英国北部に生まれ、ケルト音楽の薫陶を受けながら育ったアコースティックギタリスト。このアルバムでは、ブルージーかつトラディショナルなインストを収めています。スライド的なものから超絶のフィンガーピッキングまで、めちゃくちゃギターがうまいいのは当然なのですが、すぐ近くで話しかけられているような人恋しさも魅力です。.
Yo-Yo Blues.
Charlie's Boogie.
Lulu’s Back In Town.どちらかといえばハツラツとした歌声に人気がある人ですが、本作は恋のつらさやせつなさを歌い込んだトーチソング集。歌のうまい人なので当然ながら表現力は抜群。しとやかな恋心をディック・ジェイコブスのオーケストラがしっとりとサポートします。.
When Your Lover Has Gone.
A Faded Summer Love.
More Than You Know.永遠のガールポップアイドル、リンダ・スコットのセカンドアルバム。アレンジャーでプロデューサーのハッチ・デイヴィが彼女のために設立したCongressレーベルの第一弾アルバムでもあります。キュートで親しげなルックス、夢見る瞳。舌足らずなのにしっかりした歌唱力。「Never In A Million Years」など、ずっと語り継ぐべきガールポップの名曲もきちんと収録しています。「Goody Goody」などアップテンポもいいですが、意外な選曲「手紙でも書こう」を試聴に入れますね。.
I’ll Walk Alone.
I’m Gonna Sit Right Down, And Write Myself A Letter.
Never In Million Years.ハープシコードをストリングスと絡めて巧みに使うラウンジオーケストラ。スタジオミュージシャンたちによる匿名プロジェクトのひとつです。ポール・サイモン・ソングブック=サイモン&ガーファンクルのヒットのカヴァーです。1968年なので、まだ「明日に架ける橋」などはありませんが、ポールの楽曲のかわいらしさがうまく引き出されています。.
The 59th Street Bridge Song.
I Am A Rock.
Mrs. Robinson.イギリスの誇るアレンジャーが若々しいセンスでリー・ドーシーのニューオリンズ・クラシックをカヴァー! ツイストスタイルのリズムで、コーラスも交えて! 思い切ったアレンジがイギリスらしいですね。.
Ya Ya.
Highland Wedding.ハル・パーマーは生涯を音楽を通じた教育に捧げたシンガー・ソングライター。そんな真面目くさいのは聴いてられないとスルーする前に、タイトル曲「Homemade Band」を聴いてほしいです。このマイルドなファンキーさ! 日本人好みじゃないですか? アレンジもいい。ジャケット通り、子どもたちに自分で(プリミティヴな)バンドを組ませるためのレコードです。キッズもときどきコーラスに加わりますよ。.
Homemade Band.
Stick Dance.
Old MacDonald.同名の女性ソウルグループがいますが、こちらは彼女たち以前に活動した男性ホワイトドゥーワップ。初期フォーシーズンスやトーケンズを思い起こさせるハツラツとしたサウンド。B面のバラードも好き者泣かせ。.
A Story Untold.
One Life, One Love, One You.ウェストコーストのカラッとした空気感とメロウネスを兼ね備えたバンド。70年代の大人気グループでしたが、当時よりも彼らのブリージーな魅力は今のほうが通じやすくなっているかも。4作目にして、最大のヒット曲「Love Will Find A Way」を収録した人気盤。マイクとスティーヴのポーカロ兄弟がバックアップしています。.
Love Will Find A Way.
Don’t Want To Live Without It.
You’re Out To Lose.ロス・バグダサリアン・ジュニアの主導で蘇ったチップマンクスが、ジョン・トラボルタ主演でヒットした映画「アーバン・カウボーイ」に便乗してナッシュヴィルへ!(ジャケットは映画ポスターのパロディ) 全曲カントリーポップできめてみました。ジェリー・リード、ブレンダ・リーがゲスト参加。.
The Gambler.
I Love A Rainy Night.
Made For Each Other.シンプルながら暖色系のサウンドと粘りのあるベースラインで彩られた内容は、全体的にもハイクラス。彼女の歌声も80年代を迎えても快調そのものです。ジャズワルツの「How Little We Know」、めくるめくアレンジの「Come Rain Or Come Shine」「The Thrill Is Gone」なども、素敵な魅力を放っています。名手バッキー・ピザレリがギターで参加。クラブクラシックとして人気のジャズサンバ「Rio」(「I Go To Rio」と同曲)を収録しています。.
Rio.
How Little We Know.
