1957年のニューポートジャズフェスからは、さまざまな顔合わせのライヴレコーディング盤が出ていますが、これはかなり珍しいほう。しかも、B面のドン・エリオットのセッションに若きビル・エヴァンスが参加! A面はエディ・コスタのピアノトリオにロルフ・キューン、ディック・ジョンソンが参加。B面はジャズアコーディオン第一人者マット・マシューズのカルテット演奏3曲、そして最後にドン・エリオットがカルテットで3曲。エヴァンスがピアノを弾きまくる「I Love You」は必聴でしょう!.
I Love You.
I Never Know.
I Remember April.記念すべきアルバム第2弾。1stが10inchでしたので、12インチとしては本作が最初です。EPが主流だった時代のこと、おそらく複数EPから音源を集成したものでしょう。1961年度のユーロビジョンコンテスト1位曲「ふたりは恋人 Nous Les Amoreux 」、同名映画主題歌「ペペ Pepe」など、親しみやすいメロディが並びます。管楽器のキラキラした響き、中域のふくらみを生かした弦のアンサンブル、どこかしら愛嬌を感じさせる味わいなど、すでにカラベリらしいサウンドの特性が表現されていると感じられます。.
Pepe.
Tombe de l'Eau.
Bye Bye Baby.「Oklahoma Toad」以来、数年ぶりにリリースされたセカンド・アルバム。30〜40年代のジャズジャイアンツに敬意を表するというコンセプトで、オールドタイミーな色のジャズコンボの演奏のうえに彼の歌が乗るという、考えただけでもよだれものの1枚です。B面はセンシティヴなピアノソロ。彼なりのラグタイム解釈が楽しめます。.
Old Man Harlem.
Dear Bix.
Lotus Blossom.テキサスのベテラン・トランぺッターが残した最高のラウンジジャズ! 太っちょで老獪なルックスからは想像もつかないソフトロック的な展開に、目から鱗がぼろぼろと落ちまくります。全曲のアレンジを担当したラリー・マホベラックの手腕は相当なものだと見ました! 「Jacoby’s Theme」「The Eyes Of Love」「By The Time I Get To Phoenix」など、どこに出しても恥ずかしくないレベルの高さ。ジェントルさに深い感動を覚えます。.
Jacoby’s Theme.
恋はフェニックス.
The Eyes Of Love.50年代Capitolを代表する人気スター同士の組み合わせ。50年代のシングル曲を中心に8曲ずつをカップリング。片面ずつではなく、交互の収録というのが変わってますね。レス・ポール&メリー・フォード「Mister Sandman」小粋で最高ですね。ナット・キング・コール「Papa Loves Mambo」もうれしい!.
Mister Sandman.
Papa Loves Mambo.
Answer Me, My Love.邦題「オールド・タイム・レイディ」として知られるファーストアルバム。1973年の全米6位ヒット「真夜中のオアシス」はここに入っているのです。このアルバムでダン・ヒックスを知り、ロン・デイヴィスを知り、エイモス・ギャレットを知った人も多いはず。選曲、ミュージシャン、もちろん本人の歌唱、すべてが素晴らしい作品。音楽の滋養が溢れかえっています。.
真夜中のオアシス.
Walkin' One & Only.
My Tennessee Mountain Home.60年代のシカゴでトップを張ったわけではないけれど、忘れがたいノーザンソウルをシングル中心に残した2グループ。エスクワイアズもマーヴェロウズもシングル中心にまとめてもらえるのはありがたいです。前者は「Get On Up」、後者は「I Do」が代表曲! インプレッションズなどシカゴソウルの良い部分の影響を受け継いだ名曲多し!.
Get On Up.
I Do.
My Heart.『Music in DNA』は、1980年代初頭のニューヨークに滞在し、故郷のしがらみから解放された日本人青年、Yasuhito Ohnoが自主制作したLPで、音楽、絵画、パフォーマンスといった当時の様々な前衛的ムーブメントと80年代ニューヨークの地産地消エネルギーにインスパイアされた、「外部」としてのDIY精神が溢れ出る情熱の結晶体。シンセ一台とヴォイスのみで表現されたこのウルトラローファイな初期衝動的探求は、シニシズムが蔓延する時代、内なる「人間」DNAを揺り起こす。.
