英国人ピアニスト、ジョニー・ピアソンを軸に、ジャズ的なリズムセクションとストリングスで、スインギンロンドンな雰囲気を濃厚に醸し出したユニット。ヴィンス・ガラルディの名曲「Cast Your Fate To The Wind」を美しくカヴァーしたヴァージョンがワールドヒット。かくしてUSデビューとなりました。モッドなピアノインストとしても重宝! オリジナルのボッサ「Like The Lonely」もさりげなく素敵。.
Like The Lonely.
Cast Your Fate To The Wind.
Something's Coming.アメリカのセッションギタリストがコントラバスだけを相棒に取り組んだ静謐なギターアルバム。ジャズの常識にとらわれず、ビートルズもボサノヴァもフォーレやバッハ作のクラシックギター曲も、ふたりだけで真摯な音が紡がれます。ギターとベースのブリッジを、風景としての橋に見立てたアートワークも秀逸。オリジナルはドイツMPSでのリリースで、こちらはアメリカのマイナーレーベル盤です。.
Pavane.
Pensativa.
Elenor Rigby.サードアルバム。人気は前2作に押されて陰に隠れていますが、本作もとても良い内容。「Rockin' Chair」ではなんとホーギー・カーマイケルとデュエット。ニール・セダカの名曲「Sad Eyes」のメロウなカヴァーにもメロメロです。選曲の幅広さも魅力。70年代シティポップとして聴いても、いい曲ばっかり!.
Sad Eyes.
Rockin' Chair.
Wild Bird.ミュージシャン志望者がプロの演奏に合わせて練習するためのレコードで、必要なパートが欠けている=マイナスワンという仕立てです。おもにジャズ方面で、さまざまなジャンルや演奏形態にあわせてこのレーベルから何十種類も出ています。このアルバムはジャズシンガー志望の女性のための1枚。題材にも60年代後半の洒落っ気がある曲が選ばれてます。ギターでチャック・ウェイン参加。.
Out Of Nowhere.
Moon River.
Sunny.60年代にゲイリー・アッシャーと交流を持ち、サジタリアスにリードヴォーカルで参加。その後はCCMに転じてソロデビューしました。このサードソロはポップ的な質感と良質なメロディで人気。多重コーラスアカペラA-1「Anthem」のハーモニーワークだけでもまいってしまいます。ビーチボーイズ/イクイノックス・プロダクション的なポップSSWをお探しの方にも推薦です。ラス・カンケル、リー・スクラー、ジム・ゴードン、クラウス・フォアマンらLAの豪華メンバーが参加。.
Anthem.
Callin’ You.
So Thankful.主人公は元スリー・ドッグ・ナイトの一員。本作はデヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グルスカなどすごいメンバーに囲まれてのソロ作品。全体の雰囲気はブルーアイドソウル的で、テンポよく盛り上がる「You're My Day」で即死ですね。なにしろAORファンにとっては昔から途方もない名盤です。.
You're My Day.
Waiting For You.
I Know You’re Willin’ Darlin’.50年代の実験的スタイルこそ影をひそめたものの、ユーモラスなルックスとジェントルなツインピアノで長くアメリカ音楽界で人気を誇ったデュオです。本作はソフトロックエイジど真ん中でリリースされた1枚。スタンダードナンバーからバカラックまで、曲名に「LOVE」を持つものを集め、変わりゆく時代にも変わらぬ愛を表現しようとしています。.
The Look Of Love.
What The World Needs Now Is Love.
For Love Of Ivy.クインシー・ジョーンズをアレンジャーに迎えたアルバム。ジャケットのムードが物語るように、憂いを帯びたバラード中心の選曲。しかし、聴けば聴くほど起伏に富んだ音楽的表情の豊かさに圧倒されます。彼女自身がシンガーとして絶頂期にあったということもありますが、タイトル曲や「Smile」でのアレンジの緻密さなど、クインシーの非凡さも、大きな役割を果たしています。.
If You Go.
Smile.
Say It Isn’t So.ベテランの領域に入ってもみずみずしいプレイとセンスを忘れないサックスマン。80年代の作品ですが、頑固なほど50〜60年代スタイルのストレートアヘッドなハードバップを貫いてます。ピアノのハル・ギャルパーの助演も際立ちますね、ジャケも色鮮やかで目を引きます。.
Star Eyes.
Summer Night.
Nica’s Dream.往年のロックファンにはマストのTV番組、あの「ベスト・ヒットU.S.A.」のテーマ「Don't Worry Baby(サーフサイド・フリーウェイ)」を収録しています。日本ではV.T.sとして売り出していましたっけ。潮風に吹かれながら聴きたい気持ちのいい傑作ナンバーですね。アルバムの印象も西海岸のブリージーなAORのエッセンスを凝縮したような爽やかなもの。プロデューサーはラリー・カールトン。.
Don't Worry Baby.
Night People.
