テリー・メルチャー&ブルース・ジョンストンのプロデュース。彼らが設立したEquinoxプロダクションを代表する1枚と言っていいでしょう。良質なウェストコースト流ブルーアイドソウル。センチメンタルな風情を醸し出しつつ、それでいてサラッとした空気感が魅力的。「Bad Luck Into Good」や「If I’ve Won Or If I’ve Lost」あたりはAORファンの方にこそ是非一聴オススメ。.
収録曲・データ
【曲目】You're No Better Than A Common Thief / Bad Luck Into Good Times / The Damage Is Done / Atlanta / Love Has Got Its Hold On Me / We Could Be So Good Together // Matthew Of The Canyon / Jenny / You're My What (I Needed All Along) / He's Bad Man / If I've Won Or If I've Lost
ザ・シティ解散後にリリースしたファーストソロ。「No Easy Way Down」「Child Of Mine」など重要なレパートリーを含みますが、まだぎこちない印象です。しかし、この青さを残した感じが愛おしくもあるわけで…。ザ・シティの匂いが好きな方は、このアルバムも好きかも。ジャズっぽい「Raspberry Jam」なんか、たまんない名曲です。ジェイムス・テイラーが全面参加。.
シルキーな声でスムースにディスコを洒落こんだ最高のダンスロマンス。タイトル曲は「Stand By Me」「Duke Of Earl」「Raindrops」など、ニューヨークの街角で愛されたオールディーズからソウルクラシックまでディスコビートに織り込んだ一大タペストリー。最高です。サヴァンナ・バンドみたいなノスタルジックなセンスも感じさせるソフトメロウ「Tic Toc」「The Depth Of My Soul」も◎。そして実は、センチメンタルにワルツする「Simple Days」も本当に素晴らしいんです!.
収録曲・データ
【曲目】Street Corner Symphony / But My Heart Says So / Tic Toc / The Depths Of My Soul // The Edge Of Night / Questions / Simpler Days / Reflections
全米1位の大ヒット「愛ある別れ (If You Leave Me Now)」収録。タイトル通り通算10枚目のアルバムです。カリブやブラジルの要素を織り交ぜつつ、ライトなシティポップを展開した内容。「You Are On My Mind」ぜひ聴いてみてください。テリー・キャスがまだ存命で骨太なファンクを提供しているのもポイント。ちゃんと聴き直してみてほしいです。.
ベスト盤みたいなタイトルですが、れっきとしたオリジナルアルバム。1962年時点から見た、ちょっと古いヒット曲を彼らの流儀で採り上げた企画盤です。ノンエコーのヴォーカル&コーラスで歌われる「To Know Him Is To Love Him」や「Venus」たまりませんね。全曲耳元でささやかれているような気分です。.
収録曲・データ
【曲目】Over The Mountain Across The Sea / A Thousand Miles Away / Poor Little Fool / Tears On My Pillow / In The Still Of The Night / To Know Him Is To Love Him // Eddie My Love / Earth Angel / Venus / Happy Happy Birthday Baby / Donna / Bazoom
「Float On」収録! 当時日本でもスマッシュヒットしたスウィートソウル名曲です。ゆったりとした流れの中を、ふわふわと愛が浮かび上がる、そんな愛の営みを彷彿とさせるきらびやかな曲で、アメリカではポップ・チャートでも2位まで上昇しました。続くシングルとなった「You Don’t Have To Say You Love Me(この胸のときめきを)」も、しっとりと聴かせるナイスカヴァー。海外では再評価が高まっていて、安価では見かけなくなりました。.
収録曲・データ
【曲目】Float On / You Don't Have To Say You Love Me / Got To Find A Way // I Bet You Get The One You Love / Everything Happens For A Reason / Take One Step At A Time / No Stronger Love / I Am So Glad I Took My Time
ヒプノティックなエキゾジャズ大傑作! 冒頭を飾る「Village Caller」は永遠に終わらない夏休みみたいな最高のナンバー。「Sittin' In The Park」や「Groovin'」、あるいはスチャダラパー「サマージャム’95」にも並ぶピースフルな空気が充満しています。その他の曲では名手ならではのクール&ヒップさ!.
収録曲・データ
【曲目】The Village Caller / On Green Dolphin Street / Can’t Help Loving Dat Man / Pedro Strodder // Kevin Devin / You Don’t Know What Love Is / Unhappy Happy Soul / Solitude
【曲目】The Poor People Of Paris / Cherry Pink And Apple Blossom White / La Rosita / Dansero / April In Portugal / The Third Man Theme // Lisbon Antigua / Sleepy Lagoon / Soft Summer Breeze / Serenata / Theme From Picnic / The Song From Moulin Rouge
イギリスの元気溌剌アイドル、ルルの70年作。デビュー時の勢いを保ったままのパワフルな歌唱にKO! ビッグバンドが炸裂するキラーなノーザンソウル「Show Me」をはじめ「The Mighty Quinn」や「Gimme Some Lovin'」などモッドなナンバーが勢揃いのA面が白眉。プロデューサーのミッキー・モストらしさが出た作品で、ロックでグルーヴィー!.