博学のジャズマスターにして、最高のオシャレ貴族、ベン・シドランのArista時代の3枚目。ある意味、彼がもっともAORと蜜月になっていたと言える時代の、ミッドナイト感、そしてファンキー度高めの内容。16ビートを交えたA-1「Kiss In The Night」のドラマチックな展開がカッコイイです。インスト「The Cadillac Kid」にもやられます!.
Kiss In The Night.
Moose The Mooch.
The Cadillac Kid.ブルーアイド・ソウルの名バンドの3作目。アルバム全体を貫いている洒脱なグルーヴ感覚は、やはり白人黒人混合グループだった彼らならでは。黒人ヴォーカリスト、レスリー・スミスの歌声も伸びやかで最高です。爽快な「It Just Takes Awhile」をはじめ、彼らのメロウ&タイトなグルーヴは完璧! いつまでも色褪せません。.
It Just Takes A While.
The Force Is Watching You.
Don't You Wish You Could Be There.海外でも非常に人気が高いソフトでミスティックなレリジャスフォークロック。牧歌的なフルートやオルガンの音色が心地よい酩酊感を誘います。信仰心の強さゆえか、無意識のうちに異世界に足を踏み入れてしまったうっすらとアシッドな世界観が、名盤といわれる所以です。ふわりと空へ消えいく二人のハーモニーは、ここではないどこかから聞こえているよう。.
Weary And Worn.
Jesus Was A Pretty Good Guy.
Wake Up One Morning.日本のソウルファンのディープな探索は70年代から世界的に群を抜いていました。ニューオリンズR&Bの宝庫、Imperialレコードのカタログからシングルリリースのみの音源を集めて、当時最良の音質で復刻した1枚です。スマイリー・ルイス、ヒューイ・スミス&ザ・クラウンズを筆頭に、じっくりどっぷりニューオリンズ沼に浸かれます! 日本語解説も充実!.
Gypsy Blues.
Someone To Love.
You Gave Me Love.60年代のガールグループの中で、一番歌がうまかったのは? おそらくその筆頭に挙げられるグループが、エンジェルズだと思います。数々のバックコーラスで鍛えたハーモニー、そして匿名性に埋もれてしまわない個性もちゃんとあって。これは彼女たちがMercuryで大ヒットする以前にリリースしていたファーストアルバム。バックを担当しているのはハッチ・デイヴィ。スタンダードを交えた内容ながら、ガーリーなムードはすでに満点。.
And The Angels Sing.
Cry Baby Cry.
Till.シカゴからNYにやってきたダニー・ハサウェイをメンバーを迎えて制作したアレサのニューソウル路線での傑作。リズムの跳ねが16ビートになっているバカラック「April Fools」やデルフォニクス「Didn't I (Blow Your Mind This Time)」の素晴らしいカヴァー・ヴァージョンが新しい風を運んでいます。また、「Rock Steady」や「Day Dreaming」など彼女の自作曲が4曲あって、アレサのソングライターとしての実力も思い知らされます。.
April Fools.
Didn't I (Blow Your Mind This Time).
Day Dreaming.端正でメロディアスなタッチの名ピアニスト。実はこの名前はアメリカに移住後のもの。出身はイタリアのシチリア島で、ジャチント・フィーリャという本名があるのだそう。イタリアンジャズ的なメロディアスでヒップな感性を感じるのはその血筋のなせるわざでしょうか? テディ・コティック(b)ニック・スタビュラス(ds)のトリオで1956年に自作5曲、ジャズ名曲6曲を吹込んだアルバム。クールな緊張感と演奏の楽しさの両方が伝わってくる、けだし名盤。.
Godchild.
It’s All Right With Me.
