続ナンバーワン記録を3曲に伸ばした重要曲。前のめりな勢いあるダンスビートがかっこいい! B面はジャーメインがリードを取るメロウなソウルバラード。ジャーメインだって最高なんですよ。シングルはモノラルミックス。.
The Love You Save.
I Found That Girl.「プロ野球ニュース」の人気コーナー「今日のホームラン」のBGMといえば、本作収録の「Vibrations」! さらに「アメリカ横断ウルトラクイズ」で使用された「Fantasy」など、日本ではテレビを通じて有名になった曲が多いフュージョンタッチの名盤。「The Seduction (Love Theme)」は映画「アメリカン・ジゴロ」で全米ヒットしました(28位)。アメリカのスタジオミュージシャンが多数起用されてます。.
Vibrations.
Fantasy.
The Seduction (Love Theme).サード・アルバム。前作とは打って変わって、彼女の歌とピアノを中心にした張りつめた内容。「Time And Love」「Save The Country」など、ポップな人気曲を収録していますが、基本的には、ずっしりと重い内容。しかし、このアルバムを最高作として推す声も多いと聞きます。彼女の美学を封じこめたような歌詞ブックレットも付いています。.
Time And Love.
Save The Country.
Captain Saint Lucifer.60年代のLAチカーノたちの星! 彼らの「ダンス天国」カヴァー! ヒットとしては彼らの方がウィルソン・ピケットより先でした。終始歓声がキャーキャーいっています。ソウルフルなリトル・ウィリー・G(ウィリー・ガルシア)のヴォーカルと、モッドで荒削りなサウンドが醸し出すムード! 東海岸のヤング・ラスカルズに並ぶ存在が西海岸では彼らだったと言いたいのです。このシングル、B面も「ダンス天国」が続くものがほとんどなのですが、今回入荷は珍しくB面が違うインスト曲のヴァージョンです。.
Land Of Thousand Dances Part1 .
Ball 0’ Twine.カントリー風味のメロディにふと混じるジャズ感覚のコードチェンジやカッティング(フィル・アップチャーチ!)にストリングス。それがこのアルバムの、不思議な魅力のキモだと思うのです。カントリーとブルーアイドソウルが幸福な出会いをした「Red Is Redder」を聴くとなぜかどうしても泣けてきてしまうんです。「Lonely In A Crowd」なんてタイトルまで泣かせます。Ovationレーベルには、こういう奥深い魅力を持ったアルバムが数多くあります。.
Red Is Redder.
Lonely In A Crowd.
Can’t You Make Your Mind?.ポストパンク期の大阪を代表するインディー・レーベル、ヴァニティ・レコードの第二弾として1978年に発表された『クリスタリゼイション』は、SAB(サブ)と呼ばれた当時若干19歳の天才音楽家が思い描いた壮大な音楽の叙事詩を、電子音楽機材を用いて磁気テープ上に「結晶化」したアルバムで、「ニューエイジ」の呼称・風俗が日本に広まる前に出現したプレ・ニューエイジ・ミュージックの名盤です。アートワークは思想家ロジェ・カイヨワの著作から着想を得ており、図版(土星)はまりのるうにい(松岡正剛夫人)が描いたもの。.
ジム・クエスキンなどよりも一世代若いジャグバンドです。60年代のサンフランシスコにあった知的でヒッピーな空気をいっぱいに吸い込んだ若年寄連中。ダン・ヒックスとも共通するセンスですが、こちらの方がもうちょっと若いというか青いというか。しかし、その青さというか、音楽への生真面目さが作品に陰影を与えているのも確か。笑ってばかりじゃないところが、長く愛される秘訣かも。.
Where Do We Go From Here.
Carol’s Song.
Goofus.元バッファロー・スプリングフィールドのドラマーのファーストソロ。出身はカナダですがニール・ヤングらよりも年上で、早くからLAに渡り、セッション活動をしていました。ここでは名スチール奏者バディ・エモンズらを迎え、無骨で男臭いスワンプロックを聴かせます。ジャケットコンセプトも含め、ネイティヴアメリカン的なモチーフ。「Yesterday」のドラマチックなカヴァーに驚きです。.
Right Now Train.
Silent Song Thru The Land.
Yesterday.1934年の8月〜10月にかけてレコーディングされた2組の戦前ジャグバンドの貴重音源集! 素晴らしいグルーヴ、味のある歌心、なによりも楽しそうな演奏……と三拍子揃った音源ばかりです。帽子かぶって路上で歌う現代のストリートバンドマンたちと何も変わらない。100年近く前の演奏なのに、汗のしぶきがここまでとんできそう!.
