70年代のニール・セダカは非常に充実していて、駄作無しと言ってしまいます。このアルバムももちろん最高。ニューヨーク風の洒落たソングライティングが冴えまくっています。フィル・コディと組んだ作品「Alone At Last」は傑作ボッサですし、「Hot And Sultry Night」はグルーヴィーなAORサンバ! 都市に根付いた心温まるポップスをどうぞ。ジョージ・マーティンのプロデュース。未配信アルバム。.
A Song.
Alone At Last.
Hot And Sultry Nights.ジャケには20世紀フォックス制作によるABCテレビの番組「Adventures In Paradise」に触発されたとあります。この時期はエキゾチカが大流行していました、ハワイがアメリカの正式併合され、観光機運も高まってました。そんな気分とシンクロしている曲をABC-Paramountの既発音源からピックアップした企画盤。このあとVol.3まで続くシリーズになります。ゆったりとした音楽が描き出すのは、楽園の島ハワイとタヒチです。.
Adventures In Paradise.
Ka-Lu-A.
Paradise.サードアルバム。80年代ロンドン発信のジャズブームの一端を担ったグループです。日本でもスマッシュヒットした前2作に比べて、このサードはすこし世間の注目が落ちたというか、ニュージャックスイングが登場する前、流行の変わり目にあたってしまった印象。今聴くといい曲多い1枚なんです。マーヴィン・ゲイのカヴァー1曲あり。.
Strut.
Ain’t That Peculiar.
Knockin’ On Your Door.美しく流麗な弦の響きを「カスケーディング・ストリングス」と称されたマントヴァーニ。日本でも大変な人気でした。彼の作風としてはかなりリズミカルな1枚。スペイン〜中南米から楽曲を採用したラテン趣味のアルバムです。もちろんこの人ならではの豪奢なストリングスの響きはそのままに。.
El Relicario.
Adios.
The Green Cockatoo.LAのブルーアイドソウル・デュオ、これがファースト・アルバムです。軽くステップを踏みたくなる洒脱な「You Never Know What You've Got」をぜひ。このしなやかなグルーヴには、70'sシティソウルの旨味が凝縮されています。そして時折挟まれるバラードが秀逸によくて、マジのけぞりものなのです。デニ&ゴールド好きなら、こっちもチェックを!.
You Never Know What You’ve Got.
Three Way Love Affair.
I Need You (Beside Me).マーカス・ジョセフとダニー・ディアドルフのユニット。ブラウンスミスをメロディ重視にしたような、心地よいオーシャンポップ気分。アコースティックでさわやかで、ハワイものが好きな人もこの音色にはやられるはず。ふたりのソロ作もそれぞれ珠玉の名作になっていますよ。「Lovely Lady」、フリートウッド・マック(ボブ・ウェルチ)のカヴァー「Sentimental Lady」ジェフリー・コマナー作でイングランド・ダン&ジョン・フォード・コリーでおなじみ「We'll Never Have To Say Goodbye Again」など、琴線が震えっぱなしです。.
Lovely Lady.
Sentimental Lady.
We’ll Never Have To Say Goodbye Again.全米トップ40ファンには懐かしい名前ですね。ダン・フォーゲルバーグのバックバンドだった彼ら。これがファーストです。プロデュースをグリン・ジョーンズとグレン・フライ、ジョー・ウォルシュらが務めており、イーグルスの弟分的イメージもありますが、独自のオーシャンっぽさも感じます。メインのソングライター、トム・ケリーは解散後AORシーンの重要人物に。「Choices」などの爽快なアコースティックナンバーで、彼の才能が際立ちます。.
Choices.
Sailing To Monterey.
雨に願いを.あきれたぼういずに影響を与えたやつらです! 珍楽器と洒脱なコーラスで1930年代に活躍したフージャー・ホット・ショッツ。再結成しての50年代録音です。年輪や貫禄を感じさせないお笑い魂の結晶に笑い泣き! 彼らのヴァージョンの「Mr. Sandman」や「My Blue Heaven」最高なんですから。廉価盤レーベルからのリイシューで全8曲。入門用にどうぞ。.
Mr. Sandman.
My Blue Heaven.
Wha Hoo.1975年にマリオ&ルティア・ローゾン名義で出したファーストアルバムはカナディアンアシッドフォークの逸品&超レア盤! それから4年後に発表されたこのアルバムはもう少しポップな要素が増していますが、フォーキーな作風を起点に、グルーヴィーな曲やジャズ的な曲にも手足を伸ばしてゆく自由な音楽性には垣根がありません。カナダ産らしい凛とした空気感。.
Bird Of Paradise Bird Has Flown.
Silhouette.
Christine.1959年公開のクライムサスペンス映画「拳銃の報酬」(ロバート・ワイズ監督)のサウンドトラック。MJQが映画音楽を担当しています。作曲者としてピアノのジョン・ルイスの名を前面に出したクレジット。実際、クラシックの素養を持つルイスらしく管弦のあしらいも堂々としたもの。翌年、このスコアをMJQとして再演した盤が有名ですが、オリジナルはこちらです。.
