パーカッション・ラウンジの第一人者。パーカッションのサウンドを前面に押し出し、カラフルでかわいい、時に大胆、あるいはユーモラスなサウンドを奏でています。ティンパニが大活躍の雄大な「Misirlou」や、キラキラしっとりな「Till There Was You」など聴き所があります。スウィンギーな「The Thunderer」がとてもヒップ!.
収録曲・データ
【曲目】Lullaby Of Broadway / Dancing On The Ceiling / Misirlou / Till There Was You / Chimed, I'm Sure / My Funny Valentine // Stumbling / The Peanut Vendor (El Manisero) / The Continental / Serena / The Thunderer / Beyond The Sea【Arranger】Bobby Christian, Irv Kostal, Sid Ramin【Tap Dance】Lou Wills, Jr. (A2)
冒頭「From This Moment On」から腰を直撃のビッグバンド・ラテンです。ヴェテラン女性ヴォーカリスト、レナ・ホーン。スケールの大きな歌が得意な彼女に、ずばりハマった最高のラテン・アルバム。ストレートなラテン・ジャズからボサノヴァまで、一気に駆け抜ける痛快な一枚。カリブ風の味付けの効いた「Island In The West Indies」が、隠れた粋トラックだと思います。シャープなアレンジはショーティ・ロジャース。.
収録曲・データ
【曲目】From This Moment On / Take Me / Night And Day / Old Devil Moon / More / My Blue Heaven // Cuckoo In The Clock / Meditation / By Myself / Island In The West Indies / Ours / Falling In Love With Love
【曲目】Lover / Baby Won’t You Say You Love Me / Manhattan / With A Song In My Heart / You Must Have Been A Beautiful Baby / It’s Magic // You’re My Girl / Heart And Soul / There Will Never Be Another You / Dream A Little Dream Of Me / I Love You Much Too Much / I’ll Walk Alone
進化する録音技術とステレオ効果を活かし、自身が弾く2台のピアノ演奏とオーケストラを絡ませて成功したイギリス人ピアニスト。プロデューサーには、マントヴァーニ、フランク・チャックスフィールド、スタンリー・ブラックなどを手掛けたデッカのトニー・ダマート。ポップスをピアノ・コンチェルトにするような構造で作り変えていきます。フィフフ・ディメンションのヒット(ランバート&ポッター作)「Ashes To Ashes」に漂う心地よい風。.
収録曲・データ
【曲目】 Top Of The World / Summer / Vado Via / If I Asked My Heart / Ashes To Ashes // I Got A Name / Jesse / Say, Has Anybody Seen My Sweet Gypsy Rose / Children Of Rome / Touch Me In The Morning
アレッシーの双子の兄弟が在籍していたグループのセカンドにしてラスト。なにしろ最高の70sポップ! アープ・シンセサイザーが颯爽とかけぬけるアコースティック青春ポップの傑作。「Blonde」のとろけるような甘さ、「Can't Live This Way」の疾走感、最高です。かつては”早すぎたネオアコ”と言っていましたが、さらに時代が一回りして、今はもっとしっくりします。最高!.
もとはイーストコーストのカントリー・ロック畑。しかし、時代の流れで、こんな驚きの傑作を残してくれます。AORファンもぐっとくる16ビートナンバー「Ooh My Love」で幕を開けるセカンド・アルバム! フォーキーなテイストを活かしたまま、ぐっと洗練させたサウンドが痛快なのです。兄弟ならではのハーモニーがばっちり決まったスイングナンバーB-1「Ya Ba Da Ba」も是非! ウェストコーストのように思えて、彼ら東海岸なんです。.
もともとアトランタのローカル・グループだった若者たちを、デニス・ヨストの美声でバディ・ビューイ&ジミー・コブの楽曲を聴かせるためのプロジェクトにしたというのが、クラシックス・フォー。さらにデニスの存在を前に押し出した時期のアルバムです。B.J.トーマスにも通じる味わいの良質ポップス/ブルーアイドソウルが詰まっていますよ。「We Miss You」や、そのB.J.も歌った「Most Of All」など聴かずに済ますのは惜しいです。.