Everybody Loves My Baby.
Who Stole The Lock.
Farewell Blues.セカンドアルバム。「Keep On Truckin'」を聴くと、達者な演奏のなかにもアマチュアっぽい自由な感じがあって、彼らが心底このグループでの演奏を楽しんでいる姿がいつでも伝わってきます。キャロル・キングとのザ・シティを経て、ダニー・クーチマー、チャールズ・ラーキーらが結成したグループ。キャロル・キングもゲスト参加しています。.
Keep On Truckin'.
Love Is Blind.
Back On The Street Again.フェイセズで同僚だったふたりによるゆったりとたゆたうグルーヴ。素朴でナイーブな空間・時間を感じさせる儚い歌もの「Just For A Moment」収録。インスト主体ですが、いかにも親密な空気を感じるサウンドで、フォーキー&グッドタイムな内容です。人なつっこいぬくもりを感じさせるサウンド。秋の夜長にどうぞ。ぬくもりますよ。.
Just For A Moment.
From The Late To The Early.
Chicken Wired.彼女のキャリアにあっては箸休め的な位置づけとも受け止められていますが、のちの「Pop Pop」などにつながるコンセプトで作られた重要作。自作2曲の他はカヴァー。日本発売時タイトルは「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。選曲もエモーショナルでフラッパーなヴォーカルも最高の逸品です。レフト・バンクの「Walk Away Rene」、いいですよね。小さなプレゼントとしても最適です。.
Walk Away Rene.
My Fanny Valentine.
Under The Boardwalk.デビュー当時はイタリア人ミュージシャンたちによる匿名的なディスコプロジェクトでしたが、アメリカでの成功を受けてグループとして実体化。これが4作目。男女シンガーのジェームス・ロビンソン、デボラ・クーパーの個性を前提とした曲作りになっていると感じます。まさに80年代ブラコン+イタロディスコの理想。.
Got To Get Up.
Angel.
Magical Night.もともとはジョン・フェイヒイらとも通じるギター求道派。徐々にフォーキーなスタイルに移行し、70年代にはメジャーのChrysalisと契約して、幅広い活動へと向かいます。本作はサードで、まだ変化の途上にある、青き時代の自画像のような1枚。卓越したギターのテクニックと、フレッド・ニールを想起させるような深みのある歌声が同居しているところに魅力を感じます。.
If Mama Knew.
Furry Jane.
Prodigal Grave.スウェーデンの音楽界を代表する女性シンガー。国民的な人気を誇っていた70年代の彼女のライヴコンサートを収録したアルバムです。語りも交えながら代表曲をどんどん披露。欧米のヒット曲のカヴァーなどを交えていないところが彼女のオリジナリティであり人気者の証明でもあります。ファンキーな「Tank vilket liv」やジョルジ・ベンのカヴァーにはじまるブラジリアンな展開もナイス。カヴァーアート最高ですね!.
Tank Vilket Liv.
Aha.
En Sang Att Ta Hem.内省的なタッチを基本にして、ヴァラエティ豊かな世界を展開するSSW。のちにカーペンターズとの仕事で名を挙げるジャック・ドハーティが全曲のアレンジを手がけています。ストリングスの澄んだ音色が痛いほど突き刺さります。まるでアルゾみたいな「Motels And Stations」をまず聴いてみてください。.
Motels And Stations.
The Way It Use To Be.
Dragon Fly.元ロネッツの歌姫ロニー・スペクター。ソロ・アルバムとしては、これがようやく2枚目となります。80年代後半らしいキラキラとしたサウンドですが、随所に彼女のオールディーズな出自を意識させる仕掛けがあります。メロディがしっかりした80sAORとしてもいい感じ。時を経てもすこしも衰えを感じさせない彼女の黄金の声! 「Good Love Is Hard To Find」はゴードン&ボナーのアラン・ゴードンの隠れた名曲カヴァー。.
Love On A Rooftop.
Dangerous.
Good Love Is Hard To Find.60年代末、Appleでデザイナーを務めた伝説のアート集団ザ・フール。解散後、アメリカに渡った夫婦メンバー2人が制作したグッドタイム・アルバムがこれ。プロデュースはグラハム・ナッシュ。ホーリー・モーダル・ラウンダーズのMetromedia盤とか、ザル・ヤノフスキーのソロとかに通じる異次元的なフリークアウト感覚もありつつ、実は親しみやすいシングアロング感覚もあって。フリーフォークの先駆と言ったら言い過ぎ? そうでもない? 聴き直して惚れ直しました。.
The Son Of America.
Everybody’s Dancing.
Room 44.