The End Of Love Affair.自身のセンチメンタルな歌声で披露した「This Guy's In Love With You」が全米ナンバーワンに。彼らにとってもバカラック&デヴィッドにとっても、それは初めての快挙でした。そのヒットを記念して制作された68年作。無邪気な子供コーラスをあしらった「Talk To The Animals」には思わずニンマリ。穏やかな色合いの濃いティファナサウンド。あらためて素敵な一枚です。.
This Guy's In Love With You.
Talk To The Animals.
マンデイ、マンデイ.ランディ・クロフォードのセルフカヴァー版「Street Life」(クルセイダーズで彼女が歌ったダンスクラシック!)が映画のオープニングでした。バート・レイノルズが自ら監督した刑事アクション映画「シャーキーズ・マシーン」のサントラ。サラ・ヴォーンが歌うテーマ曲もいいし、チェット・ベイカーやジュリー・ロンドンをサントラに紛れ込ませるセンスもいい。.
Street Life.
Love Theme From Sharky’s Machine.
My Funny Valentine.アメリカのローカルミュージシャンたちをサポートする地元ラジオ局やコミュニティを中心に起きた「ホームグロウン」シリーズ。サンディエゴ、アリゾナ、そしてハワイへと飛び火していった連帯。その運動の拠点となったサンディエゴの1976年版。楽曲のレベルが高くて舌を巻きます。ダイアナ・、オンゼジロ&サラ・エック「Leucadia」なんて、どうして彼女たちがデビューできなかったのか不思議なくらい。地元で歌い続けることの尊さもここにはあるような気がします。.
Singing My Way To San Diego.
Leucadia.
Never Walk Away.ハワイアンと近似値の高い音楽で知られるタヒチのミュージシャン、オーギー・ゴーピル。ジャズの影響を強く受けた土俗的な部分と洗練された部分が混ざり合ったコーラス! 50年代にDeccaなどアメリカ本土のレーベルに録音を残していることで知られていますが、この私家版的な発掘音源はなんと30年代のもの! すでに、こんなににダイナミックな音源があったなんて!.
Vana Vana.
Manue.
Mokihana.折からのブームに乗って、キャノンボール・アダレイが若きセルジオ・メンデス率いるボサ・リオと制作したアルバム。カラフルで小気味よい演奏が魅力的。当時、ボッサで圧倒的な人気を博したスタン・ゲッツに比べてもアダレイのよくうたうサックスは引けを取っていません。オリジナルは1963年にRiversideからのリリース。セルメンのブレイクや、キアダレイが「Mercy, Mercy, Mercy」のヒットを飛ばしたことによるレーベル移行しての新装再発盤でした。.
Clouds.
Corcovado.
Groovy Samba.「Friends In Love」が一時AORファンの間ですごく人気でしたが、だったらこちらもぜひ。デヴィッド・フォスターを筆頭に、クリス・クリスチャン、ロビー・パットン、ブルース・ロバーツ、デヴィッド・ラスリーら西海岸AORシーンを代表するライター陣が佳曲を提供しています。ディオンヌのAORはどれもよいです。なんといっても、あの「It’s The Falling In Love」のディオンヌ版!.
Reaching For The Sky.
It’s The Falling In Love.
Easy Love.「Sexy Eyes」のディスコヒットによってその路線がひらけた彼ら。もともと持っていた憎めないキャラクターをメロウなセンスと合致させた名曲「Girls Can’t Get it」収録の1980年作。このジャケでハードな内容と勘違いされそうですが、泣けるメロウ連発。このアルバムがいちばんAOR、本当です。.
Girls Can’t Get it.
Body Talkin’.
That Didn’t Hurt Too Bad.国も人種も違うジャズ・ヴァイオリニスト4人が勢揃い! ぎろっと黒いグルーヴをたたえた音色が大変魅力的なスタッフ・スミスをリーダーに、大御所ステファン・グラッペリ、デンマーク出身のスヴェンド・アスムッセン、当時20代半ばのジャン・リュック・ポンティという興味深い顔ぶれ。バックを担当するのはケニー・ドリュー、ニルス・ヘニング・オルステッド・ペデルセンらのピアノトリオ。ヨーロッパでのライヴ・レコーディングで、メンバー同士のやりとりも生々しく感じ取れます。.