本作とシングル1枚のみを残したBearsville所属のスワンプSSW。寂寥的な導入曲「Prelude To A Woman」に始まり、人なつっこく切ないメロディ、時にズシンと重たくナイーヴなサウンドの独壇場にグイッと引き込まれます。男泣きしちゃいたくなる、とってもピュアな音楽なのです。ナッシュヴィルのジャック・クレメント・スタジオで制作されたスワンプ味たっぷりの逸品。.
収録曲・データ
【曲目】Prelude: To A Woman / Bless Me Daddy / Victoria Lenore / You Can't Hide Away / Finale: To A Woman // Sweet Bye And Bye / Slave Runner / Alley Lady / When She Goes / No Reunion
ランバート、ヘンドリックス&ロスから脱退した彼女がイギリスで録音したアルバム。ふくよかさとシャープさを兼ね備えたビッグバンド・アレンジがいかにもイギリスっぽい感じ。よく知られたスタンダードをのびのびと採り上げています。「A Lot Of Livin' To Do」「I'm Gonna Go Fishin'」など、LH&R時代のオキャンなノリを持った曲も魅力的。プロデュースはなんと「007」のジョン・バリーです。.
これぞ名盤。アメリカ人SSWラリー・マクニーリーが渡英し、デイヴ・ルイス率いるアンドウェラのメンバーらとの交流の中で作り上げた傑作です。ギターの名手としても知られる彼らしく、確かなテクニックで味わい深いサウンドを披露。しかし、本作の魅力を決定づけているのは、やはり彼の歌声です。それに尽きます。「I've Got My Own」泣けます。デイヴ・ルイスの曲です。.
収録曲・データ
【曲目】Dazed In New York City / Synthetic Society Blues / Hard Time Keeping You In Mind / Evil Days Counting The Minuet Blues / Little Lucifer // Mississippi Water / Down Along The Cove / I've Got My Own / Beaujolais Baby / Are You Ready
【曲目】Nagasaki Mono-Gatari / Suite Ita Noni / Samisen Madorosu / Yuraku-cho de Aimasho / Sendo Kawai-Ya / Wakare No Ipponsugi // Nagasaki / Yie Lai Shan / So-Ma Bon Uta / Samisen Mambo / Akogare Wa Basha Ni Notte / Dahil Saiyo
【曲目】Hilo E / Hoonanea / Haole Hula / E Liliu E / Nani Wale Na Hala / Ula Noweo / Lovely Hula Hands / I Alii No Oe / Thus Pounds the Poi / Cockeyed Mayor of Kaunakakai / Kawika / Hanohano Hanalei // Song of the Islands, "Na Lei o Hawaii" / Dargie Hula / Moana Chimes / The Wedding Song, "Ke Kali New Au" / Farewell Song, "Aloha Oe"
カルロス・サンタナの弟ホルヘ・サンタナや、ソウルフルなヴォーカリスト、アルセリオ・ガルシア・ジュニアらで結成された究極のラテンロック・バンド。これは1974年発表の4作目。イーストLA出身の実力派シンガー、ウィリー・Gが参加! チカーノソウルの傑作「Love Will Survive」を収録。名打楽器奏者フランシスコ・アグアベージャもアーシーな歌声を披露。ハートフルな傑作です。.
衝撃的な死のニュースとともにチャートを駆け上がった「The Dock Of The Bay」に続くシングルで、Voltレーベルからの最後のシングルとなったのがこの曲でした。偉大なるビッグ”O”の死を、悲しく送るのではなく、ハッピーにやろうという気構えがスタッフにもあったように思います。それでも自然に悲しみが歌声ににじむ、それがオーティスなんですが。モノラル・ミックスです。.