Do The Bossa Nova.ネルソン・リドルの華麗なアレンジをバックに歌った穏やかスイング盤。「Falling In Love With Love」のような曲の大胆なアレンジに両者の個性が見事に表れていますね。柔らかさの中に芯の強さを秘めた彼女の歌声は素晴らしいし、フレージングにも独自の個性が出来上がってます。いちばんジャズっぽいかも。すべての良い条件が揃った幸福な1枚。.
It All Depend On You.
Falling In Love With Love.
Taking A Chance On Love.「Memphis Underground」直前のハービー・マン。ストリングスを交え、ポップかつリズミカルなジャズを披露しています。ルルの「To Sir With Love」のあしらいや、思い切ってカリプソにしたドノヴァン「There Is A Mountain」もお見事。素晴らしいのはプロデューサーも務めるトリー・ズィトーの提供した「Flight Of The Bluebird」! この飛翔感、さからえません!.
To Sir, With Love.
Flight Of The Bluebird.
There Is A Mountain.ホノルルのラジオ局KIKIが主催したオーディション・プロジェクトの候補曲集です。ハワイ音楽にモダンな新風を吹かせた「Home Grown」よりは見かけない一枚。ジャンルの幅は多彩で、トラディショナルからコンテンポラリーまでスタイルはさまざまですが、素朴ながら宝物のような曲が眠ってます。シェリー・ココ・サムソン「Story Of Love」の歌声には惚れました。.
Story Of Love.
Out Here On My Own.
Tumbleland.レイドバックしたグッドタイムミュージックを70年代の西海岸に響かせたデュオ。デビューはA&Mでしたが、土臭さとアコースティックサウンド、人間味のあるハーモニーがうまく合致して、ヒット曲が生まれたのはこのセカンドから。「One Toke Over The Line(人生の道)」は日本でも親しまれたそうです。こういう優しい音はアナログで聴きたいものです。.
One Toke Over The Line.
Can’t Go Home.
Ruby On The Morning.A面ではギター四重奏団で「Davenport Blues」「In A Mist」などを早世した天才ビックス・バイダーベックの楽曲をビル・チャールズによるギターアレンジで演奏。レパートリーの選択センスがライ・クーダー「Jazz」に非常に近い。というより、あのコンセプトをジャズ・サイドから先取りしていた1枚かも。B面は戦前スイングの流れを汲む人気の高いギタリスト、カール・クレスとディック・マクダナフの作品を、娘のメアリー・ピザレリとデュオでやっています。これもまた素晴らしいです!.
In A Mist.
Davenport Blues.
Stage Fright.カリプソ・アルバムは数あれど、これは極めつけのユニークさ。なおかつ完成度も素晴らしく高いヒップなレコード。女性がリーダーというだけでも珍しいのに、スティール・バンドも出て来て、男性コーラスがジャイヴ的なハーモニーや合いの手を入れ、しかも人気の高い「I Want You To Be My Baby」を英語とフランス語混ぜこぜでカヴァーして。なによりイーニド嬢の声のいいこと! .
I Want You To Be My Baby.
Tinga-Layo.
Cheek To Cheek.現在もキーボード奏者として裏方で活躍するUKのブルーアイドソウルSSW唯一のソロ。ここに収録されたドゥーワップライクなモダンポップの名曲にしてヒット曲「Eighteen With A Bullet(憧れのヒットチャート)」は、もともとコリン・ブランストーンが歌う予定だったとか。ファルセットを活かしたグッドタイムでメロウなナンバーの目白押し!.
Eighteen With A Bullet.
Number One Priority.
Please.ミシガン州でひっそりと活動していた、ものすごく繊細なクリスチャン系シンガー・ソングライター。ふとしたはずみで消えてしまいそうなかけがえのない美しさを備えたメロディと、簡潔なバッキングとコーラスが織りなす世界観は他には替えがたいもの。ニール・ヤング「After The Gold Rush」の「Tell Me Why」の世界観がずっと続くような感じなんです。本当です。.
To Nancy.
Song.
All Been Ready.Epicでの充実した3作を経て、Private Stockに移籍しての唯一のアルバム。彼に「Escape」の大ヒットなどで本格的な成功が訪れるのは次作以降のため、やや評価されにくい位置づけにある作品ですが、サウンドや世界観の完熟を前にした作品となっています。最高にアーバンなメロウディスコ「So Beautiful It Hurts」をぜひ!.
Less Is More.
So Beautiful It Hurts.
Town Square & Old School.20世紀アメリカを代表するポピュラー作曲家リロイ・アンダーソンの楽曲をギターの弦をつまむように弾く特殊なピッキングで演奏しているのが本作。なんてありそうで無い音楽なんでしょうか! 「Typewriter」で死にました〜。レイモンド・スコットのファンも卒倒ですね。Golden Crestレーベルって奥が深すぎます。まだまだ謎盤がどれほど眠っているのか? .
The Typewriter.
Plink Plank Plunk.
Sleigh Ride.60年代アメリカを象徴するヤングポップス番組「フラバルー・ショー」との連動企画で生まれたビッグバンド&コーラスアルバム! 当時の番組のはじけた雰囲気を伝えるナイスなアレンジはピーター・マッツ。ジョージー・フェイムでもおなじみ「Yeh Yeh」のカヴァーは超かっこいいし、「I’m Telling You Now」のボッサアレンジも意表を突いてて最高です!.