Prelude To Odds Against Tomorrow.
Morning Trip To Melton.
Waiting Around The River.70年代初頭に2枚のアルバムをリリースしたクリスチャン系シンガー・ソングライター。彼のギター弾き語りだけで通したファーストアルバムです。ティム・バックリーの若き日にも通じるヴォーカルにまずかなりの魅力。そして曲もよいです。経験な信仰がもたらす無私の祈りでありながら、彼自身の音楽家としての個性がどうしようもなく前に出てしまうという、レリジャスフォークの最良のかたちです。.
The Boxer.
Thunderin’.
Have You Heard The Wind?.アフリカを舞台にしたブロードウェイミュージカルからのナンバーをジャズ化した異色作。スタイリッシュかつ多才な黒人ピアニスト、ビリー・テイラーですが、こうした変化球的なテーマはうってつけ。クラーク・テリー、フィル・ウッズらを配した11人コンボ編成で、シンプルかつ知的でリズミカルな世界を展開します。ホルンやチューバ、フルートを擁する管編成も奏功。.
Something Big.
Nothing More To Look Forward To.
Another Time, Another Place.カナダのウィニペグを拠点に活動したSSW。前作「Long Distance Runner」もカナダ系のファンに人気ですね。こちらは2年後のセカンドで、相変わらず清涼感あるサウンドを聴かせてくれますが、1980年という時代を反映したシティ感覚もアップデート。ファーストより数段見つかりにくい作品でもあります。アメリカ人のAORアーティスト、デイン・ドナヒューと名前が似てますが、まったくの別人です。.
The Big One.
Bogart.
Some Old World.ルーサー・ヴァンドロスの完全プロデュースによるディオンヌのコンテンポラリーな名作です。ルーサーは作曲にもかなり関与していて、一曲はデュエットも披露。なかにはかなりチャレンジしたダンスビートの曲もありますが、彼女の前向きな気持ちがアルバムにすこやかな気分を与えています。ラストは「Will You Still Love Me Tomorrow」をゴスペルフィーリングをドラマチックに。.
So Amazing.
What Can A Miracle Do.
Will You Still Love Me Tomorrow.素晴らしい! アルバムはこれ1枚しか残していないカナダ人女性ジャズシンガー。ショートカットでうるわしいルックス、ちょっと舌足らずだけど、歌はうまいし、ちゃんとスイングしてるし。ときにいたずらっ子のように、ときに寄り添ってくれる恋人のように。彼女が歌ってる姿をこの目で見てみたかったと心から思います。.
Walking Happy.
I’m All Smiles.
Wish Am A Rainbow.アルゼンチンのジャンゴ・ラインハルトと呼ばれたスイング・ギタリストの貴重な演奏を一枚に集約。超人的な巧さはジャンゴ同様、そこに洒脱な人柄、ジャンゴに比べ暗さが無く、たくましい生命力と軽みがににじみ出ており、それが人気の秘密でもあります。テキサスの名門リイシューレーベルRambler(ウェスタンスイングの宝庫!)からのアルバム。.
I Got Rhythm.
Russian Lullaby.
Bugle Call Rag.SOLD OUT
1964年、「The In Crowd」大ヒット直前の、アブラが乗った時期のラムゼイ・ルイス・トリオのライブ盤です。ワシントンDCのジャズクラブでの演奏。A面は「ウェストサイド物語」メドレーなどポピュラーな選曲。B面に入るとぐっとブルージー&グルーヴィーに。リトル・ウォルターでおなじみ「My Babe」のカヴァーはかっこいいモッドジャズ!.
My Babe.
Something You Got.
People.SOLD OUT
1960年代のイギリスで、シングル数枚(1枚だけのバンドもたくさん)をリリースしてシーンから消えたバンドたちを全27曲! イギリスではサイケデリックの代わりに「フリークビート」という言葉も使われていました。アメリカのレイドバック感とは違い、引き締まったポップさ、シャープさ、そしてぶっとんだ感覚。ビートルズからの影響もあるし、モッズ、ソフトロック的な隠れ名曲もたくさん。オープニングを飾るペニー・ピープスなんて、シングル1枚で10万円以上ですからね。この沼は深い! このコンピも今や入手難です!.
Model Village.
Try To Keep It Secret.
Tell Her.「アメリカン・パイ」の印象が強すぎるかもしれませんが、彼が素晴らしいフォーキー。歌もギターも抜群にうまいということを、この最高のライブ盤で知ってほしいと思います。人気絶頂で、おそらくバンドもついていただろうアメリカではなく、イギリスツアーでのギター弾き語りを収めたのがポイント。もちろん「アメリカン・パイ」もやってます。.
Magdalene Lane.
American Pie.
