90年代のラウンジ/カクテル/バチェラーパッド再発見の波でもっとも大きな注目を浴びたカルトヒーロー、ファン・ガルシア・エスキヴェル。メキシコからアメリカにわたり、奇抜なアレンジとコーラスで音楽の常識を塗り替えた彼のキャッチーなエキゾラテンを12インチ両面にカップリング。.
Mucha Muchacha.
Question Mark (What Can You Do).デビューは50年代。40年代のジャンプ&ジャイヴを50年代以降のリズム&ブルースに橋渡しした名グループ。Swingin’ Boppersに近い感じのユーモラスでエンタメ性が強いサウンドで人気を博しましたが、ソウルの歴史ではほとんど語られることがありません。これがおそらく彼らのラストアルバムで、ほぼ自主制作に近いリリースかと。「Games People Play」のカヴァーからかっこよくて最高。ファンクのエッセンスもたyんと取り入れてます。.
Games People Play.
Cabbage Head.
Hot Ziggity Zack.中世楽器のアンサンブルを大胆に導入したジャズロック版「Light My Fire」がすごいことになっていると、一部で評判になっていたアルバムです。バッハやドビュッシーなどのクラシック曲も、ボッサもバカラックも、“るつぼ”にぶちこむ強引な構成力には呆れもしますが、かっこよく決まるとただごとではありません。.
Light My Fire.
The Look Of Love.
Paramahansa.MONO! バンド名通りのウェストコースト的なソフトサイケ感と実験的な音作り。ライヴ活動を意識せずスタジオでの頭脳的な音作りを突き詰めたという意味では、ミレニウムらとおなじ地平にいたグループです。これがRepriseからの第一弾アルバム。彼らのメランコリックなサイケデリアは、音響そのものの持つ効果にも踏み込んだ明らかに未来的なアプローチでした。.
Shifting Sands.
Transparent Day.
Here’s Where You Belong.スタン・ケントン楽団専属となり、彼の寵愛を受けた美女シンガー。寵愛どころか一時期は彼と結婚もして歌手活動を中止していたそうですが、こちらは活動再開後のアルバム。ラルフ・カーマイケル、ビル・ホルマン、タク・シンドーと3人のアレンジャーをたて、それぞれの編成で歌った快作です。よく伸びる歌声で表情豊かに歌う彼女。はつらつとした歌声もいいですが、陰のある表現にも何とも言えない魅力があります。.
Where Did You Go? (Jordu).
Lazy Afternoon.
Something’s Coming.アル・カーシャのアレンジ、ボブ・クリューのプロデュース。スクールボーイズ&ガールズな雰囲気満点のコーラスが弾けるティーンエイジポップ! ファズが効いてるアレンジはガレージっぽいですね。最高にハッピーな気分になれます。シングルオンリーのグループですよ。.
(When She Wants Good lovin') My baby Comes To Me.
This Must Be The Place.惜しくも亡くなった異形のキテレツロッカーにして不世出のギタリスト。バンド、カレイドスコープでデビューし、70年代はジャクソン・ブラウン・バンドの重要なギタリストとして活動。ソロ活動をついに開始してのセカンド・アルバムです。おどけたロックのようでいて、音楽のツボを知り尽くしていたと40年経ってさらによくわかります。.
Turning Point.
Make It On Time.
Rock It With I.CTIからより広いフィールドでの活動を求めて移籍したMCAでの第二弾は、ミシシッピ・リヴァー・フェスティヴァルでのショーを記録したライブ盤。ストリングスを交えた大編成を率いる姿はもはや貫禄。今なお人気の高い「Super Strut」では、ジョン・トロペイがギターをスタジオ盤以上に弾きまくりますよ!.
Super Strut.
Pavane For A Dead Princess.
Jivin’.かつてDJ向けコンピ「Jazz Juice」にこのアルバムから「So High」が収録されたことで、ヴォイスパフォーマー的側面も強い独自の音楽性が大きく再評価されました。ニューヨークで生まれ育った彼女。若き日にソロでシングルもリリースしていますが、本格的なアルバムデビューは40代になってから。その分たくわえられた音楽イディオムを一気に解き放った本作、今聴いてもまったく古くない。ブロッサム・ディアリー「Sunday Afternoon」カヴァーもかっこいい!.
So High.
Jitterbug Waltz.
Sunday Afternoon.米ABC-TV制作のスペシャル番組のためにわざわざ作られたサウンドトラック盤。今ではよくある女優が観光地を巡るというもので、いわば「いい旅夢気分」。ですが、その女優がソフィア・ローレンで、音楽がジョン・バリーだとは、なんとゴーカな! 彼女が歌う「Secrets Of Rome」もしっとりキュートです。このリイシュー盤はオリジナル(1964年リリース)とはまったく違うジャケですが、ソフィアではない女性をあしらったアートワークがかわいいのです!.
Secrets Of Rome.
Secrets Of Rome.