Hullabaloo Theme.
Yeh,Yeh.
I’m Telling You Now.「世界残酷物語」から続く一連のイタリア産実録映画のひとつで、邦題は「地球のうぶ毛」! 無数のロケーションで撮影されたシークエンスをつなぎあわせた映画なので、サントラも短いトラックがいっぱい! レイモンド・スコット風の「Cartoonist」、ラウンジボッサ「Alla Mozart」をはじめ、数十秒〜2分程度のエキゾ/ラウンジ楽曲が目白押し! しかし「地球のうぶ毛」かー! 昔の人のセンスはすごい!.
Cartoonist.
Alla Mozart.
Music Car.キング・ハーヴェストの「Dancing In The Moonlight」とかと並ぶ70年代ブルーアイドソウルの名曲として名高い「How Long」収録のアルバム。ほとんどの曲を書いたポール・キャラックの資質が全開で、あらためてそのソウル度数の高さに驚いているところです。ロックバンド時代(4枚目あたりまで)のスティーリー・ダンとも通じる部分も発見。.
How Long.
Sniffin’ About.
24 Hours.楽しそうなメンバーの写真が印象的ですね! 元スライ&ザ・ファミリー・ストーン。元祖チョッパーベースで有名なラリー・グラハム。パーラメントよりも爽快。このグループの持ち味、忘れられるのはもったいないです。通算4作目。女性マルチプレイヤーのゲイル・”ベビー・フェイス”・マルドロウをメンバーに加え、よりポップなタッチになりました。.
Love (Covers A Multitude Of Sin).
Mirror.
I Got A Reason.ローラ・ニーロが「Gonna Take A Miracle」で彼らの「The Wind」(12歳のときに聴いたんですって)を採り上げたことで知られるデトロイトの伝説的ドゥワップ・グループ。スモーキー・ロビンソンも若い頃のノーランのファルセットに憧れたんだとか。モータウンの源流にあったデトロイトソウル。ガソリンスタンドのガレージでレコーディングしていたという噂も!.
Harriette,It's You.
Village Of Love.
Ali Coochie.ノースカロライナ州のビートバンドだった彼らを一躍有名にしたのが全米トップ10にチャートインしたタイトル曲。アメリカのオールディーズチャンネルでは今も常連です! この曲のイメージが強すぎて、彼らのブルーアイドソウルな魅力、ほとんど理解されてない気がします。このアルバムのアレンジャーは、シカゴジャズ/ソウル界の重鎮ジョニー・ペイト。お聴き逃しなく!.
Girl Watcher.
Little Miss Flirt.
Love Machine.70年代に一大潮流となるECMジャズのサウンドを60年代に先取りしていたような静謐な傑作です。ゲイリー・マクファーランドが作曲とアレンジを行い、スティーヴ・キューンをピアノでメインにフィーチャリング。チェンバー的なストリングスを交えながら、美しいジャズ組曲を作り上げました。アートワークまで含めた美学をゲイリーは自身のSkyeレーベルに、スティーヴはECMでの諸作に引き継いでゆきます。.
One I Could Have Loved.
St. Tropez Shuffle.
Traffic Patterns.男のたしなみを知るからこそできるスイングがある。ビリー・メイの目の覚めるような鮮やかなオーケストラと共に、ふくよかでヒップな歌唱を聴かせます。中でも超スピーディな「Cherokee」のアッパーなスウィング感といったら! 「Charmaine」「I Want A Little Girl」や「The Most Beautiful Girl In The World」もお聴き逃しなく。.
Charmaine.
Cherokee.
The Most Beautiful Girl In The World.クリストファー・クロス、ビル・チャンプリンなど豪華な顔ぶれが参加した、これぞAORのマストアイテム。CCMシーンで名前を知られてきた彼が、ボブ・ゴーディオをプロデューサーに迎え、ポップAOR路線に向かった1枚でもあります。全米トップ40ヒット「I Want You, I Need You」に代表されるウォームなヴォーカル、選り抜かれたメロディ、やわらかく揺れるアレンジ、そのすべてが聴く者のハートを優しく包みます。.
I Want You,I Need You.
Love’s Not One To Forget.
The Last Goodbye.なめらかでシルキー、ソウルフルな歌声はいつも爽快。時代がディスコ/16ビートに移行していくこの時期は、まさに今こそ聴いていただきたい! 流麗でせつなくて。数々の名カヴァーを生んだ「You're The Song」(トニー・リヴァース&ケン・ゴールド作)やボズ・スキャッグス「We’re All Alone」のカヴァーが最高。アレッシー、テディ・ランダッツォら選曲にも目が行き届いてます。プロデュースはボブ・ゴーディオ。70年代のフランキー・ヴァリにじつは駄作無し。.
You're The Song.
Can't Get You Off My Mind.
We’re All Alone.