ファースト・アルバム「Love Will Keep Us Together」のスペイン語盤! 全曲スペイン語です。ダリル・ドラゴンとトニー・テニール夫妻。二人はビーチ・ボーイズのツアーに参加後にグループを結成、発表した自主制作盤が話題を呼んでA&Mと契約。表題曲「愛ある限り」がヒットして一躍スターダムに。これがファーストです。しかし、言葉が違うと、響き方もなんか違って聴こえますね。.
【曲目】I Remember You / Tangerine / Be Careful, It’s My Heart / Nancy (With The Laughing Face) / Long Ago And Far Away / I’ll Get By // There! I’ve Said it Again / Maybe / Symphony / I Had The Craziest Dream / I Don’t Want To Walk Without You / You’d Be So Nice To Come Home To
軽くファンキーにシャッフルする「Make It With You」のためにあるようなアルバム、と言ってしまってかまわないほど、このヴァージョンは素晴らしいと思います。また、それと同時にポップスの黄金律を保ちながら自身を響かせる歌の妙味、モダンなサウンドに目を配りつつ、きちんと貫禄を示す彼女の実力に脱帽します。ポップスやロックまで幅広い選曲の妙も魅力。懐深いおとなのポップスです。.
収録曲・データ
【曲目】One More Ride On The Merry-Go-Round / The Long And Winding Road / That’s What Living’s About / The No-Color Time Of The Day / Let’s Get Lost In Now // Make It With You / Passenger Of The Man / I’ve Never Been So Happy In My Life / You’ll Remember Me / Good-Bye
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。ピンク・マルティーニのファンの人にも聴いてほしいなあ。.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely
この人の成功なくては、ルイス・ジョーダン、スリム・ゲイラード、バブス・ゴンザレスも、ランバート・ヘンドリックス&ロスもジョン・ピザレリもいなかったのは確実。ジャイヴの王様の1930年代から40年代絶頂期の作品を編集した2枚組全20曲。もちろん、ブルース・ブラザースでおなじみ「Minnie The Moocher」も収録。息つくヒマなしのジャンピン・ジャイヴ目白押し! 擬似ステレオでの収録です。.
収録曲・データ
【曲目】Nagasaki / Hoy Hoy / Jumpin Jive / ABI Gezunt / Fifteen Minutes Intermission / A Chicken Ain't Nothing But A Bird / My Gal / St. James Infirnary / I Want To Rock / I'll Be Around / Minnie The Moocher / Honey Dripper / Hey Now - Hey Now / Hi De Ho Man / Oh Grandpa / Jungle King / Two Blocks Down, Turn To The Left / San Fracisco Fan / The Calloway Boogie / Everybody Eats When They Come To My House (Adaptation)
Philadelphia International所属時代のリリースとしてはもっともブルージーな方向に向かった1枚ですが、ポール・デイヴィス「I Go Crazy」の良カヴァーが入っています。これはAORファンも要注意。「ふられた気持ち」のドラマチックなカヴァーもあり。全編を通じて夜更に聴きたいムードです。.
【曲目】Dinah / Tiger Rag / Lady Be Good / I Saw Stars / Lilly Belle May June / Sweet Sue // Blue Drag / I’m Confessin’ That I Love You / Swanee River Your Sweet Smile / Ultra Fox / Continental
「アンディ・ウィリアムス・ショー」のマスコット的存在として大人気だった彼らの、かわいらしすぎるクリスマス・アルバムです。ガキンチョタレントということでショウビズにどっぷりだったのでしょうが、歌声からは本当のイノセンスを感じます。子供らしく跳ねる曲では跳ね、夢見る曲では夢を見る。はねるビートの「Deck The Halls」がラブリー度高し!.
収録曲・データ
【曲目】Silent Night / The Little Drummer Boy / Jingle Bells / O Little Town Of Bethlehem / Joy To The World // Deck The Halls With Boughs Of Holy / Christmas Means More Ev’ry Year / The Firs Noel & O Come All Ye Faithful / Winter Wonderland / Santa, No Chimney
ドアーズ「Touch Me」、トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ「Crimson and Clover」などなどロック世代向けの選曲をお届けするラウンジ好盤。アレンジを担当したダン・モアハウスはLAにあるクローヴァー・スタジオの専属だったそうで、それと掛け合わせたタイトルなのかも。タイトなリズム隊と、サックスや各種キーボード、ストリングスの絡みが醸し出すフラワー&ピースフルな空気! 好ジャケ!.
2枚組ライヴアルバム「Alive」に先行して発売された片面12インチのプロモーション盤です。片面に3曲「What A Fool Believes」「Wait A Little While」「Angelique」を収録。アルバムとおなじテイクですが、モノクロのジャケットはかっこよく見えますね。AORファンには最初の2曲は最高の曲としておなじみ。.
「Pet Sounds」前夜、Capitolからライブアルバムを要求されたブライアンが考え出した苦肉の策、それはレコーディングスタジオを開放し、家族や友人たちを招いてホームパーティー形式の“ライブ”を実況録音することでした。ビートルズ・ナンバーが3曲選ばれていたり、ブライアンの意識していた当時の状況が感じ取れる側面もあります。「Barbara Ann」がヒットしましたが、文句無くコーラスが美しいのは「There’s No Other (Like My Baby)」。.
【曲目】Brazil / Spanish Eyes / The Phoenix Love Theme / Begin The Beguine / Brazilian Ukulele / Norwegian Wood // Samba de Orfeu / The Breeze And I / Theme From Spellbound / Out Of This World / Limbo Rock / El Relicario