Arm In The Arm.60年代のボストン暮らしから転じて、LAに居を移してすぐにパラマウントから傑作アルバムが今も人気の高いファースト・ソロ「John Herald」をParamountからリリース。その5年後にサンフランシスコのスモールレーベルから発表した本作です。きままな雰囲気、ペーソスあふれる声、そして無邪気に音楽を楽しむ姿にやられます。Paramount盤が好きなら、本作でも彼の変わらぬ魅力に酔えるはず。.
Slightly Blind.
Happy Sunny Side Of The Life.
Wiggle Worm Wiggle.1930年代のイギリスで活躍した歌って踊れてトランペットを吹くお嬢ちゃん! それがヴァレイダちゃん。“女サッチモ”の異名を取った彼女こと、日本ではごくわずかな愛好家の間でしか知られていませんが、本国イギリスでは分厚い小説も出版されるほどの存在です。「I Wish I Were Twins」はジャネット・クラインも歌ってましたね。「Singin' In The Rain」など全17曲。.
I Wish I Were Twins.
Singin' In The Rain.
High Hat, Trumpet And Rhythm.ソウル界の誇る淫力魔人ブロウフライ。その正体は実力派シンガーにしてプロデューサー、クラレンス・リード。黒人パーティーをにぎわすためのエロレコードを、無尽蔵の精力魔人ブロウフライに扮して自主レーベルでリリースし続けた才人にして怪人。このアルバムでは数々の有名オールディーズに手を出し、すべて下ネタソングに歌い変えてしまってます。元ネタが有名曲すぎて訴えられるのを避けるためか、曲間の送り溝無し、曲名表記も無しです。.
Part I.
Part I.
Part II .スタイリッシュなプレイが売りのジャズ・ギタリスト、ジョニー・スミス。50年代からリリース数の多い人ですが、作品ごとにスタイルのブレはなく、安定した魅力を伝えてくれます。しかし、このアルバムの1曲目はヴェンチャーズでおなじみ、あの「Walk Don’t Run」ですからね。着眼にちょっとびっくり! だけどクールな表情ですうっと弾き抜けていきます。かっこいい!.
Walk Don’t Run.
Days Of Wine And Roses.
Choro Da Saudade.今でこそ彼女のキャリアを変えた1枚として認知されているアルバムですが、83年の発売当時は多くのファンを驚かせました。ロッククイーンとして君臨していた彼女が、巨匠ネルソン・リドルを迎えてスタンダード・ソングをしっとりと歌う。その試みは上質で美しいものであると同時に過激でもあったのでした。オープニングの「What’s New」のイントロの弦の入りからもう最高です。.
What’s New.
I Don’t Stand A Ghost Of A Change With You.
Lover Man.イタリアから登場した俊英ピアニストと、アメリカからやってきた職人肌のピアニスト。1979年12月1日にボローニャでレコーディングしたデュオアルバムです。ふたりのピアノ以外の楽器は存在しないのに、とっても豊かで広がりのある世界観。リズム楽器がいないのに心が踊る「Bossa with Regards」収録!.
I Love You.
Bossa With Regard.
Like Someone In Love.父のルーファス・トーマスも大人気だったソウル娘。このタイトルは、この前作がオーティス・レディングとのデュエットアルバム「King & Queen」だったから。まさかこの年の暮れにオーティスが亡くなってしまうことは予見していないと思います。ソロとしては3枚目。歌の上手さを活かしたソウルフルなバラードが並んでいますが、かっこいい「I Take It To My Baby」は人気曲。アルバムの幕開けこそバカラック「Any Day Now」に譲りましたが、ソングライターとしてのヘイズ&ポーターの実力が発揮された名曲多し。.
I Take It To My Baby.
When Tomorrow Comes.
Any Day Now.「Memphis Underground」のヒットを放ったAtlanticではなく、より実験色の強いサブレーベル、Embryoからのリリース。ソニー・シャーロックのギターがかっこいいジャズファンク「Kabuki Rock」収録です。シンプルなソウルジャズ曲、スピリチュアルジャズ的なアプローチの曲が渾然一体で同居した異色作。.
Soul Man.
Memphis Two Step.
Kabuki Rock.1954年にコロムビアと契約して後の音源からは、キャリアの絶頂期であることは勿論、世界的評価の上昇を背景にした精神的な余裕、そして充実した製作陣のバックアップが感じられます。とにかく音楽が大きく深い。歌に全身全霊を捧げつつ、優しさや可憐さも兼ね備えていて。現在もゴスペル界最高峰の歌手として語り継がれるマヘリア、その名に相応しい仕上りの代表作でしょう。.
Little David Play On Your Hand.
Everytime I Feel The Spirit I Pray.
Have You Any Time For Jesus.ニューヨークを拠点に、アイリッシュ系のバーやダンスホールでの演奏を出発点にしていたフォーキー。自作曲ではなく、自らの愛する歌を誠実に歌います。A面では美しく叙情的でおだやかなメロディを。B面でいきなり「The MInstrel Boy」でアイリッシュ+シンセサイザーを使ったアプローチでびっくり。B面でロックバンド編成となり、フェアポート・コンヴェンションも顔負けの猛烈アンサンブルを聴かせます! 真面目そうなのに何でもあり!.
