ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリによるマヌーシュ・ジャズの名演を詰め込んだイギリス編集盤。エリントンの「It Don’t Mean A Thing」や、ガーシュインの「I Got Rhythm」をコンピの目立つところに配置したジャズ・サイドに寄せた選曲になっています。イラストのジャケットも雰囲気ありますね。90年前に彼らがいた景色に思いを馳せながらお聴きください。.
“Luau”とはフラや音楽を楽しみながら食事をするハワイ式パーティーのこと。ハワイアン定番曲や「Beyond The Reef」「My Little Grass Shack 」などアメリカ生まれの著名曲を、バラエティ豊かなコンボ演奏と歌も交えて披露しています。ウクレレソロによる「Ebb Tide」が素晴らしい!.
収録曲・データ
【曲目】Hukilau / Beyond The Reef / Koni Au / Hwaiian Wedding Song / Hano-Hano / Ebb Tide / My Little Grass Shack // Little Brown Gal / Sweet Leilani / Pearly Shells / Tiny Bubbles / Beautirul Kahana / On The Beach At Waikiki / Kauohi / Medley: Mapuana 〜 Aloha
アメリカン冗談音楽の大家として全米のラジオで親しまれたドクター・ディメントが選曲した初のコンピレーション。ロバート・クラムの「Get A Load Of This」やホーリー・モーダル・ラウンダーズ「Boobs A Lot」ジム・クウェスキン・ジャグバンド「If You're A Viper」などを世界に知らしめた鋭い、鋭すぎる選曲なのです。.
「To Wait For Love」(山下達郎「レアリティーズ」のヴァージョンの元と思います)「Without Her」で本人がヴォーカルをとっていますが、驚くほどセンシティヴな歌声です。他にもタイトル曲は乾いたトランペットの音色が心地良いし、「The Continental」でのスティールパン入りのカリプソ・アレンジもお洒落! 内省的でソフトロックなムードもいいし、60年代を締めくくる傑作と言えるほどの完成度なのに、今に至るまで未CD化なのが残念!.
収録曲・データ
【曲目】The Sea Is My Soil / Without Her / Marjorie / Girl Talk / Ob-La-Di, Ob-La-Da // Zazueira / The Continetal / Pretty World / Warm / To Wait For Love / Sandbox
【曲目】Porque Te Vas? / J’accuse / Gentil Dauphin Triste / Right Back Where We Started From / Kiss And Say Goodbye / Dancing Queen // Le Concerto De La Mer / Maladie D’Amour / Tu Sais Je T’Aime / Don’t Go Breaking My Heart / Il Etait Une Fois Nous Deux / Sophie
フィラデルフィアのシグマスタジオで録音された傑作!ほぼ全てがギャンブル&ハフのコンビによる書き下ろし。もちろん演奏は後のMFSB! ローラ・ニーロ「Gonna Take A Miracle」に先駆けること2年、スモーキーヴォイスの女王が繰り広げる珠玉のフィリーソウル。「Dusty In Memphis」も重要盤ですが、こちらもマストです。.
【曲目】The Man From U.N.C.L.E. / Shall We Gather At The Boat Dock / Out Of The Frying Pan / April / Mother Muffin / Movin' On // The Girl From U.N.C.L.E. / Sneaky Search / Somewhere In Greece / The Countess / Bomb Scare / Follow The T.H.R.U.S.H.【Arranger】 Teddy Randazzo
ヘンリー・カウをはじめ数々の音楽プロジェクトを遂行してきたティム・ホジキンソンと、水玉消防団やフランク・チキンズ等で活躍したカムラアツコによる驚くべき領域の開拓。『Haiku In The Wide World』は、カムラとホジキンソンが日本語と英語で吟じ詠う俳句を、ホジキンソンが作曲した音楽の枠に収め、多彩で変化に富んだ器楽音響集合体へと「拡張」を試みた作品です。.
【曲目】Love For Sale / Pretty Women / Nuages / Sutton Mutton / Close Enough For Love / Undecided // Spain / All Through The Night / This Nearly Was Mine / Come Rain Or Come Shine / Nikki / Stems
60年代のドゥーワップ期からシカゴソウルの重要シンガーであり続けたジーン・チャンドラー。時代の変化に絶妙に対応した秀作を常に残している人です。この1980年作品でもいきなり「Does She Have A Friend?」からメロウで最高。よいプロダクションに恵まれているのは人柄の良さでもあるのかも。珠玉のコンテンポラリーソウル!.
【曲目】Bijou / Mostly For Lovers / Like Young / My One And Only Love / Politely / Trav’lin’ Light // Let’s Walk / Snowfall / A Cool Shade Of Blue / Robbin’s Nest / Free And Easy / That’s All
【曲目】Italiannette / Please, Please, Signore / Gotta Lotta Love / Mia Cara, Mia Amore / Lucky, Lucky / Love Me Forever // Dream Boy / O Dio Mio / That’s Amore / Where’s The Spumini? / Vieni Vieni / There’s No Tomorrow
ウェストコースト・ジャズ界の多忙男バド・シャンクが、モダンフォークのレパートリーを自身のフルートとジョー・パスのギター&ブラジリアンなバックでスリリングにジャズ化した異色作。ディランの「Don't Think Twice」や「Blowin' In The Wind」、果ては「This Land Is Your Land」みたいなナンバーまで大胆に洒落させました。「Fleight Train」もスリリング! こういう実験的な試みがジャズ界で60年代に精力的に行われていたことって、今までほとんど紹介されていないですねえ。.
収録曲・データ
【曲目】Quit Your Low Down Ways / Don’t Think Twice / Bonsoir Dame / Blowin’ In The Wind / Charis // Freight Train / Copper Kettle / I Am A Pilgrim / Strawberry Kisses / This Land Is Your Land
過去の3枚のソロと比べても、かなりAOR路線に針を振った「Can I Call You」で幕を開ける80年のアルバム。かと思えば、長年のファンを泣かせる「Where Does The Lovin' Go」みたいなメロウなナンバーもあったり、美しいメロディセンスは健在。ファンキーな「Silky」などもぜひ.
プロデュース&全曲の作詞(作曲も2曲を除きゲンズブール)もちろんセルジュ・ゲンズブール。当時36歳で一児の母であった彼女ですが、ゲンズブールのほどこしたアダルト・ロリータ的な魔法はやはり強力なのです。ブラームスの楽曲をリアレンジしたタイトル曲「Baby Alone In Babylone」の崇高と退廃が入り交じった感覚、ゾクゾクしますね!.