収録曲・データ
【曲目】Show Me / The Mighty Quinn / My Ain Folk / Where Did You Come From / Gimme Some Lovin' // I Started A Joke / Why Did I Choose You / The Boy Next Door / Come September / A House Is Not A Home / Cry Like A Baby
自分がベテランのアレンジャーであることも忘れたのか、どんどん若くお洒落になるこの時期のレイ・マーティンです。インストとガールコーラスが半々の内容で、まさにジャケ通りの胸躍る内容。タイトル曲のアレンジも斬新ですが、コーラスものでは「Brave New World」や「More And More」が素晴らしすぎ! ソフトロックファンならお見逃しなく!.
収録曲・データ
【曲目】Up-Up And Away / Pleasant Valley Sunday / Don't Sleep In The Subway/ The Windows Of The World / More And More// The Sweetest Thing This Side Of Heaven / Brave New World/ Words / My Mammy(The Sun Shines East - The Sun Shines West) / Carrie-Anne
ロバート・ファーノンのアレンジによるストリングスオーケストラを従えての40〜50年代の楽曲を歌うポップスタンダード集。「The More I See You」「I Get Along Without You」「As Time As Goes By」などを選曲。録音は1974年。スロー〜ミディアムでニュアンス豊かに採り上げた透明度の高い一枚。一曲目「The More I See You」が始まった瞬間にドキッとします。素晴らしいです。.
トニー・モトーラがCommand〜Project3に残したアルバムは、淡いギターラウンジの逸品ばかり。同時代のヒット曲のカヴァーだけでなく、ミスティックで美しいオリジナルも隠れています。このアルバムでいえば「Jennifer Ann」。絶品です。「We've Only Just Begun」「Close To You」などヒット曲とロマンチックなスタンダードが共存した選曲。いわばソフトロックジャズ。.
収録曲・データ
【曲目】Close To You / Always / Moon River〜What Are You Doing The Rest Of Your Life? / Autumn Leaves / Here’s That Rainy Day / A Time For Love // We’ve Just Only Begun / Sophisticated Lady / Yesterday When I Was Young / Wave / The Christmas Song / Jennifer Ann
自分のレーベルということで、Flying Dutchmanオールスターズな顔ぶれを揃えたファンキー・ビッグバンド・アルバム。テレサ・ブリュアーの歌うジャズブルースもあったり、「Kung Fu, Too!」なんてタイトルのファンクジャズがあったり、やりたい放題の雰囲気。でも「How Does It Feel To Feel?」には降参。だってこのコーラス、メロディ、まるで大人のためのソフトロックじゃないですか!.
「Pet Sounds」からのカヴァー「Don't Talk」「I Just Wasn't Made For These Times」を収録しているイギリス録音作。この国での「Pet Sounds」の認知度の高さが窺い知れます。ジョニー・キーティングのアレンジはとても繊細なもので、この巨匠がブライアン・ウィルソンの気分をくみ取っていたことがわかります。バカラックやビートルズも含む意欲作。キーティングの書き下ろし「Come Live With Me」など、全体のひんやりとした空気感もたまりません。モノラルが減ってきた時期のプレスです。.
【曲目】The Girl From Ipanema / Dindi / Change Partners / Quiet Nights Of Quiet Stars / Meditation // If You Never Come To Me / How Insensitive / I Concentrate On You / Baubles, bangles And Beads / Once I Loved
ソウルフルな資質と、ジャズなアティチュードが同時代のヒットポップスと重なりあって生まれた傑作。チャック・レイニー、キング・カーティスらの参加も目を惹きますが、やはりナチュラルに和音を作り出して、「My Cherie Amour」や「Let It Be」に新たなグルーヴを与えてゆくブライアントのプレイが圧巻。抜群の仕事で最高の内容!.
収録曲・データ
【曲目】Stick With It / Let It Be / Bridge Over Troubles Waters / Jey Jude // Shake-A-Lady / Unchained Melody / My Cherie Amour / Spinning Wheel
【曲目】Stop Look Around / Moonbeams / Belle Of The Ball / Everybody Knows My Name / Streets Of Love // Spark Of Me / My Old Radio / Precious Love / I Don't Like It / I Had A Dream / Here I Go Again
スティーヴ・ガッドらNYのジャズ系ミュージシャンたちの紡ぎ出すAORサウンドに包まれた作品。「Tranquillo (Melt My Heart)」はディスコ仕様で驚きます。従来通り彼女の書いた作品に変わりないはずが、こんなにも味わいが変わって聴こえるものなんですね。夫のジェームス・テイラーも曲提供やデュエットで参加していますが、このあとふたりは別々の道へ。.
Odeレーベルでのラストアルバム。慣れ親しんだセクションのメンバーに再び演奏をまかせ、ジェームス・テイラーを筆頭に、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、J・D・サウザーらをゲストに迎えています。「Only Love Is Real」など「Tapestory」「Music」の頃のムードに戻ったような佳曲が多いですね。隠れた名作だと思います。.