「ミスター・ベースマン」の大ヒットでオールディーズファンに知られるジョニー・シンバルです。彼が作曲パートナーでもあった女性シンガー、ペギー・クリンガーと制作したデュオ・アルバム。といっても、別々に歌い、デュエットはしていません。ペギーはパートリッジ・ファミリーの主要ライターでもありましたが、75年に早世。遺したアルバムもこれ1枚だけなんです。ストーンズのカヴァー「You Can’t Always Get What You Want(無情の世界)」が秀逸! バックもハル・ブレインら、レッキングクルー主体です。.
【曲目】Got To Find Love / If I Had My Wish Tonight / Looking For Love On Broadway / On Third Street / Take A Look // Treat Willie Good / Never Say / Roommate / Where Is Charlie And Joanne / Take The Money And Run / On Third Street - Reprise
【曲目】Old Standby / Ain't What You Eat But The Way How You Chew It / I Received A Letter / I Feel The Burden (Being Lifted Off My Shoulders) / "B" Movie Box Car Blues / Everyday Will Be Like A Holiday // All Them Other Good Things / Sugar Daddy / Here Comes The Blues Again / Rosie's (The Working Girl's Hotel) / C. O. D.
映画「Bright Lights, Big City」のサントラへの提供曲で、「Nightfly」以来ひさびさの正式なソロ曲ということで話題を呼びました。ここから「Kamakiriad」まではまださらに5年を要したわけですが…。あやしげなミッドテンポ・ファンク。やっぱりよく出来てます! B面はYMO「Simoon」風ともいえるエキゾなインスト曲で、この曲も大穴!.
【曲目】Emily / Here's To The Losers / Dear Heart / Come Blow Your Horn / Love Isn't Just For The Young / I Can't Believe I'm Losing You // Pass Me By / Softly, As I Leave You / Then Suddenly Love / Available / Talk To Me Baby / The Look Of Love
ブレイクビーツ古典! 「Dance To The Drummer Beat」はサンプリングソースとしておいしいだけでなく、陽性のマイアミ・ディスコとしても素晴らしいのです。ダンスフロアを沸騰させるだけでなく、ブリージーな名曲「Share Your Love」あたりでのメロウネスも聴き逃せません。ブラジルとマイアミでの録音というのも、最高のシチュエーションです。.
復活作「Back Again」の勢いのまま出された復活第2弾。16ビートを取り入れた、しなやかなAOR/フュージョン風アレンジがなされ、しかもハーモニーが若い! エレピがクレア・フィッシャーでブラジル風味がトッピングされてるのもキモ。ビリー・ジョエル「素顔のままで」やEW&F「After The Love Has Gone」の絶品メロウカヴァーなど、透き通った溶ろけそうな時間が堪能できます。.
収録曲・データ
【曲目】While We're Young / Just The Way You Are / Quiet Nights / Ain’t Doin’Bad Doin’ Nothin’ / Lazy Afternoon // No More Blues / After The Love Has Gone / Everytime We Say Goodbye / The Night We Called A Day / Mr. Blue
アルバム「You Are What You Eat」からのシングルカット。この曲のジョン・サイモン版(つまり作者版)をシングルで聴けること自体が奇跡ですが、これ、実はLPとはちょっとテイク違いなんです! 基本アレンジは一緒ながら、歌も演奏も録り直し。途中でエレピを弾いてないパートがあったり、こっちの方が少しラフかしら? B面はアルバム中でも、きわめつけのフリーキーなビートナンバー! もちろんモノラルです!.
60年代半ばになって移籍したUAでの第一弾アルバム。時代の流れに上手く乗っていく彼女らしく、ビートルズ・ナンバー「And I Love Him (Her)」も取り上げています。「Girl From Ipanama」などではいたずらにリズムに流されず貫禄をたっぷり見せつけられます。スインギーなナンバーでも抜群のノリ!.
ソングライター、シンガーとしてノリに乗っていた時代の彼女の代表作。ヒットしたのはバラードのタイトル曲ですが、このアルバムを現代的に評価させるのは珠玉のフリーソウル・チューンの数々。もともとスティーヴィー・ワンダーが70年代シュープリームスのために書いた「Bad Weather」が最高です。AORファンには「Shine Like You Should」も! プロデュースはレオン・ウェアで、彼女の黒っぽさを引き出しています。.
1974年に全世界放映を前提に制作された子ども向け番組「Big Blue Marble」のためのサウンドトラック。ジャケットから推察すると実写とアニメを合成したエデュテインメント番組だったようですが、この番組の動画見たことありません(見てみたい!)。特筆すべきは収録曲のレベルの高さ。チルドレン・シンガーの歌うメロウでファンキーかつ、ドリーミーなナンバーの数々! ぼくもこんな番組を見て育ってみたかった! NRBQ人脈で知られるチャンドラー・トラヴィスもちょっと参加。.
【曲目】A Hard Day’s Night / Do You Want To Know A Secret / She Loves You / I Want To Hold Your Hand / The Beatle Blues / I Saw Her Standing There // And I Love Her / All My Loving / P.S. I Love You / Please Please Me / The Beatle Stomp / Can’t Buy Me Love
1971年にニューヨークで結成されたコンテンポラリー・クラシカル・ユニット。比較的小編成で、まさに今その時代に作曲された作品を演奏していきます。A面のフレデリック・ジェフスキー「Song And Dance」はフルートとヴィブラフォンがとても印象的な浮遊的楽曲(77年作品)。B面のジョン・ハービソン「The Flower-Fed Buffaloes」(76年作品)はクワイアを迎えた神秘的かつシアトリカルな曲。.
G.C.キャメロンに代わる新リードにフィリップ・ウィンを迎え、メロウでマイルドな70年代型ノーザンソウルを目指した新生第一弾。その目論見通り、ここから二大ヒット「I'll Be Around」「Could It Be I'm Falling In Love」が生まれました。「One Of A Kind (Love Affair)」など、他にも良い曲目白押し!.
アメリカを代表するおしどり夫婦。アルバムが多すぎるのでどれから買うか? 60年代ビッグバンド風なら、「The Honeymoon Is Over」はどうですか? ジャッキー・パリス&アン・マリー・モスのキラーなヴァージョンもおなじみ「I Believe In You」や、「Come Back To Me」など、ビッグバンドの醍醐味を活かしたきらびやかなナンバーが多いのでオススメです。.
収録曲・データ
【曲目】Mame / Sunrise Sunset / Walking Happy / I Believe In You / The Honeymoon Is Over // Cabaret / Old Fashioned Wedding / Come Back To Me / Together Forever / The Curtain Falls
トニー・モトーラがCommand〜Project3に残したアルバムは、淡いギター・ラウンジの逸品ばかり。同時代のヒット曲のカヴァーだけでなく、ミスティックで美しいオリジナルも隠れています。このアルバムでいえば「Jennifer Ann」。絶品です。「We've Only Just Begun」「Close To You」などヒット曲とロマンチックなスタンダードが共存した選曲。いわばソフトロック・ジャズ。.
収録曲・データ
【曲目】Close To You / Always / Moon River〜What Are You Doing The Rest Of Your Life? / Autumn Leaves / Here’s That Rainy Day / A Time For Love // We’ve Just Only Begun / Sophisticated Lady / Yesterday When I Was Young / Wave / The Christmas Song / Jennifer Ann