Come Rain Or Come Shine.70年代の彼らの輝かしいキャリアのなかでは若干見過ごされている感のある作品。レーベル移籍の狭間にモータウン傘下のレーベルで1枚だけのリリース。しかもこの地味なアートワークですしね。しかし、内容は彼らのソウル愛がかなり如実に感じられるもの。ラフなセッション的感覚があるのもいいです。.
Spanish Harlem.
Trya Little Harder.
Papa Hooper’s Barrelhouse Groove.フレンチチルドレンポップの最高峰! 当時6歳のカリーヌちゃんと4歳のレベッカちゃん! 成長してティーンになっても活動を続ける意外と息の長い人気者だった彼女たちの、すごく初期のEP。ムク犬(ヌーヌー)に愛を捧げたリード曲から、ひたすらかわいい連鎖!.
Moi, Je Dors Avec Nounours.
Le Petit Clown.
Les Manans.デンマーク出身のエレクトロニック・ダンス・ユニット。ヨーロッパ各国でナンバーワンを獲得した彼らの代表曲です。浜辺で太陽に照らされてなにもしたくなくなるこの感じ。最高。アメリカではSireからのリリースで、トムトム・クラブあたりとイメージが重なりますね。.
Sunshine Reggae.
White Horse.1971年製作の映画「死刑台のメロディ」のサウンドトラックです。1920年代のアメリカで、いわれのない冤罪によって死刑となってしまったサッコとヴァンゼッティというふたりのイタリア移民の運命を描いた社会派ドラマでした。モリコーネのメロディラインにも痛切な思いが込められています。ジョーン・バエズの歌声も印象的。.
Speranze Di Liberta’.
La Ballata Di Sacco e Vanzetti (II parte).
Here’s To You.「Whenever Teenager Cries」で颯爽とデビューしたニューヨークのガールグループ。セカンドシングルとなったこの曲はチップ・テイラーが作曲に関わり、ビルボードでも92位まで上昇しました。なんとなくデキシー・カップス「Chapel Of Love」にも似たセンチメンタルな名曲。B面は一転してニューオリンズテイストを前面に出したリズムナンバー。両面ともにアルバム未収録です。.
Tommy.
Mama Don’t Allow.モータウンのソウルレビューに出演したときのライヴをシングルカット! 「Fingertips」がライヴヴァージョンでヒットしたからということもあるのでしょうが、勢いのある歌とハーモニカに圧倒されます。B面はスタジオ録音で、早くもファンクの香り。.
High Heel Sneakers.
Music Talk.映画「さよならチップス先生」からのナンバーを歌うオススメ盤です。彼らの中でも後期の作品で、一番大人っぽいかも。マジカルなアレンジが次々に飛び出します。キュートなリズム・セクションとオルガン、そしてボサ・ナンバー「Where Did My Childhood Go」まで飛び出す始末。「Walk Through The World」など、B面で連発されるレベルの高いチルドレン・ソフトロックに涙!.
Walk Through The World.
Where Did My Childhood Go.
London Is London.歌舞伎の舞台を支える三味線や太鼓などの下座音楽。本編の物語とは切り離して、その音楽だけをワールドミュージックの一形態とみなしたNonesuchリリース盤です。そもそも歌舞伎や人形浄瑠璃に慣れていなければ、日本人であるわれわれにとってもこの響きはエキゾチック。.
Music Of Downtown (The Ginza).
Dance Music.
Voice.フレンチジャズのいい香り。フランスのサックス/フルート奏者、ボビー・ジャスパー。あのブロッサム・ディアリーは彼と結婚していたのでフランスでブルー・スターズに参加したんですよね。渡米する前にレネ・ユルトルジェ、サシャ・ディステルらフランス人ミュージシャンたちと組んでいたコンボによる録音で、これが初めてアメリカでリリースされたリーダー作。1963年に37歳の若さで早世してしまいます。.
Bags’ Groove.
Memory Of Dick.
I’ll Remember April.ジャマイカの同名レーベルではなく、イギリスのライブラリー会社です。サウンドボードをジャケットに使い、さまざまなヨーロッパのバンドの音源をリリースしていて、内容はそれぞれ違うのですが、カリブ/南米な要素が強いこのアルバムは人気盤。どこかにありそうでここにしかない箱庭カリビアン!.
San Diego.
Boo Bam Bam Boo.
Mungo Go Go.1940年代から50年代にかけて、スイングからハードバップへと変貌を遂げていくジャズの様相を、当時のアメリカ国旗の星の数(アラスカとハワイは併合前)である48にかこつけて48人のミュージシャンによって表してみましたというオムニバスです。その着想がおもしろいし、ジャズ史の断面を1枚で知る好テキスト!.
Leo The Lion.
