本作とシングル1枚のみを残したフォーキー。寂寥的な導入曲「Prelude To A Woman」に始まり、人なつっこく切ないメロディ、時にズシンと重たくナイーヴなサウンドの独壇場にグイッと引き込まれます。男泣きしちゃいたくなる、とってもピュアな音楽なのです。ナッシュヴィルのジャック・クレメント・スタジオで制作されたスワンプ味たっぷりの逸品。.
収録曲・データ
【曲目】Prelude: To A Woman / Bless Me Daddy / Victoria Lenore / You Can't Hide Away / Finale: To A Woman // Sweet Bye And Bye / Slave Runner / Alley Lady / When She Goes / No Reunion
日本では「Games People Play」や「Rose Garden」の作者ということ以外ほとんど語られない存在。しかし、彼の音楽性や立ち位置を男性版のボビー・ジェントリーとたとえてみると、途端に見えてくる地平があります。ヒット曲作者という職人性に甘んじず、ロックバンドとは違うスタイルで自分の音楽を深めた初期の作品をぜひ!.
ジーン・ペイジのプロダクションに全面的に身を委ねたソフィスティケートソウル路線。この感覚はAOR的と言ってもいいものでしょう。マーヴィン・ゲイ作のタイトル曲、レオン・ウェアの傑作「If I Ever Lose This Heaven」をはじめ、とろけるような名曲揃い。バックはクルセイダーズに加え、デヴィッド・T・ウォーカーやエド・グリーンらですから、悪かろうはずなし。マリーナ・ショウのBlue Note時代とも並べてどうぞ!.
収録曲・データ
【曲目】Come Get To This / All My Love Comes Down / Don't Let Me Be Lonely Tonight / If I Ever Lose This Heaven / Happy Tears // Houdini Of The Midnite Hour / This Time Last Summer / He Called Me Baby / Like A Circle Never Stops / Boogeyin' All The Way
やりたい放題やったナイスなグッドタイムロック盤! 彼のファーストとセカンドはローリング・ストーンズのイメージとはまったく違うファンキーでハッピーなグッドタイム・ロック! NRBQのファンにもオススメといっていい名盤です。「If You Wanna Be Happy」(ジミー・ソウル)や「A Quarter To Three」(ゲイリー・US・ボンズ)はDJにも人気のハッピー・ロック・ナンバー。.
「Sweet Baby James」から続く3部作の最終作。数多くのシンガーにカヴァーされた「Don't Let me Be Lonely Tonight」を収録しています。しかし、アルバムとしては短い曲やインストなども多く、実験的と言えなくもない感じ。感情の切れ端をスケッチしたような作風に、他の作品にはない奇妙な余韻が残ります。アルバム冒頭を飾る「One Man Parade」も捨て難い名曲。.
これぞノーザンソウル+ジャズヴォーカル! 「Player Play On」や「I’m Your Special Fool」を聴いてください! これぞノーザンソウル+ジャズヴォーカル! アレサ・フランクリンにも負けない彼女の自力を思い知ります。有名なソウルのカヴァーではなく、彼女のための曲中心なのもいい! ソウルファンはまずこのアルバムから聴くべき!.
スティーヴ・ミラー・バンドのハーモニカ奏者。バンドとはひと味違う都会的なフィーリングと小洒落たスイング感覚あふれるソロ作は長年ハイファイで人気です。トロピカルな雰囲気漂う「One Kiss To Goodbye」に惚れ惚れ。この感じ、アラン・トゥーサンの「Southern Nights」にも通じます。カリプソを消化した「Rosalie」もいい。ヴァン・ダイク・パークス「Yankee Leaper」にも通じる味ですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Lovin' In The Valley Of The Moon / One Kiss To Say Goodbye / Ghetto Hotel / Nobody Wants Me / Puerto De Azul // Hangin' Tree / Another Day / Rosalie / The Jig Is Up / Eighteen Wheels / Sea Of Key
【曲目】Generique / Felicidade / Frevo / O Nosso Amor / O Nosso Amor / Manha De Carnaval / Scene Du Lever Du Soleil / Manha De Carnaval // Scenes De La Macumba / O Nosso Amor / Manha De Carnaval / Samba De Orfeu / Batterie De Cappela
洗練された80’sジャズサウンドと共に快調に飛ばすスマートな混成コーラス4人組。同時期のマンハッタン・トランスファーの作品同様にAOR的快感がいっぱいです。スムースにグルーヴするサウンドと、ヴォーカリーズを交えたキュートなコーラスが掛け合わさるや、耳には快感がいっぱい。アルバム冒頭の「New York Afternoon」の爽快感! 80年代以降で成功したコーラスグループでも本作は頭ひとつ抜けた作品と思います。セカンド「American Eyes」が近年異常人気ですが、こちらもぜひ。.
