彼女の素晴らしい歌唱力と“生”でこそ冴える対応力を存分に引き出すために用意した「On Stage」。観客の声がしない訳は裏ジャケを見るとわかります。広いホールにフルバンド&フルオケを入れて、無観客で録音を敢行したのです。やりますね! その意気に応えて粋にスイングしまくる「Taking A Chance On Love」から、僕たちが拍手!.
収録曲・データ
【曲目】Taking A Chance On Love / Just One Of Those Things / You Turned The Tables On Me / But Not For Me / Get Out Of Town / All Right, Okay, You Win // I Got Lost In His Arms / Better Luck next Time / I’m In Luck / I’m Shooting High / You’re Getting To Be A Habit With Me / One For My Baby
フォー・フレッシュメンの歌う「This Could Be The Start Of Something」を聴きたいと思っていたら、このアルバムに収録されていました。1940〜60年代にわたり、数々のスイング・ビッグバンドが採り上げたレパートリーを自分たち流にアレンジしてお届けしますという好企画。スキャットのみで歌われる「Lullaby Of Birdland」イカシテマス!.
収録曲・データ
【曲目】Lulu’s Back In Town / Li’l Darlin’ / Let’s Take A Walk Around The Block / Dynaflow / Do Nothin’ Till You Hear From Me / Spring Isn’t Spring Without You // Taps Miller / When My Sugar Walks Down The Street / Satin Doll / This Could Be The Start Of Something / Lullaby Of Birdland / I’m Gonna Go Fishin’
【曲目】What's new Pussycat? from the film "Quoi de neuf Pussycat?" / J'aime / Au Secours (Help) / Mon Coeur d'attache / Quand on est Ensemble / Je Croyais //La Boheme (de l'operette "Monsieur carnaval") / Scandale Dans la Famille (Shame and Scandal in the Family) / Manuel Benitez El Cordobez (G. Bourgeois - J.M. Riviere) / Thunderball from the film "Operarion Tonnerre" / Aline / Le ciel, le Soleil et la Mer
なんて晴れやかなヴォーカルなのでしょう。これほどブリリアントなショウビズヴォーカルはめったに無し。試聴音源みたいなすごいかっこいい曲がずらり揃ってると思っていただいてOK! プロデュースはリチャード・エヴァンス。アレンジにジョニー・ペイトが参加。エレキギターはフィル・アップチャーチだと思われます。最高のノーザンソウル「Think I Will」をぜひ!.
収録曲・データ
【曲目】Brand New Morning / Lonely Girl / Up, Up And Away / Let The Little People Talk / Somewhere / Think I Will // Makin’ Whoopee / Mandy Is Two / Make Me Rainbows / Girl Without A Name / Bluesette / It’s A Beautiful Morning
ヴァン・ダイクと兄カーソンのパークス兄弟が在籍していたフォークコーラス・グループ。これがファーストです。このときヴァン・ダイクはまだ21歳。後の迷宮的なサウンド作りの片鱗はうかがえない…かと思いきや、兄弟がアレンジに参加した2曲「When The Sun Goes In」「Greenwood County」ではコーラスやリズムに対するセンスが他とは明らかに異なって聞こえます。.
もともとはZephyrというレーベルから1958年に「Easy Jazz On A Fish Beat Beats」というタイトルでリリースされていたアルバムを、当時(1967年)の耳で聴いて面白いと判断して再リリースが決定したという、不思議な来歴の1枚です。スイングジャズのスタイルなんですが、発想やアレンジは踊れてモダン。知的なくすぐりがどの曲にもあって楽しめます。若きシェリー・マン、ラス・フリーマンらが参加。グリーグ・マクリッチーはテレビ、ラジオでも活躍したアレンジャーです。.
デビュー時の扱いはガレージロック。そこから抜けだし、博学のオールドタイム・マスターとしての本性を現した記念碑的セカンド。モッドな精神で20世紀初頭ミュージックホールの音楽を解釈した傑作。「Under The Ragtime Moon」に先駆けること6年前でした。若き博士風ながら、悪ガキっぽさも垣間見えたり。ジャケも含め、愛すべき一枚です。.
収録曲・データ
【曲目】Poor Little Bird / Got A Date With An Angel / The Night I Appeared As Macbeth / August, 1914 / Coney Island Washboard / Mother! Mother! Mother! (What A Naughty Boy Am I) / The Junkman Rag / The Sweetheart Of Sigma Chi // The Awful Tale Of Maggie May / Where Did Robinson Crusoe Go With Friday On Saturday Night? / Saucy Seaside Sue / Reindeer - A Ragtime Two Step / Ida! Sweet As Apple Cider / That Ragtime Suffragette / Oh Helen! / Your Baby Has Gone Down The Plug-Hole
Poor Little Bird.
Got A Date With An Angel.
Where Did Robinson Crusoe Go With Friday On Saturday Night?.
トニー・マコウレイ作のノーザンソウル風ポップ「Baby Take Me In Your Arms」がヒットした、元ロッキン・ベリーズのヴォーカリストのソロアルバム。フリフリの衣装にちょっと引いちゃいますが、音楽の完成度は素晴らしい! 自己主張を下手にせず、アイドル的な態度でサウンドプロダクションに身を任せたことが、気持ちよい高揚感を生んでいます。弾き語りに近い「Shenandoah」にもぐっと来ます。.