Summit Soul.
It Don’t Mean A Thing.
Pennies From Heaven.Capitolのプロモーション用サンプラーはジャケや編集に気が利いてるのが多いですが、これも面白いです。ラジオ番組の1分ほどのブレイク(隙間)にかけられるように所属アーティストの音源を1分台でエディットしてしまいました。全21曲を隙間で宣伝しようというレコードなのです。大胆なことしますね。.
What The World Needs Now Is Love.
Papa, Watcha Let Me Go To Town With You.
Watch What Happens.CASIOトルコ温泉、neco眠る、EMERALD FOURなどで活動してきたおじまさいりのソロ作。まさかのem recordsからのデビューです。レーベルコメントより→おじまさいりのソロプロジェクト《くまちゃんシール》のアルバム完成。透き通ったヴォイスが浮遊してぐるぐる回る無重力サウンドワールド、その真の魅力は奥に宿る胆力の強さ。Le MakeupとTakaoの全面サポートのもと、代表作ができました!.
狼の庭 (O kami no niwa).
CHINA珊都異知(Chaina-sandoicchi).
ラドナミン (Radonamin).エスキヴェル楽団のスチールギター奏者として重用されたことが現代では有名ですが、1940年代には自身のバンドを率いてラジオなどで活躍したリーダーでもありました。キングシスターズのルイーズと結婚したことで、彼女たちもちょくちょく客演。もちろんギターも随所で弾いてます。良質な放送録音盤です。.
A Drowsy Old Riff.
Everything Happens To Me.
Hindustan.トミー・ドーシーやネルソン・リドルのもとでギターを弾き、初期Capitolにカタログを残す職人ギタリストの異色のロック盤! 来たるべきニューリズムのロックンロールとストロールを盛り込んで、若い世代にも売り込もうという企画です。耳馴染みのあるメロディに男性コーラスがスキャットやリズム名を織り込んでいくというユニークなアレンジ。2拍4拍強めのアレンジで統一していて、聴き心地も踊り心地もよいです! かっこいいジャケの人気もあってレア!.
The Rock N’ Roll March.
Raunchy.
Strollin’ Home.熱く疾走するダイナマイト級ブラジリアングルーヴ「Jack Miraculous」を聴いて、足腰&胸が躍らない人はいないでしょう! カナダ出身の孤高のマルチプレイヤーのセカンド。熱気と清涼感が絶妙にクロスした初期の作品は格別。この浮遊感とファルセットボイスが最高! 厳しく突き詰められたサウンドには孤独が映ります。.
Jack Miraculous.
Felicia.
People Gotta Move.クインシー・ジョーンズとの共演でも知られるスウェーデンのバンドリーダーのジャズ作品。ベンクト・ハルベルク、アルネ・ドムネラスなどスウェディッシュ・ジャズの名ミュージシャンを揃えたビッグバンド編成です。アメリカのジャズスタンダードに交えて自作曲をいくつか交えた構成。格別に奇をてらったことをしているわけではないのですが、演奏には知的なクールさが濃厚。かといって緊張感でピリピリというほどではなく、参加ミュージシャンのプレイは伸びやか。これが北欧ジャズの気持ち良さなんでしょう。.
With A Little Bit Of Lock.
Frantic Blues.
Valley Stream Special.カジュアルでスタイリッシュなギターを50年代から弾き続けている名手。本作はハンク・ジョーンズをピアノに迎えてのシンプルなカルテット・アルバム。ボッサやビートルズを採り上げていても、あくまでジャズのスタンスを崩さずにいるところにこの人の美意識を見る気がします。慎ましやかでインティメイトな空気、乾いた質感も心地良くて。オリジナルの型抜き見開きジャケット。.
On A Clesr Day If You Can See Forever.
イパネマの娘.
My Favorite Things.