のちにジャズ/フュージョン界で活躍するキーボード/スティールパン奏者アンディ・ナレルがまだ少年時代にリーダー(どうみても12、3歳!)として吹き込んだ、かわい〜いスティールバンド・アルバム。「Downtown」のカヴァーもいいし、大瀧詠一「恋はメレンゲ」の元メロディ「Compadre Pedro Juan」もいい。「Hold On To Your Man」はヤン富田さんネタでも知られるロード・キッチナーの十八番。.
収録曲・データ
【曲目】Medley : Hold On To Your Man 〜 Mas / A Taste Of Honey / I Wish You Love / Malaguena / Downtown / Compadre Pedro Juan // Spanish Flea / Begin The Beguine / Yellow Bird / Waltz Of The Flowers / Love Me With All Your Heart / The Happy Bandit
キング・ハーヴェストの「Dancing In The Moonlight」とかと並ぶ70年代ブルーアイドソウルの名曲として名高い「How Long」収録のアルバム。ほとんどの曲を書いたポール・キャラックの資質が全開で、あらためてそのソウル度数の高さに驚いているところです。ロックバンド時代(4枚目あたりまで)のスティーリー・ダンとも通じる部分も発見。.
ドイツのアレンジャーによる音楽世界旅行記。まあお洒落なこと! コーラスで加わるロージー・シンガーズのキュートなニュアンスといい、アレンジやリズムのクールさといい、ビックリの大発見。ホルスト・ヤンコフスキーにも似たセンスをもっとソフトに表現している感じ。「Monte Carlo Melody」の華やかな旅情。「Sydney Jet」の高揚感、どれも最高です。.
収録曲・データ
【曲目】Monte Carlo Melody / Paris Nights / Arrivederci, Roma / Blondie From Stockholm / Happy Copenhagen / I Left My Heart In San Francisco // The Hawaiian Wedding Song / Midnight In Tokyo / Calcutta / Sydney Jet / The Girl From Ipanema / Auf Wiedersehn
AORファンにはおなじみのCCM界を代表するファミリーグループ。75年の制作で王道のAORサウンドにはまだ早い時期ですが、エレピの多用やしなやかなハーモニーに彩られたメロウネスは、すでに資格十分。「Music」のやわらかいグルーヴ、「I’m With Jesus」のカラッとした爽快さは唯一無二。演奏メンバーはデヴィッド・ペイチ、ジェイ・グレイドン、リー・リトナー、エド・グリーン、リー・スクラーらLA最良のメンバーです!.
ソングライターなら、この声に一度ぜひ自分の曲を歌ってもらいたいと願うはず。バリー・マン&シンシア・ワイル作の名曲「Rock And Roll Lullaby」(号泣もの!)スティーヴィー・ワンダー「Happier Than The Morning Sun」ジョン・セバスチャン「The Stories We Can Tell」など隠れた名曲が、最大限に魅力を引き出すように情感一杯に歌われます。.
収録曲・データ
【曲目】That's What Friends Are For / Rock And Roll Lullaby / Happier Than The Morning Sun / Roads / Sweet Cherry Wine / A Song For My Brother // A Fine Way To Go / Just As Gone / I Get Enthused / Are We Losing Touch / We Have Got To Get Our Ship Together / The Stories We Can Tell
ウィットに富んだポップスが好きな人を夢中にさせること間違いなし。NY産らしく、ひとくせもふたくせもあるシティポップの楽しみが詰まっています。抜群に渋いセカンド「On And Off Again」に人気が集中していますが、このファーストの知的かつノスタルジックなポップも最高なのですよ。ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。.
戦前からジャズ界を生き抜いてきたヴァイオリンのジョー・ヴェヌーティと、東海岸随一のスタイリスト、ズート・シムズの共演盤第一弾。まず、ジョーが老人であるということを一瞬で忘れさせる「I’ve Found A New Baby」の火の出るような演奏にノックアウト! 老いてからの方がむしろ若々しいというジャズ界の不思議な法則を目の当たりにしたような感じです。.
アメリカでは今も60年代最重要バンドのひとつに挙げられるラヴ。日本での知名度の低さは不当と思えます。生まれるのが早すぎた天才黒人ミュージシャン、アーサー・リーのカリスマと、ひそかに卓越したソングライターであったブライアン・マクリーン。この危ういバランスが醸し出すバンド・サウンドとオリジナリティ。1曲目のバカラック「My Little Red Book」の不穏さは永遠い不変!.