King Philip Stomp.
Cat Meets Chick.のちにオハイオの大人気ファンクグループ、デイトンに加入するラーニ・ハリスが加入していたゼイヴィア(日本ではザビエルとも読まれます)。これが唯一のアルバム。ブーチー・コリンズもゲスト参加した歯切れのいいデジタルファンクですが、伝統的なソウルコーラスグループの雰囲気もちゃんと持ち合わせているのが魅力。いい曲多く、日本では80年代から根強い人気。.
What Goes Around.
Truly Devoted.
Rock Me, Sock Me.65年の全米デビューシングル。オレゴン州ポートランドのローカルガレージバンドだった彼ら。のちにソフトロック化しますが、最初はパワフルでヒップなR&Bインストでのデビューでした! かっこいい!.
Turn On .
Make It.シティポップ傑作。あのアンダース&ポンシアのヴィニ・ポンシア制作によるイノセントなポップサウンドとすっきりしたハーモニー。グッドタイム好きには「Dancin’ On Ice」や「Sugarloo」、オーシャン系がお好きなら「Satelite Touchdown」を。ポンシアの旧友ピーター・アンダース提供の「If I Can Just Get Through Tonight」もあり。かつてのハイファイ名物コーナーGreat3片寄セレクションで「なんともまあ情けない面がまえのトリオですが、曲も期待を裏切らず情けない路線まっしぐらでグレイト。いい曲書いているけれどヒットしなそうなところがいいね」とのコメント。.
Satelite Touchdown.
Dancin’ On Ice.
If I Can Just Get Through Tonight.グレートなイギリス人コメディアンにして名優、ピーター・セラーズのセカンドアルバム。ビートルズで世界的な音楽プロデューサーとなるジョージ・マーティンの、ビートルズ以前の一番有名な仕事のひとつが、このセラーズとの作品作りでした。基本はコントなんですが、Bラス「Peter Sellers Sings George Gershwin」は、音楽ネタとしてお見事!.
Peter Sellers Sings George Gershwin.
You Keep Me Swingin’.異色作。インスト中心で、彼のトレードマークであるヴォーカルは無く、ゲストに歌わせています。コンセプトアルバムのような風格がありながら、サウンドのバラエティは支離滅裂寸前。美しいオーケストラからラーガロックと南部サウンドを結びつけたヒップなインストまで。圧巻は1分11秒でオペラ「蝶々夫人」を再構成した「The Complete Madame Butterfly」! 降参です!.
The Complete Madame Butterfly.
Eastward The Buffalo.
The Way It Was Before.うわ! すごい顔! これぞテキサスのグレートR&Rグループ、ブラスターズのメジャー・デビュー盤です。デイヴとフィルのアルヴィン兄弟による80'sR&Bルネッサンス。A-1「Marie Marie」は多くのバンドにカヴァーされました。ニューオリンズ風味の曲「Hollywood Bed」もヤクザでめちゃくちゃかっこよすぎ!.
Marie Marie.
Hollywood Bed.
So Long Baby Goodbye.ビージーズのギブ兄弟の四男坊。兄弟の全面バックアップで颯爽とデビューしました。バリー・ギブが提供した「I Just Want To Be Your Everything」と「(Love Is) Thicker Than Water」はともに全米ナンバーワンヒット。ディスコ時代のビージーズの外伝的アルバムでありながら、実は本家にも並ぶクオリティ。彼の自作もハイレベルで、甘酸っぱい若さがまぶしいのです。早逝(88年没)が悔やまれます。.
I Just Want To Be Your Everything.
Dance To The Light Of The Morning.
(Love Is) Thicker Than Water.1940年代にジャズコーラスの世界を創出、確立したオリジナル、メルトーンズ。なんとそこには若きレス・バクスターも参加していました! 本作は60年にメル・トーメを含むオリジナルメンバー3人に新人2人を加えた再編成での録音。だからタイトルも「Back In Town」。さすが、ジャズコーラスの源流を名乗って恥ずかしく無い豊かなアイデアと斬新な表現力! マーティ・ペイチのアレンジ、アート・ペッパーの参加でも知られています。.
Baubles, Bangles And Beads.
It Happened In Monterey.
Some Like It Hot.センシティヴなジャズピアニスト、ポール・スミス。Capitol時代はクールジャズの潮流を組んだシンプルなアンサンブルで、独自の美学に基づいたキュートなコンボジャズを披露します。これがその第一弾。構成はフルート、クラリネット、ギター、ピアノにリズムセクション。軽く弾む、知的な午後のひとときを提供する全8曲。.
Thou Swell.
Mountain Greenery.
Hookup.