ジャケット通り、心地よいサマーセーターのような歌声。若き日のジョニー・マティスのアルバムの良さを最近どんどん再発見しています。ネルソン・リドル楽団のビッグバンド&ストリングスで、ゆったりとスイングするタイトル曲「I'll Buy You A Star」や「Ring The Bell」の堂々としたスインガーぶりに、聴き惚れるしかありませんね。.
収録曲・データ
【曲目】I’ll Buy You A Star / Stairway To The Stars / When My Sugar Walks Down The Street / Magic Garden / Smile / Oh How I Try // Ring The Bell / Love Look Away / Sudden Love / The Best Is Yet To Come / Warm And Willing / My Heart And I
モートン・グールドと言えば、日本では「日曜洋画劇場」のエンディングテーマとして使用されていた「So In Love」が有名ですね。その彼が西部劇と開拓史時代にちなんだ名曲をオーケストラで演奏しているアルバムがあるというのも、なんだか縁めいたものを感じます(「So In Love」は入ってません)。ゆったりと盛り上がる「High Noon」に大きな青空を、「Home On The Range」や「Tennessee Waltz」におごそかに沈む夕日を感じます。.
収録曲・データ
【曲目】High Noon / On Top Of Old Smokey / Wagon Wheels / I’m An Old Cowhand // Riders In The Sky / Tennessee Waltz / Home On The Range / Buckaroo Blues / The Last Roundup
UKジャズシーンにあって、ハードバップ精神を貫いて道を切り開いた凄腕プレイヤー、タビー・ヘイズ。本国では「Tubbs」のタイトルでリリースされた本作が、アメリカで紹介された初リーダー作となりました。冒頭の「The Late One」からしぶきが飛び散るような快感怪演! コンボでもビッグバンドでも疾走します!.
今のように楽譜やパソコンの音楽ソフトがまったく充実していないこの時代、ヴェンチャーズのサウンドをコピーしたい若者たちにとって、これは聖典! その第四弾となるこのLPはベース篇。ヴェンチャーズ・サウンドを支えるボトムを担うベースにフォーカスした一枚です。練習レパートリーにJB「Papa’s Got A Brand New Bag」などのソウル・ナンバーがセレクトされていることにも注目です!(ベース聴いてるだけではとても地味なんですが!).
父のルーファス・トーマスも大人気だったソウル娘。このタイトルは、この前作がオーティス・レディングとのデュエットアルバム「King & Queen」だったから。まさかこの年の暮れにオーティスが亡くなってしまうことは予見していないと思います。ソロとしては3枚目。歌の上手さを活かしたソウルフルなバラードが並んでいますが、かっこいい「I Take It To My Baby」は人気曲。アルバムの幕開けこそバカラック「Any Day Now」に譲りましたが、ソングライターとしてのヘイズ&ポーターの実力が発揮された名曲多し。.
Odeレーベルでのラスト・アルバム。慣れ親しんだセクションのメンバーに再び演奏をまかせ、ジェームス・テイラーを筆頭に、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、J・D・サウザーらをゲストに迎えています。「Only Love Is Real」など「Tapestory」「Music」の頃のムードに戻ったような佳曲が多いですね。隠れた名作だと思います。.
オルガン奏者としても定評のあるJB。ヴォーカルものはKing、インストやJB一座のライヴなど企画ものはSmashと発売するレーベルを分けていた時期です。まさにハーデスト・ワーキングマンならでは! 「Papa's Got A Brand New Bag」「Out Of Sight」インスト版や「Sidewinder」「Song For My Father」など本格的なソウルジャズも!.
収録曲・データ
【曲目】Papa’s Got A Brand New Bag (Part1) / Papa’s Got A Brand New Bag (Part2) / Oh, Baby Don’t You Weep / Try Me / Sidewinder // Out Of Sight / Maybe The Last Time / Every Beat Of My Heart / Hold It / A Song For My Father (Part1) / A Song For My Father (Part2)
ぐっとソウルっぽさを増した69年のアルバム。「By The Time I Get To Phoenix」などではシルキーなストリングスでバラードに仕立てるなど、ジャズシンガーらしいムーディーなアプローチも共存。それがまた現代の耳にはスリルにもなってます。ファンキーな「Got It Together」を作曲しているチャールズ・W・レイニーって、あの名ベーシスト、チャック・レイニーのことなんですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Son Of A Preacher man / By The I Get To Phoenix / Mr.Walker It’s All Over / I made You This Way / Almost Persuaded // Got It Together / Make The World Go Away / Husbands And Wives / Little Green Apples / Trouble In Mind /
【曲目】Livin' On The Mountain / Devil’s Dream / Homestead On The Farm / One Morning In May / Ocean OF Diamonds / Pretty Polly / New Muleskinner Blues // Salty Dog / Teardrops IN My Eyes / Jody’s Hornpipe / Kentucky Moonshiner / Log Cabin In The Lane / I Hear A Sweet Voice Callin’ / Rueben’s Old Train
フレンチ・ホルン奏者としてジャズのフィールドで活躍したデヴィッド・アムラムの、ひねくれシティポップSSWアルバム。マーティン・マル的ユーモアとボブ・ドロウ的洒脱をケニー・ヴァンス風にまとめた! そんな奇跡があるのです。スイング「Little Momma」や、メロウに揺れながら物語を綴る「The Professor And The Panhandeler」は大穴!.