きちんとジャズの世界で生きてきたアレンジャーがロックの心を持ってしまった。パット・ウィリアムスのこの時期の作品を聴くと、そんな感想を持ってしまいます。「Get Back」「青い影」「River Deep - Mountain High」などロックのカヴァーを採り上げた本作。リズムの暴れ方は確実に“ロック”です。とりわけニルソンの「Don't Leave Me」は秀逸!.
収録曲・データ
【曲目】Get Back / I Will Wait For Love / Son Of A Preacher Man / Whiter Shade Of Pale / Joy, Joy // Don’t Leave Me / River Deep - Mountain High / Cathrine / Ponteio / Variations On An Autumn Theme
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。そしてこちらはオランダ国内のみで流通したと思しき別ジャケ盤! 耽美!.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely
リヴァプール生まれのイギリス人エンターティナー。アメリカでいうとフランク・シナトラとサミー・デイヴィス・ジュニアを合わせたような個性といえばいい感じかなと思います。ロンドンの名クラブでのライブパフォーマンス。1曲目が「Long Time No See(おひさしぶり)」だなんて、彼の人気と自信のほどがわかりますね。ビートルズの「Wait」カヴァーは珍しいです。抜群のリズム感とエンタメ精神!.
【曲目】Everything I’ve Got / Nobody’s Heart / Here’s A Hand / Careless Rhapsody / Jupiter Forbid / Wait Till You See Him // I Got Rhythm / Embraceable You / Could You Use Me? / Bidin’ My Time / But Not For Me / Treat Me Rough
フィリーソウルの名グループとして70年代に数々のヒットを放った彼ら。3代目リードシンガー、ジョン・エドワーズ時代の名作とされる本作はNY録音で、マイケル・ゼイガーのプロデュース。コンテンポラリーなサウンドを求めた彼らの皮膚感覚での判断が成功しています。サム・クックのカヴァー「Cupid」は全米4位の大ヒットに。ウランダ・マックローとデュエットした「Heavy On The Sunshine」もよいですね。.
【曲目】Tall Paul / My Heart Became Of Age / Don't Jump To Conclusions / Lonely Guitar / It Took Dreams / Wild Willie // Jo-Jo The Dog-Faced Boy / How Will I Know My Love / Ma, He's Making Eyes At Me / Especially For You / That Crazy Place From Outer Space / Love Me Forever
キッド・クレオールことオーガスト・ダーネルとその舎弟ジッチー・ダンが80年代に産み落としたサヴァンンナ・バンド系ノスタルジック・ディスコポップの最高傑作。サヴァンナ・バンドとスイングアウト・シスターの間をつないだと言いたくなる名曲A-1「Night In New York」で一晩中踊れます。艶っぽくてヤクザなナンバー満載。キュートな女性シンガー、ステファニー・フラーは、コリー・デイやラー・バンドを思わせますね。.
収録曲・データ
【曲目】A Night In New York / Other Guys / Happy Times / Our Love Will Always Stand / Happy Birthday, Baby // Mama's In Love Again / I Got You / I Call It Like I See It / I Belong To You / You Got Me High
タカオが長い月日をかけた待望のニューアルバムを携えて帰ってきた。『The End of the Brim』は、普遍的な聴きやすさを理想に掲げ、前作『Stealth』の抽象的エレメントから一転、具象的強度をもった曲、しなやかなリズム、メロディーの展開、洗練されたハーモニーに焦点を合わせている。タカオの未来を見据えたビジョンは、本作を他に類を見ないタイムレスな作品へと昇華させ、ポップミュージックの可能世界を示す。この不思議な「非絶対音楽」的アルバムを解読した柴崎祐二の解説も必読!.
カセネッツ=カッツが仕掛けたバブルガムプロダクションの中では珍しく実体があったようにも思えるグループ。出身はニューヨークで、Buddah入社前にもアルバムがあります。全米4位の大ヒット「Yummy Yummy Yummy」はバブルガムの代表格のように思われがちですが、実はパワーポップの源流。ロックマインド感じる良い曲多いんです。「Winter Skies」とか「She’s Not Coming Home」とかチェックしてほしいです。.
収録曲・データ
【曲目】Yummy, Yummy, Yummy / Winter Skies / Into This Time / First Grade Reader / Mary-Ann / Down At Lu Lu's / Turn To Straw / Vacation / She's Not Comin' Home / It's A Sad Day / The Time You Spent With Me
「I Will Follow Him」が一大デビューヒットとなった彼女。60年代半ばにはドイツに活動の場を移しますが、その後も日本語のシングルをリリースしたり、世界各国で親しまれた存在でした。このシングルはお里帰り的リリースでしょうか。ちょっと大人になった歌声が印象的なカントリーポップ。新年を迎えるふたりの恋を歌ったB面もぐっときます。シングルオンリーです。.
当時ヒットしていたロイヤル・ガーズメンの「Snoopy VS The Red Baron」に便乗して制作されたシングル。アンサーソング風の作りです。ナッシュヴィルのスタジオミュージシャンたちに若いバンド風の演奏をさせているのでしょう。しかし、その縛りが無いB面はかっこいい! ポップなヤングガレージで、これはかなりいいですね! 海外ではもちろんこのB面の方が高評価!.
【曲目】The Sound Of Music / Bill Bailey, Won’t You Please Come Home / Born Free / Give My Regards To Broadway - California Here I Come / Once Upon A Time / Cuando Calienta El Sol / ‘S Wonderful // Goin’ Out Of My Head - Can’t Take My Eyes Off You / There’s A Kind Of Hush All Over The World / Mack The Knife / Is It Really Me? / The Goodbye Song / Battle Hymn Of Republic
【曲目】The Shadow Of Your Smile / Little White Lies / Memories Of You / Moonglow / Little Girl Blue / All The Way // When I Fall In Love / Pick Yourself Up / Bewitched / Early Autumn / Deep Purple【Arranger】【Conductor】 Lex Jasper
101ストリングスによるジョージ・ガーシュイン名曲集。20世紀アメリカで親しまれてきたさまざまなメロディをオーケストラでリアレンジ。大曲「Rhapsody In Blue」もコンパクトに編集したアレンジになっています。ラストのみガーシュインに捧げたオリジナル曲「Portrait Of You」になっています。.