The Streets Of London.
The Minstrel Boy.
Celtic Rock.コーネル・デュプリー、エリック・ゲイル、ゴードン・エドワーズ、スティーヴ・ガッド、クリストファー・パーカー、リチャード・ティー。NYのスタジオセッションを長年支えてきた達人たちの最強ユニット。スタジオですごいやつらは生でもすごい。スタジオ盤よりもさらに粘り気と艶やかさを増したグルーヴがたまりません。.
You Make It Easy.
Duck Soup .
The Real McCoy.Folkwaysと並んでワールド/フォークの蒐集に熱心だった1950年代のElektraの精神をさらに発展させたのがNonesuchのExplorer Seriesです。50年代から60年代末にかけて世界中で録音された民俗音源を「極東」「インド」「アフリカと中南米」「ヨーロッパ大陸」の4面で構成した2枚組コンピレーション。それぞれに驚きがあって、風通しがよく、活力が湧いてくる音源ばかりです。.
Ketawang: Puspawarna.
Kriti: Telisi Rama.
Me voy a Belen.トランペット、ホルン、ヴォーカルと多才を誇る粋なミュージシャン、ドン・エリオット。知性派ジャズマンとして知られたトランペッター、ラスティ・デドリック(フリー・デザインのデドリック兄妹たちのおじ)と組んだ双頭コンボで作り出したインテリジェントな1枚。トランペットのハーモニーを活かしたアレンジで、全曲をピアノで参加したディック・ハイマンが書き下ろしているというのも妙味。マンデル・ロウ、エディ・サフランスキ、ドン・ラモンドとのセクステットで、スイングしながら本をめくるような快感あり。.
Mine.
Vampire Till Ready.
Dominick Seventh.作曲家でValiantの主宰でもあったバリー・デヴォーゾンが、自身のポップス愛、ホワイトドゥーワップ愛をぶつけた最高のグループ。このシングルも、明るく晴れやかなのになぜか胸がキュウンと苦しくせつなくなる名曲です。.
Roberta.
Butterfly.「West Side Story」がブロードウェイで初演された1957年にマリア役を務めて大当たり。歌唱力も美貌も揃った彼女の快活なスイングアルバム。バド・シャンクらウェストコーストのジャズメンをフィーチャリングしていることはもちろん、切れ味のいいナンバーが揃っているのも人気の秘密です。「I’m Gonna Wear Your Love」や「I Get Along Without You Very Well」のかっこよさ!.
I Get Along Without You Very Well.
I Wonder What’s The Matter With Me.
So It’s Spring.チェット・アトキンス・ウィズ・ストリングス。アニタ・カーとの共同プロデュースで、彼のセンチメンタルな側面をクローズアップ。美しすぎる「ムーランルージュのテーマ」など、親しみやすいメロディを真摯に弾くだけで、チェットにしか出来ない世界が浮かび上がります。つつましやかでジェントル。 しかも全曲がガット弦の響き。暖かい気持ちになります。.
La Fiesta.
The Song From Moulin Rouge.
Something Tender.なんだこの怒濤の盛り上がりは! ボブ・クリューが手掛けたサイケデリックなコーラスポップ。ストリングスにタンバリン、各種パーカッションにバンジョーまで絡んだサウンドは東海岸バーバンクサウンド? それでいて、フォー・シーズンス以来の伝統を受け継いだファルセットコーラスでめちゃくちゃに盛り上がってしまう展開。この異常なノリに腰を抜かしました! B面はグルーミーなソフトサイケで、これもすごいです。.
She Ain’t Lovin’ You.
Here Today , Gone Tomorrow.将来を嘱望されながら早世したエディ・コスタ、1950年代以降にはリーダーアルバムを残していない通好みピアニスト、ジョン・ミーガンの連弾アルバム。2人が作り出すうねりをベーシスト、ヴィニー・バークが支えるという変則トリオ編成です。技術の競い合いも、個性の違いを確かめ合うような音の会話もあって、知的な楽しみに満ちた1枚。.
I’ll Remember April.
Laura.
Cheek To Cheek.やられた! ロックとマンボの合体で“ロカンボ”です! しかも、最初の二曲は期待を裏切るラウンジハワイアンもどき。何なの?と思わせておいて、A-3「San Remo」から大爆発。ツイスト&ジャングル風味の新マンボが展開されます。この発想は大胆? それともイージー? “ウッ!”さえあれば怖いモノなし!.
San Remo.
Rockambo Baby .
Rockambo #4 .金曜日をテーマにしたビートナンバーの傑作といえば、間違いなくこれ! オーストラリアの生んだ天才ソングライター・コンビ、ヴァンダ&ヤングが在籍したOZビート・グループ、イージービーツ。全英で6位、全米でも16位まで食い込む大ヒットとなりました。荒っぽい演奏も最高!.
Friday On My Mind.
Made My Bed : Gonna Lie In It.