Vincent (Starry Starry Night).キャノンボール・アダレイに見出され、共演ライヴ盤でデビューした黒人ヴォーカリスト。こちらは黒人としての意識を強く感じさせるソウルフルヴォイスが冴え渡るスタジオデビュー盤。「Walk Tall」やニーナ・シモンで有名な「I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free」には1968年の黒人たちの意識の高まりが感じられます。ストリングスを使ったリフが最高な「When They Ask About You」などは、ショーティ・ロジャースによるアレンジの真骨頂といえるでしょう。.
Walk Tall.
I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free.
When They Ask About You.「An Electrifying Musical Experience!」とサブタイトルが付けられたテルミン・レコードの古典です。本来はヒッチコック映画「白い恐怖」(45年)のために書かれたミコラス・ローザのスコア(そこでもテルミンが、すでに使われています)。それをサミュエル・ホフマンを起用してリアレンジ。恐怖だけでなく重層的なスコアの美しさも得難いもの!.
Main Theme.
Scherzo.
Constance.ヒゲ男爵系ジャズ。ジョー・ターナーと言っても、ブルース/R&Bシンガーのビッグ・ジョー・ターナーではなく、ユービー・ブレイクやジェームス・P・ジョンソンの影響下に育ったラグタイムピアニストのソロピアノ。御年70歳くらいでしょうか? オレ流の力強い指さばきが素敵です。“唄うピアノ”というのは、こういう音のこと。.
Taboo.
Loncy.
Effervescence.ウォーのハーモニカ奏者であり、中心人物として今も活動を率いるリー・オスカー。LAチカーノソウルのエッセンスを洗練させ、コンテンポラリーなソウルジャズ/フュージョンとして表現した初のソロアルバムです。チカーノたちの歴史を組曲として構成するなど、都会的なメロウさだけではない骨のある個性が魅力です。.
BLT.
Sunshine Keri.
Starkite.フェリーニとニーノ・ロータは長年の名コンビ。数あるサントラの中から、1955年の「崖」と1965年の「魂のジュリエッタ」のサントラをそれぞれ1枚ずつ収録した2枚組LPです。「崖」はサントラ音源が存在していながら長年レコード化されず、このときが初のお目見えでした。10年のスパンを挟んだロータの名人芸的スコアの変遷を感じることもできますね。.
Il Bidone.
Amour.
Les Grenouililles.ピアノを弾きながら歌ってジャイヴする子供ブルースマン! 9歳から11歳までにSPに録音されたやんちゃなブルースの数々を集めた編集盤です。数のカウントが美味しすぎる「Numbers Boogie」、ルイ・ジョーダンのナンバーに挑戦の「Caldonia」などなど全14曲。ブルースなのに楽しい気分になること間違いなし!.
Number Boogie.
Caldonia.
Christmas Boogie.フィラデルフィア出身でピアニストとしての素養も高く、ジャズ味のあるポップシンガーとして50年代から活躍したバディ・グレコ。本作はイタリアをテーマにしたおおらかなアルバムで、イタリア生まれの名曲やイタリア語で歌うマンシーニ曲などを交えた構成。「It Had Better Be Tonight」や「More」には60年代半ばらしいビート感もあって最高です。.
It Had Better Be Tonight.
More.
Sempre Amore.ちょっとキャロル・キングにも似た魅力的な声を持つイギリス出身の女性ポップSSWのセカンド。澄んだ色彩を帯びてパリッとしたAORサウンドを聴かせます。A面の頭からナチュラルな感性に聞き惚れてしまうはず。西海岸録音の本作にはジェフとマイクのポーカロ兄弟、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グルスカ等が全面参加。.
Listen.
Do Me A Favor.
You Should Hear.MercuryのA&Rを務めていた立場を利用して(?)、同社のステレオリリース第1号にちゃっかり収まったのがこのアルバム。コミカルな木管&金管がラウンジ色を濃くしています。また、裏ジャケのライナーに、ステレオ効果により音の壁が広がるという意味で“Wall Of Sound”という言葉が使用されています。アルフィ&ハリー(デヴィッド・セヴィル)の「The Trouble With Harry」のカヴァーはとても珍しいですよ。.
Dancing Tambourine.
The Trouble With Harry.
Let’s Dance.デイヴ・メイスン・バンド出身のマイク・フィニガン(ソロ作も人気です)とジム・クルーガー、ボズ・スキャッグス・バンド出身のレス・デューデックと組んだ職人肌バンド。ヘビーメタルみたいなジャケットですが、よく練られたアレンジで爽快なシティサウンドが詰まってます。うまくメロウに転化させる手腕は、さすが達人たちのグループという感じ。.
Angels Fall.
Just Like The Weather.
It’s All About You.ギャンブル映画の決定版! 音楽は脂が乗った時期のラロ・シフリン。ジャジーでゆったりした雰囲気ながらも緊張感のあるスコアは、まさに彼の真骨頂。ヒット映画を舞台に、いろんなことを試しているようですね。タイトル曲ではレイ・チャールズが「これは、魂の勝負だ」と歌ってます。.
The Cincinnati Kid.
Shooter.
At The Farm.